Canada

ビジネスクラスで行く カナダ

ワイルド&フレンドリーな居心地のよさ

カナダ

©Hornblower Niagara Cruises

手厚いサービスに表れるホスピタリティ

カナダ乗り入れ航空会社


直行便

エア・カナダ全日空(ANA)日本航空(JAL)

主な乗継便

ユナイテッド航空、エバー航空

©Tourism Vancouver / Vision Photography

国土面積では世界第二位の広大な国、カナダ。それゆえ、航空事情もよく国内線ネットワークが充実しています。また、人気の4都市へは日本からも直行便があるほか、米国系の航空会社での乗り継ぎも可能なので、とてもアクセスのよい旅先といえます。太平洋を越えていく長距離路線はさまざまなサービスをしっかり堪能できるチャンス。ビジネスクラスででかける大きな意義がここにあります。日本の航空会社はもちろん、カナダの航空会社のクルーはフレンドリーな人が多いのも特徴的で、なにかとコンタクトすることが多いビジネスクラスではカナダ人気質が感じられるのも素敵なオマケかもしれません。

Point!

カナダ行きのビジネスクラス
ここがポイント

©エア・カナダ

航空会社の選び方

日本から直行便で行ける都市はバンクーバー、カルガリー、トロント、モントリオールと4都市。そのうち、バンクーバーとトロントは日系航空会社も就航しています。ただし、就航便は東京のみなので、地方都市からの出発の場合は羽田線を利用するのが楽でしょう。 羽田空港からカナダまでは2路線が就航しており、それぞれバンクーバーがANA、トロントがエア・カナダの運航便となっています。 成田空港からは多くのカナダ路線が就航しており、バンクーバーへはエア・カナダとJAL、カルガリー、モントリオールはともにエア・カナダのみの運航です。 マイレージを貯めることを考えると、ANAなど「スターアライアンス」加盟のマイレージプログラムを利用中であれば、バンクーバーなら羽田線または成田線どちらでも、「ワンワールド」加盟のプログラムならば成田線でJALを利用するのがいいでしょう。 それ以外の都市の場合は、直行便では「スターアライアンス」加盟のエア・カナダ便しかありません。乗り継ぎ便でもユナイテッド航空となりますので、やはり「スターアライアンス」が強いといえます。 たとえばオーロラ鑑賞でイエローナイフを最終目的地とする場合、バンクーバーで乗り継げば往復とも同日乗り継ぎが可能です。国内線はエア・カナダ利用なので、日本からもエア・カナダを利用するほうがマイレージを貯めやすいでしょう。カルガリー/イエローナイフ間はカナダのリージョナルエアラインのみの運航なので、国内線の分のマイレージは貯められません。ただし、ウェストジェット航空利用の場合、デルタ航空またはアメリカン航空のマイレージプログラムにマイル加算が可能です。

©エア・カナダ

エクスクルーシブな空港サービス

エア・カナダ利用の場合、トロントではビジネスクラス専用の発券機が用意されていて、座ってゆっくりと手続きができるよう配慮されています。もちろん、チェックインは優先カウンターがあり、とてもスムーズ。また、専属の案内係が常駐しているので、わからないことがあっても気軽に問い合わせることが可能です。さらに、乗り継ぎがある場合は到着ゲートにスタッフが迎えに来てくれ、次の乗り継ぎ便のゲートまでも案内してくれます。混雑時で不安な場合は事前に旅行会社などを通して手配しておきましょう。

©エア・カナダ

お楽しみの機内食

日系航空会社の機内食が楽しみなのはさることながら、エア・カナダも期待値が高い航空会社です。移民の国でさまざまな食文化が根付いているカナダだけに、機内食もバラエティに富んでいます。日本路線では和食と洋食からのチョイスとなりますが、その”洋食”部分が楽しみどころ。肉料理も魚料理も、ちょっと異国なテイストが盛り込まれることが多く、固定観念のない自由さはまさにカナダといったところ。機内食は「カナダらしさ」を体験するいいポイントかもしれません。

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カナダの見どころ

圧倒的な大自然に、機能的でありながらゆったりのんびりした雰囲気の都市、そして多様な移民文化が融合した独特の文化。一口に言い表すことが難しいのがカナダの魅力で、太平洋側と大西洋側でも異なった文化と雰囲気があり、北部ではカナダ先住民の文化が今に残っています。そのすべてを体験するのは一度の訪問だけでは無理かも! 広大な国ゆえに、何度も通って掘り下げたくなることは必至です。

バンクーバーの見どころ

西部の主要都市で、「住みやすい都市」で世界一の座を連続で守り続けているほど、環境の良さで知られています。ビーチサイドをのんびり散歩したり、トラムを乗りこなしてダインアウトやショッピングを楽しんだり。ちょっと車で1時間ほど足を伸ばせばスキー場にも行くことができます。自然と街の距離がとても近いのが、バンクーバーの大きな魅力です。

©Tourism Vancouver/Nelson Mouellic

乗り入れ航空会社

エア・カナダ全日空(ANA)日本航空(JAL)エバー航空

主な国際空港

バンクーバー国際空港

市内への所要時間

車で約30分

プラザプレミアム・ラウンジ

エア・カナダや「スターアライアンス」のビジネスクラス利用者以外のアッパークラス、およびクレジットカードの上級会員パスを持っている人が利用できるラウンジです。無料WiFiはもちろん、シャワールームやビジネスルームを備えており、使勝手のよさはバツグン。さらに、アルコールを含むドリンク類にはじまり多国籍な料理の数々でフライトを待つ人をもてなします。JAL利用の場合にも利用できるラウンジゆえか、日本式のカレーもあるというバラエティで、ヌードルバーもあるのでアジア系の利用者にはうれしいところです。

フェアモントホテル・バンクーバー

今も「ホテル・バンクーバー」の名で親しまれている名門ホテルで、カナダグランド鉄道ホテルのひとつとして1939年に建設されました。一連のホテルはお城のような外観でイメージが統一されていますが、フェアモントホテルグループの一員となり、大規模なリノベーションが行われた今もそのイメージは変わらずエレガントです。フィナンシャル地区に位置しており、どこへ行くにも便利なロケーション。スイミングプールやジムを備え、ビジネスにもレジャーにも適したホテルです。

©Tourism Vancouver/VanDusen Gardens

ヴァンデューセン植物園

かつてはゴルフ場だったという、22ヘクタールにわたって展開する、季節の植物を楽しめる植物園です。季節によって咲く花々が違うため、その季節ごとに見どころがあり、年間パスポートを購入して散歩に訪れる人も少なくありません。冬場、クリスマスシーズンには幻想的なライトアップをしており、こちらもわざわざ訪れたい美しさ。イベントシーズンには様々に趣向を凝らしたイベントを開催しています。市街からは公共の交通機関を利用して気軽に行けますが、イベントによって閉園時間が異なるので、事前にチェックしていきましょう。

©Butchart_Gardens

ヴィクトリア

意外や、ブリティッシュコロンビア州の州都があるのはバンクーバー島にあるヴィクトリア。バンクーバーの埠頭からわずか1時間半で行くことができるので、バンクーバーからの日帰り旅行にも適しています。カナダきっての温暖な気候ゆえ、「カナダで最も早く春が訪れる」と言われており、広大な敷地にあでやかな草花が植えられているブッチャート・ガーデンは人気の名所となっています。ほかに、ブリティッシュコロンビア州議事堂やロイヤル・ブリティッシュ・コロンビア博物館といった見どころがあるものの、こぢんまりとしたショップめぐりなどのアトラクションもぜひ体験したいところです。

トロントの見どころ

あくせくしていないのに、洗練された都会。それがトロントです。交通網が発達しているのでどこへ行くにも気軽に動き回ることができ、街歩きも楽々。美術館や博物館、野球スタジオなど都会的なアクティビティが目白押しです。冬場はブロードウェイさながらに観劇が充実するスポットで、観劇+グルメという贅沢な大人時間を過ごすのがおすすめです。

©Canadian Tourism Commission

乗り入れ航空会社

エア・カナダエバー航空

主な国際空港

トロント・ピアソン国際空港

市内への所要時間

車で約30分

©エア・カナダ

メープルリーフ・ラウンジ

カナダのフラッグキャリア、エア・カナダのラウンジで、英国の格付け会社スカイトラックスによるレイティングで『ビジネスクラスラウンジの食事』部門で2019年に見事アワードを受賞しました。ラウンジで供されるメニューはバンクーバーで最も人気かつさまざまな受賞歴のある実力派シェフ、デヴィッド・ホークスワース氏の監修によるもの。なかなか予約のとれないスターシェフの料理をいただけるというのは、このうえなくうれしいサービス。グルテンフリーやカナダ産の食材にこだわるなど、こだわりはさすがです。お腹を空かせて行きましょう!

ウィンザー・アームスホテル

静かな高級住宅街の一角にある格調高いホテルで、1927年に設立されました。全室が50㎡以上のスペーシャスなスイートルームで、それぞれの部屋のインテリアが異なり、アップスタンドピアノが入っている部屋も。世界的に有名なアーティストや俳優などが定宿にすることでも知られており、プライバシーはきっちりと守られます。バトラーサービスを備えた部屋ではまるで王様のように至れり尽くせりに過ごすことができるでしょう。1階のティールームでのアフタヌーンティーも有名で、きれいな帽子をかぶってお茶をいただくのがルール。帽子は貸出があるので、気軽に立ち寄ってみましょう。

©Canadian Tourism Commission

セント・ローレンス・マーケット

都会のど真ん中にあるマーケットで、レンガのいでたちからもその歴史がうかがい知れます。この場所に食料品の市場がたったのは実に200年も前のこと。その間ずっとトロントっ子の胃袋を満たす“食糧庫”であったこの市場は、野菜や果物、肉、魚、それらの加工品などあらゆる食料が売られています。特に付近の生産者からの出店が多く、東部カナダの味を求めることができるほか、その場ですぐ食べられるサンドウィッチやケーキなど軽食を売るお店もあり、食べ歩きもおすすめです。週末だけアンティークマーケットもたち、古い写真や香水瓶など興味深いものがいっぱい。屋内なので季節や天候に関係なく訪れることができます。

©Hornblower Niagara Cruises

ナイアガラの滝

トロントから車で約2時間、人気の日帰りスポットです。世界三大瀑布のひとつに数えられるナイアガラの滝には、年を通じてなにかしらお楽しみがあります。夏場は滝のすぐそばまで遊覧船で近づいて行けるアトラクションが、冬場は滝が凍ることがあり、また、凍らなくとも滝のしぶきをあびた周囲の木々が樹氷のように真っ白になる様子が見られます。周囲には本格的なゴーカートやヘリツアーなど様々なアトラクションがあり、夜間には滝がライトアップされるので、宿泊して楽しむのもよさそう。この地域はワインカントリーとしても知られており、ワイナリー巡りも非常に人気の高いアトラクションです。

バンフの見どころ

古くから温泉が見つかり観光地として開発されてきたバンフは、一年を通じて楽しむことができる理想的なリゾートです。雄大なロッキーマウンテンでのトレッキングやハイキングすれば野生動物に遭遇することもあるかも。冬場は世界でも指折りの雪質の良さを誇るスキー場へ。観光地として完成しているので、質の高いホテルやレストランも多く、ショッピングも楽しめます。

©Travel Alberta/Neil Zeller

乗り入れ航空会社

エア・カナダ

主な国際空港

カルガリー国際空港

市内への所要時間

車で約2時間

メープルリーフ・ラウンジ

エア・カナダのビジネスクラスラウンジです。バンクーバーやトロントのラウンジに比べ規模は小さくなりますが、軽食やアルコールを含むドリンク類のサービスはばっちり。さらに携帯電話や館内放送などの騒がしい環境をシャットアウトするゾーンが設けられており、ひたすら静かに過ごしたい人に好評です。帰国便は午後の早い時間ですが、バンフからは2時間ほどかかるため、空港に余裕を持って到着するには朝早くホテルを出る必要があります。ちょうど小腹の空く時間、日本に帰る前に最後のカナダワインや軽食を楽しめるのはちょっと贅沢でうれしいアクティビティです。

フェアモント・バンフ・スプリングスホテル

カナダ太平洋鉄道が敷設され、要所にいくつものホテルが建設された19年代後期に建てられた歴史あるホテルです。開業は1888年、現在の姿は火事のあとに全面改装したものですが、建設当初のお城をイメージしたその荘厳な外観が活かされており、世界有数の美しいリゾートホテルとして知られています。ロッキーマウンテンを見渡す風光明媚なロケーションに温泉施設もあり、夏場だけでなく冬にも人気が衰えることはありません(温泉は日本と違い、水着を着用、男女共用のプールのようなもの)。ちなみに、マリリン・モンロー主演映画『帰らざる河』の舞台になったことで一躍有名になりました。

©Travel Alberta/John Price

ビッグ3

スキーヤーにとってバンフは生涯に一度は訪れたい良質のスキーデスティネーション。“パウダースノー”よりさらにきめの細かい“シャンパンスノー”と呼ばれる雪質がその人気の理由で、バンフの町を中心に3つの山のコースへアクセスができるのも多くのスキーヤーを引き付けています。レイクルイーズ、サンシャインヴィレッジ、マウントノーケイの3つのスキー場は『ビッグ3』と呼ばれ、共通のリフト券が発行されているので、気に入ったコースがあれば何度も攻めるもよし、難易度の違うそれぞれのコースすべてにトライするのもいいでしょう。どのコースも広いので、混雑することがないのも利点のひとつです。

©Travel Alberta/Brewster

バンフ・ゴンドラ

698mを8分間滑走してサルファー山の頂上へ。雄大なカナディアンロッキーの山々を一望する絶景の中、さまざまなアクティビティを体験することができます。ゴンドラ内からの景色を楽しむことはもちろん、絶景の中でいただくランチやディナーは格別。また、沈む夕陽を眺めながら一杯、というのもロマンチックな過ごし方です。頂上にはロッキーマウンテンの歴史や生息する動植物のことをもっと知ることができる展示がしてあり、子どもも楽しめるプログラムも。季節のいいときにはボードウォークを散歩して、その清涼な空気を体感しましょう。

カナダの地図

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