How To Fly Premium Economy

プレミアムエコノミークラスとは

エコノミークラスとはここが違う!

©イベリア航空

How To Fly Premium Economy

プレミアムエコノミークラスの魅力を解説

「プレミアムエコノミー」は読んで字のごとく「プレミアムなエコノミークラス」で、近年では導入する航空会社が増えています。”エコノミークラス”と銘打ってあってもひとつの独立した座席クラスと考えてもよいくらい、サービス内容に差をつけている航空会社もあります。エコノミークラスとの違いを見てみましょう。

© 全日空(ANA)

便利な地上サービス

航空会社や空港によってはエコノミークラスのほかにプレミアムエコノミークラス専用のチェックインカウンターを設けていることがあります。また、ビジネスクラスのカウンターでチェックインできる航空会社もあり、エコノミークラスと分けることによってチェックインがスムーズに優先的に行われるので、待ち時間も少なくストレスフリーに。荷物にも優先タグをつけてもらえることもあり、到着後に荷物が早く出てくるという利点も。セキュリティチェックでは一般と同じ扱いであるものの、ビジネスクラスラウンジが利用できるサービスのある航空会社もあるので、待ち時間までもプレミアムに過ごすことが可能です。優先搭乗の対象かどうかは航空会社によります。

© スカンジナビア航空

ゆったりくつろげるシート

エコノミークラスとプレミアムエコノミークラスの決定的な違いは、座席の占有スペースの広さです。これはどの航空会社でも共通していて、シートピッチ(前の座席とのシートの間隔)がエコノミークラスよりも広めになっており、足元がよりゆったりとしています。会社によって違いますが、その差は10㎝から20㎝であることが多く、ほんの少しの違いが大きなゆとりを生むことがとてもよくわかります。また、シート幅も数センチ広めにしている航空会社もあります。その場合、座席配列もエコノミークラスと比べゆとりのあるものになります。

© シンガポール航空

こだわりの機内食

機内で受けられるサービスもエコノミークラスとちょっと違います。搭乗の優先案内がある場合、離陸前のウェルカムドリンク(ソフトドリンク)をサーブしてくれ、離陸前にフライト中の態勢を整えたうえでのんびりすることができます。また、機内食もプレミアムエコノミークラスのために特別にメニューを用意する航空会社もあり、中には有名レストランとのコラボレーション企画による逸品がサーブされることも。ワインにも赤・白以外のチョイスを持たせていたりと、プレミアムエコノミークラスでは機内食もお楽しみのひとつとなっています。

© 全日空(ANA)

ワンランク上の機内設備

シートピッチや幅の広さもさることながら、プレミアムエコノミークラスのシート周りに設置されている設備にも違いがあることがあります。ひざ下を支えるレッグレストがついていたり、2列目以降の座席であればフットレストがあり、足を上げておくことができます(※エコノミークラスでもフットレストがある航空会社もあります)。また、リーディングライトがついていたり。リクライニング時に後方の座席に影響のないシェル型シートであったりと、ちょっとしたポイントで利便性が追及されています。また、アメニティもプレミアムエコノミークラス用にちょっとアップグレードしたものが配られます。

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航空会社別プレエコのここがおすすめ

同じプレミアムエコノミークラスとはいえ、サービス内容は航空会社によりさまざま。おすすめの航空会社とそのサービスをエリア別にご紹介します。

ヨーロッパ系

ワンワールドワンワールド

イベリア航空

イベリア航空が力を入れているサービスといえば機内食。素材から選び抜いたスペイン料理に、カヴァ(シャンパーニュと同じ製法で造られたスペインのスパークリングワイン)をはじめとするスペインワインの数々。プレミアムエコノミークラスでも体験することができます。

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スターアライアンススターアライアンス

スカンジナビア航空

スカンジナビア航空のプレミアムエコノミークラス搭乗客は同社のラウンジを利用可能です。北欧らしく木のぬくもりを感じさせつつすっきりとスタイリッシュなインテリアで落ち着きがあり、のんびりするのに最適。北欧料理やアルコール類など軽食と飲み物が楽しめます。

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アジア系

スターアライアンススターアライアンス

シンガポール航空

シンガポール航空自慢の機内食は世界のトップシェフによって構成される「インターナショナル・カリナリー・パネル」の監修。路線ごとに違うメニューの数々はプレミアムエコノミークラスでももちろん堪能することができます。しかも、24時間前までに予約すれば、特別なメニューも選択が可能です。

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スカイチームスカイチーム

ベトナム航空

ベトナム航空のプレミアムエコノミークラスの座席はスペックがまるでビジネスクラス。B787-9ドリームライナーの場合、シートピッチは42インチ(106.68㎝)。実は同型機のビジネスクラスも同じシートピッチです(エアバスA350型機では38インチ(96.52㎝))。

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アメリカ系

スターアライアンススターアライアンス

エア・カナダ

機材によっていくらかの差があるものの、エア・カナダのプレミアムエコノミーの座席は幅がちょっと広めにとられています。たとえばボーイング777-300型機の場合、アームレストを含まない状態で50.8cmと、広々。食事やエンターテイメントシステムをゆったりと楽しめます。

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スカイチームスカイチーム

デルタ航空

太平洋路線では実質ビジネスクラスが最上級となるデルタ航空。ということは、ビジネスの次のクラスであるプレミアムエコノミーはビジネスクラス並み、ということに? 実際のところ、かつてはデルタ航空のビジネスクラスに導入されていたシートタイプがプレミアムエコノミーにも利用されています。

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日系

スターアライアンススターアライアンス

全日空(ANA)

チェックインのときからエクスクルーシブ感を出しているのがANA。羽田空港などではしっかりと「Premium Economy Class」の大きなサインとともにカウンターが用意されており、遠くから見ても一目瞭然。エコノミークラスと比べ座席数が少ないため、混雑する時期でも比較的チェックインまでの時間が短くて済みます。

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ワンワールドワンワールド

日本航空(JAL)

エコノミークラスとのシートピッチ(前の座席との距離)の差が大きいのが、JALのプレミアムエコノミークラス。エコノミークラスのシートピッチが86㎝なのに対し、プレミアムエコノミークラスではなんと107㎝と、20㎝もの差があります。

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