Spain

ビジネスクラスで行く スペイン

情熱の国でマジカルな体験を

スペイン

スペインらしさをふんだんに

スペイン乗り入れ航空会社


直行便

イベリア航空

主な乗継便

大韓航空キャセイパシフィック航空シンガポール航空、ブリティッシュエアウェイズ、エールフランス航空 、フィンエアーカタール航空エミレーツ航空、KLMオランダ航空

長らく日本からの直行便がなかったスペインですが、多くの要望を受けて再就航するや、ずっと満席という人気ぶりはさすがです。日本の航空会社の就航はないものの、アジアの航空会社をはじめ多くの航空会社が就航しているので、アクセスには不自由しません。南ヨーロッパならではの気候の良さ、歴史に裏付けられた独特の文化と美しい街並みなど、見どころの多い旅先です。地域に根付いた航空会社があり、国内線のネットワークも充実。じっくりと地域による文化の違いを堪能したい旅先です。

Point!

スペイン行きのビジネスクラス
ここがポイント

航空会社の選び方

直行便の場合


直行便ではスペインのフラッグキャリアであるイベリア航空のみが就航しています。イベリア航空はワンワールドのアライアンスに加盟しており、JALやフィンエアーなどのマイレージプログラムを利用していればマイレージの加算が可能です(※チケットタイプによっては加算がされない場合があります)。

乗り継ぎ便の場合


乗り継ぎ便利用ならより多くのチョイスがあります。 アジアの航空会社の場合、日本の主要都市からのフライトがあるという利点があります。同日乗り継ぎができない場合が多いものの、ビジネスクラスラウンジで食事や仮眠をとることができるので、ゆっくりと身体を休めることができます。

ヨーロッパの航空会社の場合、距離的に近いため乗り継ぎ便でも飛行時間は短くなります。また、日本から直行便のないバルセロナと接続している会社が多いので、最終目的地がバルセロナであればとても便利でしょう。ただし、往復とも同日乗り継ぎができない場合もありますので、スケジュールはしっかりチェックしておきましょう。

中東系の航空会社ではヨーロッパ線と比べ飛行時間が長くなりますが、機内サービスやラウンジの豪華さに定評があり、快適なフライトを約束してくれます。乗り継ぎ時間が10時間を超える場合にホテルなどを無料で利用できたり、市内観光などのアクティビティをチョイスすることができる航空会社もありますので、ビジネスクラスのサービスを事前に調べておくといいでしょう。

秀逸なワインセレクション

日照時間が長く、湿度が少ないというブドウ育成に適した気候のスペインは、いわずとしれたワインカントリーです。シャンパンと同じ製法で作られるカヴァや、スペイン人気質を表すような情熱の赤ワインなどさまざまなワインがあり、また、近年では化学反応を利用してできた青いワインが注目を浴びています。伝統的でありながら現在も進化を続けるスペインワインをじっくりと楽しめるのが、イベリア航空のワインセレクション。「機内でワイナリーめぐり」を標ぼうするだけあって、3か月ごとに内容が更新され、スペイン産のさまざまなワインを紹介。今年のトレンドを学ぶのにもよさそう。ワイン好きならばぜひトライしたい品に出合えるでしょう。

©イベリア航空

グルメなラウンジ

なかなかのグルメ大国であるスペインゆえ、イベリア航空のラウンジは料理にも並みならぬこだわりがある様子。ワインセレクションはスペイン産のワインを22種もとりそろえてあり、ワイン通を楽しませてくれることはうけあいです。また、数々のスペイン料理はもちろん、野菜をたっぷりと使った料理やグルテンフリー、ラクトースフリーなど健康に気遣う人にもうれしいメニューをも取り揃えており、誰もが満足できるラウンジを目指しています。急いでいる人用、ゆったりとラウンジを楽しみたい人用とスペースがわかれているのも、お互いストレスフリーに過ごせる配慮といえます。

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ここがおすすめ!
スペインの見どころ

陽気な人々、おいしい食事とワイン、温暖な気候と、旅にうれしい要素がいっぱいのスペイン。美術や芸術鑑賞のほか、バルと呼ばれる気軽な立ち飲み屋をはしごするといったアクティビティも魅力です。カソリックの文化が色濃く残っているほか、フラメンコや闘牛といったスペインならではの文化もあり、見どころはもりだくさん。また、地中海沿岸部や島では驚くほど美しい景色とのんびりしたライフスタイルが楽しめます。

マドリッドの見どころ

スペインの首都であり、文化や歴史が集結した文化都市でもあります。天候がよく、冬場でも過ごしやすいことから観光都市としても人気が高く、多くの美術館や博物館といった見学施設、ショッピングやダインアウトにぴったりの複合施設など都市型のアクティビティが豊富です。歴代のスペイン王が住んでいた宮殿や、アルムデナ大聖堂、アルカラ門など古くからある建造物も多く、街歩きが楽しい旅先です。

©Shie Iwasa

乗り入れ航空会社

イベリア航空、大韓航空キャセイパシフィック航空カタール航空エミレーツ航空フィンエアー 、エールフランス航空

主な国際空港

マドリード・バラハス国際空港

市内への所要時間

車で約30分

©イベリア航空

プレミアムラウンジ・ベラスケス

イベリア航空のビジネスクラスラウンジはターミナル4Sの非シェンゲン加盟国行き出国エリアにあるラウンジです。広々とした機能的なスペースはテーマカラーの赤とやさしい白のコントラスト。おしゃれな空間となっています。24時間営業ゆえ、どんな時間帯のフライトにも対応。さまざまなタイプのカウチやテーブル席などがあるので、利用時間帯に応じて居心地のいいスペースを確保することができます。バーエリア「ピノテカ」ではスペイン産ワインはもちろん、それに合わせたピンチョスも用意されており、スペインらしい時間を過ごせそう。また、レストランではビュッフェのほか、一品料理もそろえています。キッズコーナーもあるので、子どもたちも楽しみながらフライトを待つことができるでしょう。

グランホテル・イングレス

1886年に創業したホテルで、建物自体は1853年に建築されたものです。開業当時、マドリードにはレストランなどを併設した宿泊施設はなく、同ホテルはマドリードで初めてのラグジュアリーホテルとして知られています。現在はたった48室のブティックホテルで、ネオモダンな室内はまるで自宅のような落ち着きがあります。また、レストランに定評があり、創業当時からずっと変わらず、伝統を守りながらも斬新なテイストを提供しています。マドリードの中心地というロケーションもまた、旅行者にとって魅力的な要素のひとつです。

プラド美術館

世界でも指折りの美術館のひとつに数えられる、スペインの誇る美術館です。19世紀に王立美術館として設立し、スペイン王家の美術コレクションを収蔵しています。ベラスケスやゴヤといったスペインの代表的なアーティストの作品はもちろん、ルーベンスやレンブラントなどのフランドル(オランダ)絵画も多く、大変見ごたえがあります。建築も美しく、18世紀に建てられたメイン館のビリャヌエバ館のほか、2007年にはプリツカー賞を受賞したスペインを代表する建築家ホセ・ラファエル・モネオ氏による設計のヘロニモス館が増設されています。

©Shie Iwasa

エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウ

地元だけでなく世界中に多くのファンをもつサッカーチーム「レアル・マドリード」の本拠地となるスタジアムで、試合のないときは内部を見学することができます。ピッチの中まで入ることはできませんが、観客席から全貌を見ることができるほか、チームのロッカールームやファンにはおなじみのプレスルームも公開されています。また、サッカー史やチームのユニフォームなどを展示したフットボール博物館を併設しており、チームのファンでなくとも楽しめるでしょう。オフィシャルショップもあり、お土産を買うにも適しています。

バルセロナの見どころ

風光明媚な地中海沿岸部の街で、マドリードに劣らぬ文化都市です。独特の文化圏であるカタルーニャ地方の中心都市ゆえ、建築様式や食文化など街歩きだけでも見どころはいっぱい。特にカタルーニャ出身の偉大な建築家アントニ・ガウディの手になる建築物が多く見られ観光名所となっています。ちょっと足を伸ばしてビーチやワイナリーめぐりなども楽しめます。

乗り入れ航空会社

イベリア航空、大韓航空キャセイパシフィック航空シンガポール航空カタール航空エミレーツ航空 、エールフランス航空

主な国際空港

バルセロナ=エル・プラット空港

市内への所要時間

車で約40分

©イベリア航空

VIPラウンジ

日本からは直行便がないものの、マドリードとバルセロナ間の移動にイベリア航空国内線ビジネスクラスを使った場合、特別なサービスが受けられます。プエンテ・アエレロ路線と名づけられたこの路線は、専用のミニターミナルがありチェックインから搭乗までが実にスピーディーに済ませられるよう設計されています。ラウンジももちろんマドリード行きの乗客専用ゆえ、混み合うこともなくプライベート空間でくつろぐことが可能。ブエリンク航空便と併せて1日26便もあるため、のんびりというよりGrab&Goなビジネスマンも多いという特徴があります。

ホテル バゲス

バルセロナにて19世紀半ばにファミリービジネスとして始まり、今やスペインの老舗高級ジュエリーブランドとして知らぬものはいないバゲス・マリエラ。その工房であった建物が2010年にホテルに生まれ変わったのが、このバゲスホテル。クラシカルなファサードはオリジナルのまま残されており、ちょうどゴシック地区のランブラス通りに位置しているため街の雰囲気にもぴったりマッチ。31室のスイートはアールヌーボーの流れを汲みながらも浮ついたところがなく落ち着きを醸し出しています。ミュージアムホテル(実際にジュエリー美術館も併設)の名の通り、室内にもジュエリーコレクションが飾られています。

サグラダファミリア

スペインを代表する建築家アントニ・ガウディによる設計で、その緻密なデザインから完成まで200年を要するとされていた、未完の教会ですが、2026年ガウディ没後100年に完成させるべく、現代技術を駆使して現在も工事が続いております。ほかのガウディの作品とともに世界遺産に認定されており、観光名所としてはバルセロナきっての人気を誇ります。ファサードにもキリスト生誕から受難にいたるまでの物語が彫り込まれるなど、外観に見どころがあり、じっくりと見学したい場合は双眼鏡などを持っているとよさそうです。内部も壮大かつよくある教会建築とはまったく趣が異なり、ガウディらしさをそこここに感じるでしょう。日本語のオーディオガイドもあるので、利用をお勧めします。

サンパウ病院

ガウディと並んでカタルーニャ地方独特の建築様式であるモデルニスモを取り入れた建築物で、世界遺産に認定されています。アールヌーボーのような美しい曲線と装飾が特徴ですが、北アフリカと距離的に近いこともありイスラム様式をも取り入れられているところが独特。病院として2009年まで診療を続けていましたが、現在は観光名所として一般に公開されています。設計はリュイス・ドメネク・イ・ムンタネーで、ガウディの師でありライバルでもあった建築家。同じく人気の名所カタルーニャ音楽堂の設計者としても知られています。

グラナダの見どころ

バルセロナと並んで、独特の文化が形成されており、街並みの美しさ、エキゾチックさで多大な人気を博しています。地中海沿岸部という場所がら、かつてイスラム支配を受けた歴史から、イスラム様式の建築物が多いこと、それらとキリスト教文化が絶妙に融合した街並みは、まさにこの地ならではのお楽しみです。また、気軽に一杯、と立ち寄れるバルでのお楽しみもマストトライなアクティビティですので、ぜひ!

乗り入れ航空会社

イベリア航空、ブエリング航空

主な国際空港

フェデリコ・ガルシア・ロルカ・グラナダ・ハエン空港

市内への所要時間

車で約20分

パラドール・デ・グラナダ

国営ホテルのパラドール。スペイン国内に90以上にものぼる展開で、どれもかつての応急や修道院など歴史的かつ芸術的価値の高い建築物を改装して宿泊施設としているところが共通しています。グラナダのパラドールのポイントは、なんといっても世界遺産・アルハンブラ宮殿の中にあること。その敷地内に位置し、パティオや礼拝堂など、一般の観光客の見学ルートでは立ち入ることのできないエリアに滞在することができます。また、その土地ならではのグルメを提供しているのもパラドールの特徴で、アラブとスペイン双方の魅力が融合したメニューを堪能することが可能です。非常に人気の高い宿泊施設ですので、早期の予約がおすすめです。

©Madoka Kikuchi

アルハンブラ宮殿

イベリア半島最後のイスラム王朝であるナスル朝時代に建設された城塞で、住居やモスク、学校などひととおりの施設が整った都市でもあります。丘の上に位置しているところからも要塞であったことがよくわかり、また、中庭を囲むような建築様式はイスラム建築独特のものですが、なる宮殿ではキリスト教文化の影響も見られ、非常におもしろく歴史や文化を学ぶこともできるでしょう。庭園や別荘など見どころはたくさんありますが、とても広いので時間配分に注意。1日かけてじっくり見学するのがおすすめです。予約も必要です。

バルめぐり

スペインではどの街においてもバル巡りはおすすめのアクティビティ。ふらりと立ち寄って「タパス」と呼ばれる小皿料理をいただきつつ、立ち飲みで飲み物を楽しみます。1軒で1杯、1皿、というようにいくつかのバルをはしごするのが一般的で、地元の人が陽気に語り合う姿は夜の街のおなじみの風景です。特にグラナダでは飲み物にタパスがセットになっているのが特徴的で、イスラム文化の影響を受けた独特なテイストのおつまみに出合うこともあり楽しさはひとしお。お店の味や雰囲気が気に入ったら、2杯、3杯と注文するのももちろんOKです。

スペインの地図

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