How To Fly First Class
〜ビジネスクラスとの違いは?〜
How To Fly First Class
各社が知恵をしぼって、いかに異空間を作り上げるか?にこだわっているのがファーストクラス。機上であることを忘れるだけでなく、非日常的なラグジュアリー体験ができるのが大きな魅力です。
地上で受けられるサービスから、ぐっと差がついているのがファーストクラス。航空会社によっては自宅やホテルまでの送迎サービスがあったり、車寄せから直接ファーストクラス専用のチェックインカウンターに通され、座ったまま手続きができたりと、さまざまです。もともとファーストクラスは座席数が少ないこともあり、カウンターで並ぶこともなくスムーズ。空港によってはファーストクラス客専用通路でラウンジまで行けたりと、空港混雑時にも待たされるなどのわずらわしさがありません。
機内ほど制約のない空港内では、サービスの幅もぐんと広がるもの。海外の航空会社の場合、日本の空港ではアウェーであるため控えめでも、“本拠地”となる自国のラウンジでは驚くほど様々なサービスが受けられます。まるで高級レストランのようなシチュエーションでの食事、マッサージやスパなどのリラクゼーション、ホテルの一室のようなプライベート空間など、航空会社によってさまざま。空港にはぜひ早目に到着して、それらのサービスを楽しみましょう。
ビジネスクラスよりもさらに座席ピッチなどが広くとられているのはもちろん、近年ではどんどん個室化が進んでいるのがファーストクラス。安全面から完全個室ではありませんが、乗客同士は互いに見えにくい設計となっているためプライベート感がぐっと増しています。また、就寝や食事などシーンに応じてさまざまにシートの形を変えることができるので、長時間のフライトでもずっと同じ姿勢でいなくてはならないということがありません。家族やハネムーンでの搭乗も想定してあり、隣り合った座席でパーティションを下げて顔を見ながら食事をしたり、ダブルベッドのように広々とシートを使うことができる航空会社もあります。
航空旅行のお楽しみのひとつ、機内食。ファーストクラスではウェルカムドリンクからシャンパーニュがサーブされ、ワインの品ぞろえもビジネスクラスよりさらに充実させている航空会社がほとんど。また、メニューも目的地や航空会社本国の名物料理が取り揃えられ、会社によっては自国の有名シェフによる監修など、趣向を凝らしたものから選ぶことができます。近年では乗客の好きなタイミングで機内食をいただくことができるといったサービスを実施する航空会社も珍しくなく、選択肢が多く自由度が高いというのも、ファーストクラスの特長のひとつです。
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近年ではビジネスクラスの充実によりファーストクラスを廃する航空会社がある反面、ファーストクラスでこそおもてなし力をスパークさせる会社もあります。それぞれのお国柄を反映した独特なサービスの数々を体験しましょう。
ここ数年、サービスの良さでエアラインランキングの上位に常連のガルーダインドネシア航空。特に力を入れているのが、機内食です。アッパークラスでは本物のシェフが登場(搭乗?)。機内食の最後のひと仕上げを行い、よりフレッシュな食体験を楽しむことができます。
機上の快適性を競うように追求しているのが中東系航空会社。ここまでやっちゃいましたか……というのがエミレーツ航空のシャワールーム。ファーストクラスの乗客は上空1万フィートの機内でシャワーを浴びるという稀有な体験をすることが可能です。
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