オールインクルーシブのラグジュアリー客船「バイキング・エデン」
2024年11月より日本発着クルーズをスタートしたバイキング・エデンに乗船してきました!
<シップデータ>
客室は全てベランダ付、船内は洗練された北欧デザインでまとめられ、クルーズ代金には食事中のアルコールを含む飲み物、チップ、港湾費用、Wi-Fiが等が含まれるオールインクルーズ制を導入
就航:2017年/総トン数:48,000t/全長:227m
最大幅:29m/乗客定員:930名/巡航速度:20ノット
チェックイン
チェックイン開始時刻は客室カテゴリー毎に分かれています。
大きな手荷物を預けたらチェックインカウンターへ。
事前にMy Viking Journeyにてオンラインチェックインは済ませていましたが特に画面の提示は求められず、パスポートのみで完了しクルーズカードを受け取ることができました。
避難訓練
船に乗船したら、まずは避難訓練があります。
クルーズカード右上のAssembly StationがAならザ・シター・シアター、Bならザ・レストランへ行き、クルーの説明と動画の閲覧をし、クルーズカードをスキャンしてもらい完了となります。
客室(デラックスベランダ)
・クローゼット内:木製ハンガー、バスローブ、スリッパ、傘
・コーヒーマシン、コーヒーカップ、ティーバッグ、砂糖のセット
・湯沸かしポット
・ガラスポット入りの飲用水とコップ(毎日補充されます)
・ミニバー:ウーロン茶、緑茶、コカコーラゼロ、スプライト、ピーナッツ、チョコレート各々2個
※一日一回無料で補充されます(デラックスベランダの場合)
※ミニバーの内容、特典の条件は客室カテゴリーごとに異なります。
・バスルーム:ボディソープ、シャンプー、コンディショナー、ボディローション、歯ブラシ、歯磨き粉、シャワーキャップ、綿棒&コットン、ティッシュペーパー、フェイスタオル、バスタオル、バスマット
※洗面所部分は床暖房となっていますので寒い日は助かります。
・テレビ:船内の案内や寄港地の情報などが確認できます。
・バルコニー
・船内新聞:新聞にて船内イベントのスケジュールを確認できます。
クレジットカード登録
デッキ1のゲストサービスにてクレジットカードの登録ができます。
スペシャリティ・レストラン予約
デッキ7のワールド・カフェ入口に【レストラン予約】の窓口があります。
マンフレディーズ/シェフズテーブルの事前にMy Viking Journeyで予約をした分の変更や、新規予約が可能です。
◆12月14日(土) 乗船日
夕食はマンフレディーズ(イタリア料理)へ
前菜、スープ、サラダ、メイン(魚・肉)、デザートをお好きな組み合わせで。どれもかなりのボリュームのため、ハーフポーションでオーダー、ラムチョップはお好みの本数でオーダーできました。
★ダイニングの重要な特徴→営業時間が比較的短いです!
メインダイニング、スペシャリティ・レストラン、ビュッフェレストラン共に17:30~20:30
◆夕食後、20時30分からバイキング・ウエルカムレセプションへ
乗船日の夜ということで、船長はじめシニアオフィサーがステージにあがり一人ずつ短いスピーチ。
英語、中国語の2か国語であいさつする方がほとんどで、中国語がネイティブな感じでした。
その後特別講演の講師や歌、ダンスのキャスト等がステージであいさつし2日目以降の船内エンターテインメントのイントロダクションとなりました。
MCを務めたアシスタントクルーズディレクターは日本語と英語を自在に話し会場を盛り上げていましたが、歌やダンス自体は華やかなショーというイメージではなく落ち着いた大人の雰囲気を感じる客船です。
◆12月15日(日) 終日航海日
朝食はワールド・カフェ(ビュッフェレストラン)へ
テーブルにはポットに入った温かいコーヒーがあらかじめセットされています。
種類はそれほど豊富ではありませんが、一つ一つのクオリティは高く、テーブルも広く清潔ですからビュッフェで沢山取り過ぎてもゆったりくつろいで食べることができます。
この日は日本が誇る絶景の海域「瀬戸内海クルージング」。冬晴れの海を穏やかに、島から島へ、橋から橋へ、厭きることのない美しい景色が楽しめました。
今日は終日航海日なので、数々の船内イベントに参加、食事、ティータイムを体験したりしてクルーズライフを楽しみました。
午前9時からはプール・デッキにてメレンゲダンスクラスに参加
フラビオ先生のダンスレッスンはソロで踊れるタイプなのでパートナーは不要です。ユーモアたっぷりのレッスンで心も身体もリフレッシュ!
午前10時からは特別講演「水辺のワインと山辺のワイン」
ワインに関する興味深い講義内容を楽しみました。午後の部も楽しみです!
昼食はスカンジナビアフェア開催のワールド・カフェへ
ビュッフェレストランでも日によってはテーマ料理が設定されるようで、この日のテーマであるスカンジナビア料理が特別に並びました!
隣接するプールグリルではハンバーガー類のほかに、2種類の麺類(この日はうどんとアジアヌードル)の提供がありました。
◆午後3時30分からはウィンターガーデンでアフタヌーンティー
写真は2名分です。3段トレーにスコーン、サンドイッチ、プチケーキが盛られ、アフタヌーンティー気分も上がります。お茶の選択肢も豊富です。
スコーンにクロテッドクリームが付いてこないのが少々残念。
スタート時間から間もなく満席、ウェイティングの列もどんどん長くなっていました。早目に行かれることをお勧めします!
午後4時30分からは特別講演「土のワイン、岩のワイン」
午前中のワイン講義の続きです。ワインへのマニアックな視点が面白い講演でした!
夕食はメインダイニング「ザ・レストラン」へ
フリーシーティングのため、予約は不要です。
前菜やメイン料理、デザートを組み合わせてのオーダーですが、ご飯、味噌汁、香の物もチョイスできるのはありがたいです。
◆12月16日 釜山寄港
朝食はルームサービスを利用
前日夜11時までにオーダー表をドアノブにかけておけば、翌朝お部屋まで朝食が届きます。今回は午前8時デリバリーに〇を付けたところ、15分前にドアがノックされました。今回は和朝食セットを頼んでみました!他には中華朝食セットがあり、日替わりの中華粥がおすすめとの事です。
この日は釜山の街を散策することにし、パスポートを持って下船、ターミナルビル内で対面式の入国審査を受けました。ターミナル内には両替機が設置されており簡単に日本円から韓国ウォンに両替ができました。
シャトルバスは港⇔南浦洞(ナンポドン)間で運行され、午前9時からスタート。30分間隔での運航ですが初便から満席の連続でした。南浦洞までは片道20分程度です。シャトルバスの時刻表はゲストサービスにて確認できます。
午後4時15分からはプール・デッキにてサルサダンスクラスへ
寄港地で観光した後は船内イベントで楽しみます。昨日のメレンゲダンスに続き、ラテンダンスのレッスンへ。講師は同じくフラビオ先生です!
夕食は予約していたシェフズテーブルへ
シェフズテーブルのテーマ料理は3種類、地中海料理、カリフォルニア料理、チャイニーズが順番に設定されています。私たちが予約した日はチャイニーズでした。
鶏肉と椎茸の焼き餃子・酸辣湯・蒸し魚・和牛ビーフ・マンゴークリームが今回のメニュー、それぞれにあわせたワインが提供されます。ワインとのペアリングが出来るレストランですが、ビールも注文する事が出来ました。(無料です)
◆12月17日 八代港にて下船
今回は途中下船のため、八代港で下船しましたが、船は次の港へ出航していきました。
■全体の感想
船首・船尾には「招商伊敦」の文字が残り、中国の国旗も掲げられており、シニアオフィサー含めクルーにも中国の方が目立ちます。ただ、クルーは親切で笑顔の対応も多く、よく気が付くので快適な船内生活を送ることができました。客室はシンプルで使いやすく、掃除も行き届いて清潔。食事も美味しく頂きました。日中のイベントや夜のショーは派手ではありませんが楽しめますし、静かに生演奏を聴きながら過ごすことを好むお客様にはぴったりだと思います。
大人の雰囲気をお楽しみいただくには最高の客船です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。小泉 バイキング・エデン ツアー一覧はこちら
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クルーズマスター
小泉 芳弘
koizumi
約30年に亘り、商品企画から販売までクルーズ全般に携わる。2007年にはクルーズのプロの証と言える「クルーズ・マスター」に認定。クルーズ乗船歴は、世界最高峰の名船『ロイヤル・バイキング・サン』からカジュアル客船まで約300回を超える。
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