飛鳥Ⅱ

2022.9.5

【飛鳥Ⅱ】スタッフ最新乗船記　飛鳥Ⅱ～A-styleクルーズ初夏～3日間～

飛鳥Ⅱ スタッフ最新乗船記

【飛鳥Ⅱ 乗船レポート】飛鳥Ⅱ～A-styleクルーズ初夏～
(2022年6月10日～6月12日：3日間)

日本船「飛鳥Ⅱ」

クルーズ経験のない方でも一度は名前を聞いたことがあると言われるほど有名な客船「飛鳥Ⅱ」。 5つ星のラグジュアリー船「クリスタル・ハーモニー」をリメイクしただけあって、外国船並みの華やかな雰囲気と日本船ならではの落ち着いた雰囲気を併せ持っています。また、クルーズ専門誌が主催する「クルーズシップ・オブ・ザ・イヤー」総合部門1位を初代「飛鳥」から25年連続受賞しているほど評価が高く、外国船並みのスペーシャスな船内設備から日本船ならではの極め細やかなサービスを併せ持つ飛鳥Ⅱで是非極上のクルーズをご体験下さい。

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◆飛鳥Ⅱ 乗船レポート◆

飛鳥Ⅱに乗船するのは2回目です。初めて乗船したのは去年の6月。それからどう変わったか、気になっていました。
前回は乗船の10日前頃にPCR検査キッドが自宅へ送られてきていましたが、今回からは事前のPCR検査はなく、乗船日のPCR検査が1回行われるだけです。事前に必要なものは健康チェック表の記入です。当日のチェックインはこの健康チェック表以外に下記が必要です。

①乗船券　本人確認が可能な書類(原本)
②乗船チェックシート/感染症に関する質問票(両面1枚)
③新型コロナウィルスワクチン2回接種が確認できるもの
あるいは、自分で受検したPCR検査等の陰性証明(ともにコピー、アプリ可)

1日目

PCR検査は当日の1回のみとなりましたが、陰性になって乗船できるまでに数日間はドキドキするもので、今回も例にもれず緊張して前日は眠れませんでした。

乗船前

集合時間に大さん橋へ到着し、荷物を預けてからPCR検査を受けるための待合エリアへ。万が一、陽性で乗船出来なかった場合でも預けた荷物はきちんと戻ってくるそうなので、気にせず先に荷物を預けましょう。乗船してからお部屋に入れるまで時間がかかる場合もあるので、重い荷物は早めに預けるのが良いと思います。
待合エリアで待っていると、係員から検査へ進むように声をかけられます。検査前に、チェックイン用に用意していた書類を簡易受付で提示します。この時に、健康チェックシート/感染症に関する質問票(両面1枚)が回収されます。
そのあと、別スペースにて約20名のグループで、係員の指示によりPCR検査が行われます。PCR検体採取は、綿棒のようなものを口の中にくわえ、舌の上にのせ30秒数えたら終わりです。
2名1室の場合1名につき綿棒が1本、1名1室の場合1名につき綿棒が2本渡されました。1部屋に対して2本の検体を採取する仕組みのようです。
検体採取が終わると、再び別の待機スペースへ移り、検査結果待ちとなります。
結果がわかるのが検体採取後約1時間半。

検査結果が早い理由は、飛鳥Ⅱに検体技術士が1名乗船しており、わたしたちの採取された検体は、この検体技術士によって飛鳥Ⅱ内で検査されるとのことです。
待機スペースでは、お水(ペットボトル)、船内新聞(アスカデイリー)が渡されソーシャルディスタンスの保たれた椅子に座って待ちます。前方にテレビがあり、船内説明や新型コロナウィルス対策ガイドラインが流れていました。また座ったままできるエクササイズも放映されていました。

私の場合、11:00に大さん橋に集合して乗船開始が13:00
お腹がすいたので乗船後すぐ、フォーシーズン・ダイニングルームへ。エントランス(5デッキ)の目と鼻の先のレストランです。この日は軽食ベジタブルカレーライスを提供していました。すごく美味しかったです。

次にリドカフェ(デッキ11)で、軽食のバーガーを食べました。こちらも美味しかったです。

アスカアヴェダサロン＆スパ

自分のご褒美に時間があれば是非体験したいと思っていた「AVEDA」のスパへ。
日によってキャンペーンもやっているようなので、メニューは都度ご確認ください。
今からならすぐできますとのことだったので、この日はアロマボディトリートメント60分(15,400円税込)の施術にしました。3種類のオイルの中から自分の好きな香りを選び、そのオイルで施術をしてもらいました。担当者の方がとてもお上手で大変満足しました。

クルージング中にまた施術を受けたいと思いましたが、時間がなく受けることができなく残念でした。
乗船後、お部屋に立ち寄らずスパへ直行し、空きがあればその場で施術を受けられるというのは、クルーズならではの贅沢です。

お部屋

今回のお部屋はDバルコニーでした。ソファもあり想像していたよりかなり広々としており、ゆったりと過ごすことができました。もちろんアメニティも充実しています。

嬉しかったのは、アメニティ一式が入ったポーチが前回乗船したときのデザインと変わっていたことです。これはリピーターにとって、またコレクターにとっては嬉しいサプライズです。

避難訓練

乗船のお客様は出航前に必ず避難訓練を受けなければなりません。
クルーズカードに記載されている指定の場所と時間にお客様が集合し、スタッフから緊急時に際しての説明を受けるというものでした。
今回も場所と時間は指定されましたが、お客様がおのおの集合場所に行くと、待機しているスタッフがお客様のクルーズカードを読みとり、簡単な説明を受け終了でした。
船会社は新型コロナウィルス感染拡大防止のために、その都度、より良い方法を導入している印象を受け、日々尽力されているのだなと感じました。

※避難訓練場の指定の場所は7デッキ(プロムナードデッキ)の救命艇下で、クルーズカードで、どの救命艇番号に集合か確認いただけます。集合時間は船内新聞でご確認いただけます。

夕食【ドレスコード；カジュアル】

夕食1回目：17：15～19：00
夕食2回目：19：45～21：30

※夕食の回数や、時間はコースによりますので、クルーズカードや船内新聞でご確認ください。
前回乗船時の夕食は1回制でした。今回の夕食は2回制で、わたしは2回目の夕食でした。
各施設を利用するときは、クルーズカードの読み取りが必要です。レストランで着席するとスタッフがクルーズカードの読み取りにきます。クルーズカードを読みとった後、着席しているテーブルのICも読み取ります。これで乗船客が船内のどこに立ち寄ったかがわかるシステムになっており感染対策も完璧です。

2日目

Aスタイルクルーズは終日クルージングの旅です。船内でどんな過ごし方が出来るかが楽しみです。

朝食

インターナショナルビュッフェ会場と和食会場がありますが、本日は和食にしました。和食は、白米かお粥が選べますが、その他は決まったメニューです。朝食とは思えない豪華な食事になりました。

アクティビティ・施設

ゴルフ・卓球

6デッキの船尾がスポーツエリアになっています。このエリアの卓球とゴルフコーナーには1日1回は遊びに行きました。特に時間制限や予約制ではなく、自分のスケジュールに合わせて訪れることができたので良かったです。また、船内イベントのゲームもこのスポーツエリアや同じく6デッキ船尾のクラブ2100で行われます。

カジノ：モンテカルロ

日本の法律ではカジノでお金を賭けることはできないので、コインを購入して遊びます。
初めてでも遊び方を教えてくれるので初心者でもトライしやすいです。スロットは数種類あるので、自分がやりやすい台を探すのも楽しいです。ゲームで増やしたコインで景品と交換できます。飛鳥Ⅱのマスコットベアと交換しました。

シーホースプール
6月中旬でしたが、プールは営業しており、お子様連れの家族がプールを満喫していました。プール以外でも今回は小さいお子様の連れの家族の方も多く見かけました。

グランドスパ
予約なしで大浴場を利用できます(無料)。最近できた露天風呂は水着なしで入浴することができます。清掃員が大浴場や脱衣所など常に綺麗にしているので清潔な状況が保たれていて、いつ行っても快適に入浴を楽しむことができました。
お部屋のテレビからグランドスパの混雑予測を見ることもできるので、混んでいない時間帯を狙って行くことも出来ます。

ジム
ジムも無料で使用することができます。スタッフが常駐しているので、マシーンの使い方も気軽に教えてもらえます。私は、スタッフの方にオススメいただいて身体を揺らすマシーンに乗りました。振動により筋肉が刺激されるとのことで、お尻で座ったり直立したりして使用しました。
クルーズ中に別の場所でヨガもやったので、このマシーンのお陰かは分かりませんが、下船後、お尻や足が筋肉痛になりました。普段使っていない筋肉が鍛えられたのかもしれません。マシーンに乗っているだけで筋肉が使われるので、オススメでした。

スペシャルステージ【夏川りみさん】

夕食は2回制のため、それに合わせて、今回のハイライトともいうべき「夏川りみさん」のステージも2回制となります。
夕食が1回目の方はお食事後にステージを、夕食が2回目の場合はお食事前にステージをご覧いただけるスケジュールになります。

場所は、6デッキのギャラクシーラウンジで行われ、自由席でした。この時はスイート以上のお客様は前方のお座席でした。(コースや乗客数により異なります)
ギャラクシーラウンジはそこまで大きくないので、後方であってもステージが近いラウンジです。夏川りみさんのステージを拝見するのは初めてでしたが、とてもチャーミングな人柄で、歌でもトークでもとても楽しむことができました。
沖縄の子守歌やカバー曲、ご自身の楽曲も歌われていて、懐かしさや切なさで心がいっぱいに満たされました。是非、また観てみたいステージでした。

夕食【ドレスコード：インフォーマル】

夕食1回目：17：00～19：00
夕食2回目：19：45～21：45

※夕食の回数や、時間はコースによりますので、クルーズカードや船内新聞でご確認ください。
夏川りみさんのステージを楽しんだ後、そのまま5デッキのフォーシーズンズ・ダイニングルームへ夕食へと向かいます。

この日は、ユーチューブで人気の日髙良実シェフによるスペシャルディナーでした。
普段口にする事のできないオリジナリティ溢れるメニューで楽しむことができました。食事中に日髙シェフ本人から皆さんへメニューの説明があり、作り手と貰い手が一緒に共感することのできる素敵なディナーとなりました。
また食事後に、レストランの出口で日髙シェフと一緒に記念写真を撮ることも出来る、素敵な思い出になりました。

下船について

下船に関しての案内が船内新聞と一緒にお部屋に届きます。また、私はクルーズ中にクレジットカードを登録しましたので、船内にて有料で使った明細も届きます。内容に間違いないか必ずご確認ください。現金の場合は、明細を持参してフロントで支払います。

3日目

3日目は最終日で、横浜港入港は14時です。それまでに船内を満喫したいと思います。
2泊3日のクルージングは、今回はこのような航路でした。

実は、、、
2日目の朝食時に「イルカの群れが見える」と船長の船内アナウンスがありました。私はちょうど逆の席についていたので、残念ながら見ることができませんでした。
最終日に再び船長の船内アナウンスで、2日目にいたイルカの群れが航海中に再び現れることを期待したが現れなかったことと、今まであんな大きいイルカの群れをみたことがなかったとアナウンスが入りました。せっかくのチャンスでしたが、とっても残念でした。次回は、船内アナウンスにも注意して耳を傾けたいと思いました。

アクティビティ

本日は同時刻に2つの会場で、ビンゴ大会が開催されていました。好きな方に参加して良いとのことで、皆さんビンゴで大盛り上がりでした。
私は、ヨガに参加しました。動きやすい服装をお勧めしますと書いてあったので、ジムに行くような格好で参加しましたが、普段着で参加されている方も多くいました。気軽に参加できるのは、クルーズならではの楽しみ方です。

昼食

おなじみのフォーシーズンズ・ダイニングルームで三元豚かつ定食です。ボリューミーで大満足でした。

ザ・ビストロ

クルーズ中によく立ち寄ったのが、6デッキにある「ザ・ビストロ」です。こちらでは、オリジナルジュースや、コーヒーなどを飲むことができます。私はよくテイクアウトでカフェラテを頼んでいました。テイクアウトを頼むと、持ち帰り用の容器で渡してくれます(この容器がまたかわいいです)。

テイクアウトは基本、お部屋で楽しむ用となっているので注意が必要ですが、美味しいカフェラテを海上のお部屋のバルコニーで飲めるのはとっても優雅な体験です。

横浜港入港

みなさん思い思いに、入港の風景を楽しんでいました。バルコニー付のお部屋や、船首でベイブリッジをくぐる瞬間を見入っている方も多くいました。
横浜港に近づくと、港からこちらに手を振っている方も多く、出迎えられているこの瞬間がいつもたまらない気持ちになります。
時間より早く着岸し、下船することができました。

最後に終日クルージングのコースだったこともあり、船内で何かをしようと大きな計画を立てずに乗船しました。にもかかわらず常に忙しく、船内自体を楽しめたコースでした。また、夏川りみさんのスペシャルステージが忘れられないコースでもありました。
今回の旅行の反省点は、日の出とイルカ群れを見逃してしまったことと、アヴェダのスパの施術を一度しか受けなかったことです。
次回は、後悔がないように更なるクルーズ旅行を満喫できるように努めたいと思いました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 今井飛鳥Ⅱで航くクルーズツアーはこちら

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