2016年12月9日にイギリス・サウサンプトンの港から出航するキュナード・ラインが誇る豪華客船「クイーン・ヴィクトリア(Queen Victoria)」の乗船研修に参加しました。
前回「豪華客船クイーン・ヴィクトリア 乗船レポート1」では、乗船から海側バルコニー客室、リド・レストランをご紹介しましたが、今回は、上級クラスを利用する方しか立ち入ることのできない「グリルクラスの船内見学」の様子と、「ブリタニア・レストランでのディナー」、そして寄港地「ブルージュ」の様子をお伝えいたします。
2016/12/9 17:00
グリルクラスの船内見学
デッキ11~12は「クイーンズ・グリル」と「プリンセス・グリル」のクラスを利用してる方のみが立ち入ることのできるエリアとなっており、専用のレストランとラウンジ、テラスがあります。特別に見学することができました。
クイーンズ・グリル Queens Grill(Deck11)
「クイーンズ・グリル」クラスを利用するお客様専用のレストランです。
ザ・グリル・ラウンジ The Grill Lounge(Deck11)
暖かい光のなか、くつろぐことができるラウンジとなっておりその先にはテラスが続いています。船体を見下ろすことができます。
プリンセス・グリル Princess Grill(Deck11)
「プリンセス・グリル」クラスを利用するお客様専用のレストランです。
ザ・コートヤード Princess Grill(Deck11)
グリルクラスをご利用のお客様専用の屋外ダイニングスペースで、天気が良い日は陽光を感じながらお食事ができます。
ザ・グリル・アッパー・テラス The Grill Upper Terrace(Deck11)
広々とした最上階のテラスからは、船を見下ろすことができます。また船尾側ではキュナードのシンボルカラーのファンネル(煙突)がすぐ近くに感じられます。
2016/12/9 18:00
ブリタニア・レストラン Britannia Restaurant(Deck2)でのディナー
メインダイニングであるブリタニア・レストランでのディナー。
この日のドレスコードは「インフォーマル」です。日本語のメニューが用意されているので、英語に煩わされることなくメニュー選びを楽しむことができ、前菜・スープ、サラダ、メインを選んでオーダーします。食後のデザートはメインが終わった時点で再度聞きに来てもらえるので、食後の気分でオーダーすることができます。
食事の時間はファーストシーティング(18:00~)と、セカンドシーティング(20:00)の2回制。
ドレスコードは「インフォーマル」ですが、予想以上にきちんと正装された方が多く、格式の高さを物語っているようです。
食事の時間は事前にリクエストが可能です。日本のお客様は1回目(ファーストシーティング)を希望される方が比較的多くいらっしゃいます。
2日目
2016/12/10 8:00
セーブルージュ入港・朝食
午前8時、夜明け前にセーブルージュの港に静かに入港。 朝食はルームサービスです。ルームサービスは通常メニューと朝食メニューがあり、前夜のうちにルームサービス表に記入し、ドアノブの外に掛けておき、朝にはその朝食が届きます。クルーズの時期や気候によってはバルコニーで朝日とともに食事も素敵です。ルームサービスを運んでくれたスタッフには$1~2のチップをお忘れなく。
2016/12/10 10:00
下船・ブルージュまで移動
乗船前や船内で予約できるエクスカーションの他に、船のすぐそばから最寄りの駅までシャトルバスがでています。今回は、最寄の鉄道の駅「ブランケンベルヘ」までのシャトルバスがあり、そこからは鉄道で「ブルージュ」へ行くことができます。下船時にはクルーズガードをスキャンし登録する必要があります。(下船確認のため)
ブランケンベルヘ駅
シャトルバスで来ることができます。シャトルバスを降りた場所が、帰りのバスの集合場所となります。「ブランケンベルヘ」の駅でチケットを購入する場合、自販機でカードを使用して購入すると4.2ユーロですが、窓口で購入すると5ユーロとなります。帰りの混雑を考えて往復を購入します。
現地時間と船内時間
寄港地での下船乗船、出航などで重要となる時間。通常は寄港地ごとの時間帯に合わせまが、今回はショートクルーズであったことと寄港地が1つであったことから、寄港地の時間ではなく、船内時間を採用しました。そのため、寄港地と船内で1時間の時差が発生します。集合時間や交通機関の時間を十分注意しないといけません。その情報は船内新聞や、初日の日本人ホステスさんよりお知らせがあります。
2016/12/10 11:20
ブルージュ散策
「ブルージュ」はベルギー北西部、フランデレン地域の都市で、ベルギーの代表的な観光地の一つ。駅からすぐのところに、世界遺産となった歴史地区があります。世界遺産の「ベギン会修道院」や、ベルギーとフランスの鐘楼群のひとつの「鐘楼(Halletoren))」が有名です。
レース産業が盛んであった歴史から、レースや繊維を取り扱うお店も頻繁にみられました。また、有名店から個性的なチョコレートを販売するお店まで多くのチョコレート店が立ち並んでいます。また、12月であったので、クリスマスマーケットが開催されており、ホットワインやベルギーワッフルなども売られていました。
春から秋にかけては、水上ボートが運行されており、運河沿いボートに揺られながらゆっくりと散策することができます。この日は特別に運行されていました。8ユーロで乗船できます。
2016/12/10 13:30
昼食「ブレイデル デ コーニンク(Breydel De Coninc)」
北海にも近く、新鮮なシーフード料理とベルギー伝統が食べられるブルージュ。特にムール貝が有名です。昼食はマルクト広場から市庁舎があるブルク広場へ抜ける道の右側にある、「ブレイデル デ コーニンク(Breydel De Coninc)」で昼食。観光客も多いことから日本語のメニューも用意されています。
ブルージュの街を楽しんだら、バスの最終時刻までに集合場所へ行き、船に戻ります。乗船時にはクルーズカードでの乗船手続きと、荷物の検査があります。
2016/12/10 18:00
夕食 フォーマルナイト(ブリタニア・レストラン)
本日18:00以降はフォーマルナイトと指定されており、ドレスアップした方々が優雅に過ごしています。女性は黒やボルドーのロングドレスが多く、男性はタキシード姿の方が多く感じられました。ショートクルーズなので通常よりも比較的年齢層が低く、カジュアルであるという説明がありましたが、それでもドレスコードは厳格に守られているようでした。ドレスコードは夕食時以降おやすみまでとなっています。
フォーマルナイトの日は船内の数か所が記念撮影のフォトスポットとなり、後日その写真を購入することができます。 食事は初日と同様、前菜・スープからデザートまでを選択するコース料理です。アルコールのメニューも用意されており、ボトルで注文した場合は、残ってもきちんとキープされます。
2016/12/10 18:00
エンターテインメント マスカレードボール
クイーンズ・ルーム Queen’s Room(Deck2)
ボールルーム「クイーンズ・ルーム」にて毎晩のようにダンスタイムがあります。日によっては「テーマを決めたダンスパーティ」が催されることがあり、この日はマスカレード(仮面舞踏会)が催され、仮面をした紳士淑女が、生バンドの演奏にあわせ華麗に社交ダンスをする姿はまるで映画を見ているようでした。仮面は船内で販売もされており、踊ることができなくても気軽に参加し雰囲気を楽しむことができます。
今回は、上級クラスを利用する方しか立ち入ることのできない「グリルクラスの船内見学」の様子と、「ブリタニア・レストランでのディナー」、そして寄港地「ブルージュ」の様子、エンターテイメントの「仮面舞踏会」をお伝えしました。
次回は、お客様が見ることのできない厨房の裏側「ギャレーツアー」、キャプテンからのメッセージと、スペシャリティレストラン「ザ・ベランダ」のランチ、そして「アフタヌーンティー」の様子をご紹介します。
「豪華客船クイーン・ヴィクトリア 乗船レポート3」はこちら
クイーン・ヴィクトリアのご紹介
気品と伝統を重んじる生粋の英国客船「クイーン・ヴィクトリア」
http://guide.mwt.co.jp/cruise/ship/queen_victoria/
キュナードの客船を利用したツアーのご紹介
クイーン・メリー2
A[香港乗船~長崎下船] 香港・上海・釜山クルーズ8日間
ツアーの詳細はこちら
クイーン・メリー2
B[長崎乗船~香港下船] 仁川・上海・香港クルーズ8日間
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クイーン・エリザベス
[Aコース]神戸発 神戸・上海・香港クルーズ7日間
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クイーン・エリザベス
[Bコース]神戸乗船 上海、香港、ベトナムク、シンガポールクルーズ13日間
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クイーン・エリザベス
[Cコース]香港乗船 香港、ベトナム、シンガポールクルーズ8日間
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古井 涼子
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