海外ゴルフおすすめの行き先 台北

台北周辺のゴルフ場は、台湾桃園国際空港や台北市の中心部から車で1時間圏内に約20か所、日帰り圏内なら30か所ほどが点在しています。台湾は全土の約３分の２が高山や林地に覆われている島。ゴルフ場の多くは山麓や丘陵地に造成されているため、生命力あふれる亜熱帯の森や山並みを眺めながらプレーを楽しめます。

コースの地形も変化に富んでいて、ウォーターハザードや深い林、平らに見えても微妙なアンジュレーションがあるグリーンなど、戦略性の高さが特徴。世界最高峰のプロゴルファーがしのぎを削ったコースに、比較的リーズナブルな料金でチャレンジできるのが魅力です。台湾のゴルフ場では必ずキャディが付くので、アドバイスを受けながら攻略しましょう。なお、キャディへのチップは必須ではないものの、サポートに満足した場合はチップを渡すのがおすすめです。

日本から台北へのフライト時間は3～4時間、時差は日本−1時間と、国内旅行のような感覚で行けるのが魅力。街なかで日本語を目にする機会も多く、親日的で日本語が通じやすいため、言葉の壁を感じにくい旅先といえるでしょう。治安も比較的よいため、海外経験が少ない人でも気負わずに楽しめます。

台北周辺のゴルフ場は、初心者でも楽しめるコースから本格的なチャンピオンシップコースまで、さまざまなレベルに対応していて、原則的にキャディが付きます。日程次第では2サム指定ができるゴルフ場もあるので、予約時にリクエストしてみましょう。また、美麗華（ミラマー）ゴルフ カントリー クラブには大浴場もあり、ラウンド後は日本式に汗を流してリフレッシュ！ 海外でのゴルフに挑戦してみたいけれどハードルが高そう……と二の足を踏んでいる人は、台北で海外ゴルフデビューを果たしてみては？

台湾旅行といえば忘れてはならないのがグルメ。素材を活かし、あっさりと味付けした台湾料理は、日本人の好みにもよく合います。台湾のゴルフ場では、本格的な中国料理や台湾料理を味わえるレストランも多く、食事を楽しみに再訪するゴルフ愛好家もいるほど。コース内の茶店や売店もあなどれず、ちまきや肉まん、汁麺、中国茶など、いずれもクオリティが高いと評判です。

ビールは口当たりが軽くて飲みやすい台湾啤酒（台湾ビール）がおなじみ。台湾啤酒にもさまざまな種類があり、さらに台北市内にはクラフトビールのブルワリーや生ビールを提供するコンビニもあるので、あれこれ飲み比べてみるのも一興です。また、最大級の士林（シーリン）夜市をはじめ、台北各地で催される夜市へもぜひ。小籠包、台湾ラーメン、台湾スイーツの豆花（トウファ）など、小ぶりなサイズの台湾グルメをハシゴしましょう。

台湾でのゴルフは基本的に18ホールスループレー。昼過ぎまでゴルフを楽しんだら、午後はマッサージや観光に台北市内へ出かけましょう。ゴルフに疲れた体には台湾式マッサージがおすすめ。うつぶせの背中を施術者が足で踏む「足踏み」が伝統的で、体の内側からの疲労改善に効果があるとされています。足裏マッサージやツボ療法も人気ですが、店によって内容も料金もさまざまなので、旅行会社におすすめを聞くとよいでしょう。

台北が初めてなら国立故宮博物院は必見。VRを駆使した最新の展示は年代を問わず楽しめます。さらに、龍山寺の周辺や大稲埕（ダイトウテイ）を歩いて古き良き台北を体感したり、台北101や西門町（シーメンディン）、中山（ジョンシャン）で最新のトレンドを発見したりと、過ごし方はお好み次第。人気の九份（きゅうふん）まで足を延ばせば、幻想的でレトロな街を散策しながらノスタルジックな気分に浸れます。