「世界トップ100選」ゴルフコースの評価基準とは?
ゴルフ仲間に良いゴルフ場をオススメする際、皆さんはどのような基準で選んでいますか。コンディションの美しさ、美しい景観、戦略的なホール、あるいはクラブハウスの食事など、ゴルファーの数だけ基準があるかもしれません。
ゴルフコースマニアと呼ばれる人たちの基準 ―― 世界トップ100選の選出や名作と呼ばれるコースを評価する雑誌やウェブサイトでは、専門的な視点で細かく評価する基準が存在します。そして、その基準を基に100選が選ばれています。それぞれ、異なった基準が設けられているようですが、代表的な項目は、「ショットオプション」「チャレンジ」「レイアウトの多様性」「エステティックス(美的評価)」「キャラクター」の5つが挙げられます。
- ショットオプション
- チャレンジ
- レイアウトの多様性
- エステティックス(美的評価)
- キャラクター
「ショットオプション」は、プレイヤーにショットの選択肢の自由を与え、ショットの結果に応じて次打で新たな挑戦をもたらしてくれるか?という項目です。創造性や戦略性は、ゴルフというゲームを楽しむ重要な要素です。
一方、「チャレンジ」は、ゴルファーにとって、挑戦しがいのあるコースかという項目です。ただ難しい、長いだけではなく、公平でありながら試されるコースは、飽きが来ないコースですね。
そして、「レイアウトの多様性」は、プレイヤーの歩む18ホールの旅を彩ります。それぞれ異なるレイアウトやプレイラインが次々と現れることで、飽きることのない冒険が最後まで続きます。
また、「エステティックス(美的評価)」は、プレイの合間に訪れる一瞬の感動を生み出します。コースを囲む自然や人工的なデザインが調和し、ゴルフにおける美的要素が散りばめられているかの評価です。
「キャラクター」は、そんなコース全体の印象を形作り、その場所だけが持つ記憶に残る特別な体験を提供できているかという項目です。
少しややこしい話のように感じるかもしれませんが、ゴルファーにとっての「18ホールを通じた楽しみ」を言葉に直してみると、「なるほど」と思えるかもしれませんね。
このウェブサイトで紹介するゴルフコースの多くも、上記の項目で高評価を受けたコースばかりです。
次回からのコラムでは、それぞれの基準についてさらに深く掘り下げていきます。