
「ナイトゴルフ」 夕暮れから始まる新しいラウンド体験

ゴルフは自然と向き合うことが醍醐味のスポーツですが、日照時間はゴルファーの永遠の悩みです。特に海外旅行の旅程を組む際は、午後着のフライトではハーフしか回れなかったり、思い通りにスケジュールを組めないこともあるでしょう。
そんな悩みを解消してくれるのが、「ナイトゴルフ」という選択肢です。
夜でも18ホール楽しめる“ナイターゴルフ”
ナイトゴルフとは、各ホールに照明設備が整ったゴルフ場で、日没後にもプレーができるスタイルのこと。ライトアップされたフェアウェイを歩きながらのラウンドは、昼間とはまた違った趣があります。特に空港に近いゴルフリゾートでは、到着日や出発日を有効に使える手段として人気が高まっています。
日中の気温が高い国・地域では、暑さが和らぐ夕方からスタートして、ナイターで18ホールを楽しむことも選択肢に入ってくるでしょうし、追加18ホールをナイターにすることも選択肢としてはあります。
ベトナムやタイなどのゴルフツーリズム立国やドバイやカタールといった中東地域では、ナイトゴルフを提供しているコースが多くあります。アメリカでも、フロリダやラスベガスなどの観光地を中心に、ナイトラウンドが可能なコースが存在します。
旅行者にとっての大きなメリット
午後着の便で現地に到着したとしても、ナイトゴルフが選択肢にあれば、その日のうちに1ラウンド楽しめます。また、深夜便で帰国する場合は、ホテルのレイトチェックアウト後に午後からラウンドし、クラブハウスでシャワーを浴びてから空港へ向かうという、無駄のないスケジュールも組めます。限られた滞在時間の中で、効率的にゴルフを満喫するには理想的な手段です。
旅行先ならではのハイテンションで追加1ラウンド
長いフライトを終え、チェックインしたのが夕方だったとしても「ここ、ナイターあるの!?」とテンションが上がり、ゴルフバッグを担いでコースに向かうゴルファーの姿を、これまで何度も目にしてきました。ライトに照らされたグリーンや、星空の下でのティーショットには、昼間とはまったく異なる魅力がありますし、どこか「得をした」気分になります。
静かな夜の空気、芝に落ちるボールの音、ライトの中に浮かび上がるコース。その一打一打が、特別な体験として思い出に残るはずです
ナイトゴルフは、時間を効率的に使いながら、いつもと違うゴルフの魅力を味わえる特別な体験です。次のゴルフ旅では、旅程に最初から入れていなかったとしても、ナイターがあるコースがあるか調べて出かけましょう。当サイトでも、ナイター設備が整ったコースをいくつか紹介しています。