海外ゴルフおすすめの行き先 カタール

カタールは国際的な知名度向上を目指して、産業のみならず芸術や教育などに積極的な施策を推進中。スポーツの分野でも多くの国際大会を受け入れ、スポーツ関連施設の充実を図っています。

ドーハ郊外にあるハリーファ国際スタジアムは、2022年のFIFAワールドカップが開催され、日本がドイツとスペインに勝利した場所。日本のサッカーファンには聖地となっています。ゴルフ場は国内に2か所あり、国際大会が開かれるドーハ ゴルフ クラブのほか、2024年に新しいゴルフ場がオープンしました。また、ドーハ市街の3-2-1カタール・オリンピック＆スポーツ・ミュージアムでは、世界中のスポーツの英雄たちにまつわる展示を見学できます。

首都ドーハには駐在員や観光客も多く、居住者の半数以上が外国人ともいわれる国際都市です。世界各国の人々が行き交うドーハでは、イスラム圏でありながらあまり気負わずに滞在を楽しめます。

カタールの年間降雨量は平均74mm（1962～2014年の統計による）で、降水量の少なさでは世界第4位。日本の年間降水量の5％に満たないものの、三方を海に囲まれているので湿度は高めです。真夏の日中は外出を控え、冷房の効いた屋内で過ごすのが望ましいため、ホテルやゴルフ場を選ぶ際には設備の良し悪しが重要なポイントになります。

ドーハにある2つの18ホールのゴルフ場は、国際大会を数多く開催しているドーハ ゴルフ クラブが1990年、エデュケーション シティ ゴルフ クラブが2024年のオープン。コースはもちろん屋内の設備も申し分なく、年間を通して快適に過ごすことができます。細部までもてなしが行き届いたクラブハウスでゆったり過ごすのもよし、空調の効いた屋内レンジでレッスンを受けるのもよし、ナイター設備が整ったコースで日が暮れてからスタートするもよし。思い思いの滞在を満喫しましょう。

ドーハでゴルフ以上に頭を悩ませそうなのがホテルのセレクトです。富裕層御用達の外資系ラグジュアリーホテルが目白押しのドーハでは、広々としたバルコニーからエメラルドグリーンの海を眺め、優雅な時間を過ごすのも夢ではありません。宮殿のようなホテルからフルサービスの高級アパートメントまで、さまざまな部屋タイプや料金プランから自分のスタイルに合った滞在先を選べます。

国際都市ドーハは美食の町としても有名。ホテルのレストランはいずれも最高級レベルで、各国のグルメを楽しむことができます。さらに、町なかへ出れば地元の人たちが通うレストランがたくさんあります。カタールの料理は香辛料を多く使いますが、刺激の強い料理は少なく、日本人にも食べやすい味付けです。アラブ系レストランのシャワルマ（ドネルケバブ）、ショッピングモールのフードコートなど、ローカルフードを体験するのもおすすめです。

ドーハの中心部とゴルフ場はいずれも4kmほどと近いので、アフターゴルフのプランニングも楽しみです。2022年にリニューアルしたイスラム美術館、カタール国立博物館などのミュージアムをはじめ、芸術に触れながらゆったりと過ごしましょう。伝統的な野外市場のスーク・ワキーフやモザイクの美しいカタラ・モスクを訪れれば、『アラビアン・ナイト』の世界にタイムスリップしたような気分に浸れます。

また、お洒落なスポットを散策するなら、カフェやギャラリーが並ぶMIAパーク、セレブ感あふれる人工島のザ・パールがおすすめ。ペルシア湾からドーハの町を眺めるクルーズも定番人気で、夕暮れや夜景を堪能できるプランもあります。体力に自信があれば、専用車で砂漠を疾走するデザートサファリのツアーにチャレンジ！ サンドボードやキャメル（ラクダ）ライディング、ナイトサファリなど、豊富なアクティビティが揃っています。