海外ゴルフおすすめの行き先 オアフ島

オアフ島にはアメリカツアーの開催コースを含む30以上のゴルフ場があります。多くはワイキキから車で1時間以内の距離にあるため、ホテルが集中するワイキキに宿泊してゴルフ場へ通うのが便利です。追加料金を払えば2サムでプレイできるコースもあるので、希望する場合は予約時に確認しましょう。また、オアフ島には一般向けに開放されているパブリックコースも多く、なかにはプロトーナメントが開催される本格的なコースもあります。自分で直接予約するか、旅行会社などに手配を依頼しましょう。

主に宿泊者向けのリゾートコースは、別料金を払えばビジターでもプレイできます。てんとう虫のロゴでおなじみのコ オリナ ゴルフ クラブ、ノース ショアにあるタートル ベイ リゾート ゴルフ クラブなど、憧れのコースも検討の価値あり！ もちろん宿泊すれば、複数のラウンドを楽しめ、練習施設でレッスンを受けられるなど、ゆったりとゴルフに向き合えます。

「ハワイの魅力はその気候に尽きる」と評する人もいるほど、ハワイの気候は爽やかで快適です。気温は24～30度と温暖で、常に東から西へ貿易風が吹いているため気温が上がり過ぎず、雨が少なくカラリとしています。雨季にあたる冬でも、雨は朝夕などにシャワー（にわか雨）が降る程度で、日中は海で泳げるほど。一年中ベストシーズンと言ってもいいでしょう。

ハワイの気候はゴルファーにとっても最大の魅力。いつどこへ行ってもプレイできる鉄板の安定感と、開放的で明るい南国の空気感は、常に海外ゴルフの渡航先として上位にランクインする理由です。そのため、旅行者が最も多いオアフ島はゴルフコースも混雑気味。とくにロコ（地元の人）の休日は、午前中早めのティータイムが人気なので（みんな考えることは同じ！）頭に入れておきましょう。

ポリネシアの北端に位置するハワイ諸島は、地球上のあらゆる大陸から遠く離れ、海底火山の活動によって誕生した島々。独特の地形を活かしたオアフ島のゴルフ場では、唯一無二のダイナミックな風景に出合えます。大海原を見晴らす海岸沿い、映画『ジュラシック・パーク』のような原生林の中、鋭くそそり立つ山並みの麓――ワイキキからほど近いエリアにもさまざまな表情を持つコースが点在し、数日かけて複数のゴルフ場をラウンドしたくなります。

また、1日かけての島めぐりもおすすめ。シュノーケルを楽しめる自然保護区のハナウマ湾、サーフィンの聖地として有名なノース・ショアのワイメア湾といったマリンスポットのほか、ダイヤモンド・ヘッドやマノア・フォールズなどのハイキングコースも多数あります。島の東端に位置するマカプウ岬へのハイキングコースは往復で所要1時間ほど。頂上からは大海原を見晴らせ、冬にはクジラが姿を現すこともあります。

ハワイのゴルフ場は基本的にスループレイなので、食事はスタート前かホールアウト後になります。途中でお腹が空いたらどうしよう？ でも大丈夫！ クラブハウスのレストランやスナックバーで軽食を買って、プレイしながら食べられます。また、プライベートやパブリックのコースでは、コース内に「BEVERAGE CAR」「SNACK CAR」と呼ばれる移動式の売店が現れ、軽食やドリンクを買うことができます。ウエアはアロハシャツにショートパンツ、カートにはビールとホットドッグ――ハワイらしくカジュアルで開放的なゴルフの楽しみ方です。

スループレイの利点は半日でゴルフが終わること。アフターゴルフは周辺のスポットへ繰り出しましょう。農産物や工芸品が並ぶファーマーズ・マーケット、ワイキキでのブランドショップやお洒落なカフェのほか、壁画アートが有名なカカアコ地区、島の南西海岸に誕生した複合レジャー施設のワイ・カイなども話題のスポットです。