海外ゴルフおすすめの行き先 バリ島

バリ島には18ホールのゴルフ場が4か所あります。アジアベスト5コースにも選ばれたヌサドゥアのバリ ナショナル ゴルフ クラブ、ウルワツの断崖の上に造られたリンクスコースであるニュー クタ ゴルフ バリ、ジャングルの中で海上のタナロット寺院を臨めるニルワナ バリ ゴルフ クラブ（改修休業中）、冷涼な高原リゾートに造られた山間コースのバリ ハンダラ ゴルフ＆カントリー クラブ。立地はさまざまですが、いずれも豊かな自然美を堪能できるチャンピオンシップコースです。

バリ島は4月〜10月の乾季と11月～3月の雨季に二分される熱帯モンスーン気候。平均気温は年間を通して約28度で、雨季は湿度が高いため蒸し暑く感じます。乾季のうち気候が安定する7月〜9月がゴルフのベストシーズン。日差しが強いので、帽子、日焼け止め、サングラスは必携です。一方、雨季のバリ島は木々の緑が美しい季節。スコールが降ってもすぐに太陽が顔を出すことが多く、雨上がりのゴルフもまた一興です。

ゴルフ場に隣接したラグジュアリーホテルに滞在すれば、スタート時間を遅めに設定して、朝はホテルでのんびり過ごせます。コースでは1人のプレイヤーにつき1人のキャディが帯同。カタコトの英語とインドネシア語でコミュニケーションをとりながら、ゆったりとラウンドを楽しみましょう。プレイ・フィーには基本的にカートやキャディの料金が含まれますが、バリ島では比較的リーズナブル。ホテル〜ゴルフ場の送迎が付いたゴルフツアーを利用すれば、効率よく日程が組めて自由度が高まります。

魅力的なリゾートホテルはバリ島の各エリアに点在。南部では、敷地内に3つのリゾートを有するムリア リゾート バリ、サンセットの美しい崖の上に14か所ものプールをしつらえたアヤナ リゾート バリなどが人気です。また、ゴルフのない日は、田園地帯や山岳地域、島の北部など、ビーチとは趣が異なるエリアに滞在するのもバリ島の楽しみ方。お好み次第でさまざまなステイが可能です。

マッサージ、エステ、ヨガ、ヒーリングなど、バリ島はスパやウェルネス施設の充実ぶりが世界的に有名です。高級リゾートに併設された眺望抜群のスパからリーズナブルな街スパまで、タイプや価格帯もさまざまで選ぶのに迷うほど。トリートメントの種類も多く、疲労回復、デトックス、美容、健康増進など、目的によって選ぶことができます。受けてみたいトリートメントがあれば、この機会に体験してみましょう。

バリ島発祥の伝統的なマッサージは、天然のオイルを使用し、リンパの流れに沿って全身をゆっくりとほぐす施術。老廃物を排出して、むくみを解消する効果があり、ゴルフの後にぴったりです。また、ビーチや森の中で行われるヨガのセッションに参加したり、ベジタリアンやヴィーガンのメニューにトライしてみるのもおすすめ。ゴルフとウェルネスを組み合わせて、心身のリセット＆リフレッシュを図りましょう。

独自の文化や信仰があり、変化に富んだ自然が美しいバリ島。ゴルフのない日は、バリ島の尽きない魅力を観光やアクティビティで楽しみましょう。主要なエリアから催行されているガイド付きのツアーを利用すると効率よく回れます。

バリ島が初めてなら、夕景の美しいタナロット寺院やサレン・アグン宮殿でのレゴンダンス鑑賞、ゴア・ガジャ洞窟の遺跡など、主要観光地を効率よく巡るツアーがおすすめです。また、ビーチエリアに滞在するなら、内陸のウブドなど違うエリアに行ってみると、バリ島の奥深さを実感できます。もちろん、繁華街に繰り出してローカルの食事やショッピングを楽しまない手はありません。雑貨や工芸品など、素朴で可愛いお土産を探してみましょう。

バリ島リピーターには、象やオランウータンと触れられるツアー、サイクリング＆ラフティングなどがおすすめ。レンボンガン島やペニダ島などの離島ツアーに出かければ、さらにディープな体験ができます。