海外ゴルフおすすめの行き先 ビンタン島

島内のゴルフ場は2か所とも、有名ゴルファーの設計によるチャンピオンシップコース。リア ビンタン ゴルフ クラブは、世界各国でゴルフコースをデザインしているゴルフ界の偉人、ゲーリー・プレーヤーが手がけました。ラグーナ ゴルフ ビンタンは、米国PGAツアー20勝で永久シードとなったグレッグ・ノーマンの設計です。いずれも自然の地形や岩盤を活かしたレイアウトがユニークで、パームツリーや熱帯植物が茂るジャングルと大海原の眺めが見事。猿や野鳥などの動物が顔をのぞかせるワイルドさも魅力です。

キャディは2人乗りの乗用カート1台につき1名が帯同するアジアスタイル。コースコンディションも良好です。隣接するラグジュアリーホテルに滞在すれば、さらに優雅なゴルフステイを楽しめます。

シンガポールから日帰りでも十分に楽しめるものの、ゴルフが目的ならぜひ島内で宿泊を！ さまざまなタイプと価格帯のホテルが島の海岸線に林立しています。なかでもラグジュアリーホテルが集まっているのは、北部のリゾート区域、ビンタン・リゾーツ。島内2か所のゴルフ場もここにあります。島の北西部は夕景スポットでもあり、美しいサンセットは宿泊してこその特典です。

アジアを代表する高級リゾートブランドのバンヤンツリー ビンタンは、特別な休日にふさわしいアコモデーション。静かなプライベートビーチ、プール付きのヴィラ、メニュー豊富なスパなどが揃っています。オールインクルーシブのクラブメッドは、アクティビティが充実していて家族旅行に人気。また、リア ビンタン ゴルフ クラブには、クラブハウスに宿泊施設が用意され、滞在しながらゆったりとゴルフを楽しめます。数ある選択肢のなかから旅の目的やスタイルで選びましょう。

遠浅かつ透明度の高い海が広がるビンタン島は、マリンスポーツのメッカ。シーカヤック、パラセーリング、バナナボート、ジェットスキーなど、ゴルフの合間には海を楽しまなければもったいない！ 海が穏やかな4月～10月はシュノーケリング、モンスーン（季節風）の影響で波が高い11月～3月はボディボードなど、季節に合わせてメニューを選ぶのもよいでしょう。

また、島内の見どころへは多数の現地ツアーが催行されています。マングローブの林をボートで遡ってホタルを鑑賞するエコツアー、ビンタン砂丘とブルーレイクを巡るツアー、南部の寺院や静かな漁村を訪ねるツアーなど、ローカルな島の姿に出合うひとときは旅の醍醐味。好みのルートで島を巡るなら、車をチャーターするのもよいでしょう。

ビンタン島へは多くの場合、シンガポール経由でアクセスするため、インドネシアのビンタン島、シンガポール、マレーシアのジョホール・バルと、旅程によっては3か国のゴルフ場を巡ることもできます。

例えば、シンガポールのラグーナ ナショナル ゴルフ リゾート クラブ（マスターコースまたはクラシックコース）は、チャンギ国際空港の近く。数々の受賞歴があり、充実した設備を誇るゴルフ場です。また、マレーシアのジョホール・バルでは、ジャック・ニクラス親子が設計したフォレスト シティ ゴルフ リゾートが秀逸。ブラックマーカーからなら7386ヤードに及ぶ広さで、マングローブの沼地を蛇行するダイナミックなコースを堪能できます。ジョホール・バルではホライゾン ヒルズ ゴルフ＆カントリー クラブもおすすめ。いずれもシンガポールから車で1時間程度です。

常に成長を続けるシンガポールは、訪れる度に新しいスポットに出合える都市です。チャンギ国際空港内の「Jewel（ジュエル）」もそのひとつ。ショッピングモール、レストラン、ホテル、さらにアトラクションや庭園まで揃った巨大複合商業施設です。シンボルは世界最大の高さを誇る人口の滝。近代建築の中に森が出現したような景観が、癒しのスポットとして人気を集めています。24時間営業なのでトランジット利用者にも使い勝手がよく、2019年のオープン以来、賑わいを見せています。

家族で楽しむゴルフ旅行なら、シンガポールのテーマパークやアトラクションも要チェック！ シンガポール動物園のナイト・サファリ、動植物について学べるガーデンズ・バイ・ザ・ベイ、ユニバーサル・スタジオ・シンガポール、ジョホール・バルのマレーシア・レゴランドなど、年齢に関わらず遊べて学べるスポットが充実しています。ビンタン島の自然を体験した後は、シンガポールの最新スポットへ出かけましょう。