海外ゴルフおすすめの行き先 グアム

国内旅行とあまり変わらない感覚で行ける海外のリゾート――それが旅行先としてのグアムの大きな魅力です。東京、名古屋、大阪、福岡からユナイテッド航空などの直行便があり、約4時間のフライトで到着（2024年8月現在）。到着時間によっては着いたその日からゴルフができる便利さです。時差も日本＋1時間なので、日本と同じペースで動いて問題なし。子どもやお年寄りと一緒の旅行でも、時差を心配する必要がありません。

海洋性亜熱帯気候のグアムは、6月～11月の雨季と10月〜5月の乾季に二分。平均気温が27度と常夏のため、年間を通して快適にプレイできます。とくに1月～3月は湿度が低く、爽やかな日が続くのでゴルフ向き。観光客が少ない時期でもあり、ホテルがとりやすいメリットもあります。また、雨季でも終日雨が降ることは少なく、最も雨の多い8月～10月もスコールがほとんど。唯一心配な台風さえ来なければ、ほぼ一年中、安定してゴルフを楽しむことができます。

グアムにある7つのゴルフ場は、それぞれが個性的。USGA承認の本格的なチャンピオンコース、PGAのレジェンドが設計したコース、初心者向けのコースなど、さまざまなレベルのゴルファーが楽しめるコースが揃っています。ダイナミックな南国の自然との一体感も魅力で、太平洋を望む海越えホール、ジャングルのような原生林の中を進むホールなど、チャレンジのしがいも十分です。

いずれのゴルフ場もキャディは付かず、2人乗りの乗用カートでのセルフプレイ。18ホールスループレイが基本で、なかには2サムを確約してくれるゴルフ場もあります。また、日本人観光客に慣れているため、日本語が通じやすいのが特長。日本語メニューを用意しているレストランも多く、言葉のストレスは少ないといえます。一部のゴルフ場はアメリカの軍用地に隣接しているため、迫力あるヘリコプターやジェット機の音がラウンド中に聞こえてくるかもしれません。

グアム島の大きさは神戸市ほど。島を一周しても3時間程度のコンパクトさが魅力のひとつです。ゴルフ場のほとんどは、島の中心であるタモン地区から車で30分ほど。国際空港、グアムの代名詞ともいえるタモンビーチ、毎週水曜にナイトマーケットが開催されるチャモロビレッジ、観光名所の恋人岬をはじめ、レストラン、ショッピングモール、DFSなどがタモン地区に集まっているため、ゴルフ以外の予定も欲張れます。帰国便の間際までグアムを楽しみ尽くしましょう。

ゴルフ以外の時間が半日以上あれば、ジャングルを流れる川を遡って遺跡を探検するリバークルーズ、秘境の洞窟を泳いで進むトレッキングなど、アドベンチャーツアーもグアムらしいアクティビティ。週末を含む旅程なら、土曜・日曜のみ開催されるデデド朝市を覗いてからゴルフに行くのもおすすめです。

日本からのアクセスのよさ、街のコンパクトさに加え、グアムは治安の面でも安心。子どもや祖父母と一緒の3世代旅行、気の置けない仲間とのグループ旅行、さらに社員旅行にもぴったりのディスティネーションです。グアムにはさまざまな楽しみ方があるので、誰もが喜ぶこと間違いなし！ なかでもおすすめは海の魅力を発見できるマリンアクティビティです。

ウミガメと一緒に泳げるシュノーケリング、90％以上の遭遇率を誇るイルカウォッチング、免許なしでも体験できる水上ジェットスキー、初心者向けのダイビングツアーなどは、現地ツアーが手軽で便利です。また、PICグアム内のウォーターパークは子どもに大人気。家族旅行ならゴルフチームとプールチームに分かれ、アフターゴルフは合流して島内一周ドライブに出かけるなど、楽しみ方のバリエーションもさまざまです。