海外ゴルフおすすめの行き先 セント アンドリュース
スコットランドSt. Andrews / Scotland, Ireland
スコットランドの首都エディンバラから北東へ約80km、北海に面した海辺にセント アンドリュースはあります。潮の香りがただようこの町を象徴するのは、約600年の歴史をもつ世界最古のゴルフコースかつ全英オープンの舞台であるオールドコース。セント アンドリュースにはゴルフの総本山R&Aの本部も置かれ、「ゴルフの聖地」として世界中からゴルファーが訪れます。 "The Home of Golf"と称されるオールドコースは、世界で最も有名全英オープン開催なゴルフコースでありながら、ビジターがプレイできることも大きな魅力のひとつ。名だたるプレーヤーの伝説が残るコースには、ゴルファーにしか味わえない感動が待っているはず! ゴルフクラブの工房や英国ゴルフ博物館、グッズやギアのショップなど、ゴルフ関連のスポットも豊富。ゴルフラヴァ―には至福の地です。
Why St. Andrews? セント アンドリュースのゴルフリゾートとしての魅力
ゴルフはここから始まった! 訪れるべきは唯一無二の「オールドコース」
ゴルフの歴史はセント アンドリュースのオールドコースとともに刻まれてきたといっても過言ではありません。海沿いに長く延びるレイアウト、自然の地形が生きたリンクスは「神がつくった」ともいわれています。フェアウェイは広いものの微妙なアンジュレーションがあり、頻繁に変わる風とともに112のバンカーが待ち受けるオールドコースは、全英オープンをはじめ数々の大会で名勝負を生み出しました。とりわけ17番は、地獄のロードバンカーが待つ難攻不落のホールです。ビジターも通年受け入れていて、「一生に一度はここでプレイしたい」と切望するゴルファーが絶えません。
オールドコースはセント アンドリュース観光の目玉でもあるため、時期によりガイド付きのウォーキングツアーが催行されています。プレイはできずとも、美しい景観を眺めながらランドマークのスウィルカン橋やゲームアイコンの足跡をたどり、プレーヤーの目線で伝説のコースを体感できます。
リンクス独特の風景と設計が魅力! 7つのゴルフコースと伝統的なゴルフスタイル
セント アンドリュース リンクスには、オールドコースのほかに6つのコースがあります。2008年にオープンしたいちばん新しいキャッスルコースは崖の上からの眺めが壮観! ニューコースは1895年につくられたコースで、起伏のあるフェアウェイと難度の高いグリーンが特徴。リンクスらしさが溢れています。ジュビリーコースは挑戦的なチャンピオンシップコースとして知られる難コース。エデンコースはトム・ワトソンがフロントナインを絶賛した名コースです。ストラスティラムコースはバンカーが特徴的。アイアンプレーの精度が求められます。バルゴーブコースは唯一の9ホールで、家族連れや初心者に最適です。
いずれも一般プレイヤーのラウンドが可能。潮風に吹かれながら、歴史あるリンクスを手押しカートで芝歩き、といった昔ながらのスタイルを楽しみましょう。
ラウンドだけじゃない! セント アンドリュースの町でもゴルフ気分満点
オールドコースから一歩出れば、そこは市街地。町とゴルフが一体となっているのがセント アンドリュースの面白さです。中心街のマーケット・ストリートには、「18番グリーン・ショップ」「オールド・コース・ショップ」「トム・モリス・ゴルフショップ(現オープン・ストア)」といった歴史あるゴルフショップ、ゴルフ本を集めた書店などが軒を連ねます。また、英国ゴルフ博物館も必見。初期のゴルフセットやボール、全英オープンを制したクラブなどが展示され、ゴルフの変遷を学べるほか、写真や映像で歴史に残る名プレイに触れることができます。 さらに、オールド コース ホテル セント アンドリュースに滞在すれば完璧です。オールドコースの17番ホールに隣接したフェアウェイ・スイートから、ホテル越えのティーショットを眺めるのは眼福の極み! クレイジーなゴルフ三昧を堪能できます。
中世の面影が残る街並みを歩き、スコットランドの歴史と文化を探訪
セント アンドリュースは中世に栄えた宗教都市。名前の由来となった聖アンドリュー大聖堂、13世紀に建造されたセント・アンドリュース城跡など、見どころは町の中心から半径1㎞圏内に集中しているので徒歩でも回れます。スコットランド初の大学であるセント・アンドリュース大学は、ウィリアム皇太子とキャサリン妃の出会いの場としても知られています。
スコットランドらしさを味わうなら、地域のコミュニティの場でもあるパブへ行ってみるのも一興。「テンネントズ」「ハーヴィー・ニコルズ」などのローカルビール、スモーキーなスコッチウィスキーを片手に、地元の人たちに交じって過ごすひとときは大人ならではの楽しみです。お気に入りの銘柄を見つけたら、旅の記念に買って帰るのもいいでしょう。近隣のキングスバーンズにはモルトウィスキーの蒸留所があり、見学ツアーも催行されています。スコッチ好きならぜひ!
エディンバラとその周辺へ足を延ばして、スコットランドを満喫!
セント アンドリュースのゲートウェイ都市、エディンバラはスコットランドの首都。ユネスコの世界遺産にも登録されている美しい街並み、岩山にそびえるエディンバラ城、英国王室の宮殿であるホリルードハウスなど、市街地だけでも見どころが満載です。
また、中村俊輔選手が在籍したセルティックとレンジャース、2大サッカーチームのホームタウンで知られる大都市グラスゴーも、エディンバラから鉄道で1時間ほど。ゴルフのついでにサッカー観戦も楽しめます。
日程に余裕があればレンタカーやツアーでハイランドまで足を延ばし、「ネッシー」でおなじみのネス湖、幻想的な風景が広がるスカイ島などを巡ることも可能です。また、100年以上昔の姿そのままに蒸気機関車が走るウエスト・ハイランド鉄道は、映画『ハリー・ポッターと秘密の部屋』にも登場した人気の路線。中西部の都市フォート・ウィリアムとマイレグの全長68kmを結び、美しい峡谷や高架橋を走る姿はフォトジェニックです。
超充実の練習場! インストラクター付きのゴルフレッスンに英語で挑戦
世界のゴルファーが憧れる聖地ながら、すべてのコースがパブリックであるセント アンドリュース リンクスには、練習場を備えたゴルフアカデミーがあります。練習場には60の打席と22のインドア打席を設置。レッスンプログラムは時間や内容を選べ、初心者から上級者まで、スコットランドのゴルフ協会認定のインストラクターから指導を受けることができます。ゴルフ用語は万国共通なので、英語が苦手でも理解できるはず!
マスターズ創始者のボビー・ジョーンズはセント アンドリュースの栄誉市民
弁護士として生計を立てつつ終生アマチュアを貫いた「球聖」ボビー・ジョーンズは、28歳で世界初の年間グランドスラムを成し遂げました。彼が人生でたった一度、棄権したのがオールドコース。著書『ダウン・ザ・フェアウェイ』にも、セント アンドリュースへの深い思いが記されています。そのスポーツマンシップは市民からも尊敬を集め、オールドコースの10番ホールは今でも「ボビー・ジョーンズ」と呼ばれています。
18番ホールに名前がついた地元出身のゴルファー、トム・モリス
オールドコースの18番ホールは通称「トム・モリス」。セント アンドリュースで生まれたモリスは、クラブプロ、グリーンキーパー、コース設計者など、さまざまな立場でセント アンドリュース リンクスを支えました。プレーヤーとしても全英オープンを4度制覇。1867年に優勝した時は46歳で、この最年長記録は破られていません。同じ名前をもつ彼の息子もゴルファーとして成功し、ヤング・トム・モリスと呼ばれています。
セント アンドリュースを楽しむキーワード
Basic Information セント アンドリュースの基本情報
※2024年8月時点の情報に基づきます
ゴルフの基礎情報・マナー
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プレイスタイル
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セルフカートを押しながら、ゆっくり歩いてコースをラウンドする伝統的な英国式ゴルフのスタイル。名門コースではキャディの手配が可能で、セルフまたはキャディ付きかのいずれかを選択できます。
パブリックコースやリゾートコースでは、キャディを手配ができないこともあります。
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服装・マナー等
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プレー中の服装は日本と同様のスタイルを意識すればOK。名門コースのクラブハウス内はジャケットやネクタイ、革靴の着用が求められることがありますが、クラブハウスへの招待を受けていない場合は特に服装を意識する必要はありません。
ロッカーはないところが多く、ゴルフウェアはホテルで事前に着替えて行きましょう。ゴルフシューズも現地で履き替えます。荷物は最小限のアイテムのみ持参するようにしましょう。
受付は、ゴルフコースによってまちまちですが、プロショップで行うケースが多いです。
飲酒はクラブハウス内のレストランやバーでは楽しめますが、コース内では禁止されていることが一般的。
喫煙はコース内ではほぼすべてのゴルフ場で禁止されており、施設内に喫煙所が設けられている場合が多いです。
※ルールはゴルフコースによって異なるため、事前にご確認ください。
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チップ
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キャディを利用する場合、チップは基本的に必要です。チップの金額は、1ラウンドあたり50~100ポンド程度が目安。プレー終了後に現金で渡すのが一般的です。
キャディ以外のスタッフへのチップは任意です。気持ちの良いサービスを受けた場合は、少額のチップを渡すと良いでしょう。1人あたり5~10ポンド程度が目安となります。
旅の基本知識
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アクセス
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セントアンドリュース最寄りのエディンバラ空港までは、日本から直行便がないため、ロンドンをはじめヨーロッパの主要空港を経由して目指すのが一般的です。エディンバラ空港からセント アンドリュースまでは約80km、車で約1時間10分の距離です。
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シーズン
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6~9月の夏の時期がベストシーズンですが、4〜5月も人気。セント アンドリュース リンクスは11~3月も営業していますが、日照時間が短く、コースのメンテナンスが入るなど制限があります。また、全英オープンの開催年は、7月の大会中にクローズとなります。
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気温・降水量
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日の出 / 日没
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物価(目安)
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言語
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英語、ゲール語
スコットランド
セントアンドリュース オールドコース
St. Andrews Links Old Course
ゴルフコース11選
ゴルファーの挑戦を待ち続ける伝説のリンクス
- リンクス
- キャディ付
- セルフ
- スループレー
- 宿泊施設
手配難易度
超ハード
料金
プレミア
スコットランド
キングスバーンズ ゴルフ リンクス
Kingsbarns Golf Links
ゴルフコース11選
- リンクス
- キャディ付
- セルフ
- スループレー
手配難易度
超ハード
料金
ハイクラス
スコットランド / セントアンドリュース
セントアンドリュース リンクス ニューコース
St. Andrews Links New Course
- リンクス
手配難易度
ハード
料金
ミドルクラス
スコットランド / カーヌスティ
カーヌスティ ゴルフ リンクス
Carnoustie Golf Links
手配難易度
ハード
料金
ハイクラス
スコットランド / ノース バーウィック
ノース ベリック ゴルフ クラブ
The North Berwick Golf Club
手配難易度
ハード
料金
ハイクラス
Reservation
セント アンドリュースの
ゴルフ場手配・予約情報
ベストシーズン
- 1月
- 2月
- 3月
- 4月
- 5月
- 6月
- 7月
- 8月
- 9月
- 10月
- 11月
- 12月
名鉄観光では、
セント アンドリュースの
ゴルフ場予約が
ホテル、送迎とセットで可能です
※ゴルフ場のみの予約は承っておりません。
旅行商品とセットでご予約ください。
※アレンジをご希望の場合、お気軽にご相談ください。
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ゴルフ場
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ホテル
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送迎
その他ご要望に応じ、
レストランや体験アクティビティ・チケットなどの手配も可能です。
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フライト
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レストラン
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アクティビティチケット
セント アンドリュースでプレイするのにおすすめのアコモデーションを、
ホテルタイプ、立地、お好み、ご予算等に応じご提案いたします。
名鉄観光では、ご希望の航空会社、
マイレージ加算、座席クラス、
ご予算等に応じ最良の
航空券をご提案いたします。
※直行便所要時間は、ロシア領空通過制限により従来より長くなっています。
ブリティッシュ・エアウェイズ
日本からロンドンまで直行便が就航。乗継後、エディンバラまでは国内線で約1時間。
KLMオランダ航空
日本からアムステルダムまで直行便が就航。乗継後、エディンバラまでは約1時間30分。
ルフトハンザドイツ航空
日本からフランクフルトまで直行便が就航。乗継後、エディンバラまでは約2時間。
エールフランス
日本からパリまで直行便が就航。乗継後、エディンバラまでは約2時間。
言葉や治安、慣れないゴルフ場での受付などに少しでも不安が残るなら、
アテンド付きの送迎サービスの利用が便利です。
途中、観光スポットに立ち寄るなどのアレンジも自由なので、プランをご相談ください。
Package Tours
セント アンドリュースでの
ゴルフ旅行に
おすすめのパッケージツアー
ゴルフ付きツアーは、
日数、フライト、ゴルフ場、ホテルなどのアレンジ自由!
スタンダードなパッケージツアーに、
オプションでゴルフを付けることもできます。
オールドコースをはじめとする人気コースは、特に夏場(5~10月)の予約はかなり早い段階で予約を入れること、日程調整にもフレキシビリティが必要です。
スコットランドへは乗り継ぎを含め長時間フライトとなりますが、身体へのご負担や周辺都市での観光など、ご要望を踏まえベストな旅のご提案をさせていただきます。まずはお気軽にご相談ください!
名鉄観光 ゴルフ専門デスク
玉置 充