海外ゴルフおすすめの行き先 ターンベリー
スコットランドTurnberry / Scotland, Ireland
スコットランド南西部、壮大なエアシャーの海岸線に広がるターンベリー。その象徴ともいえるアイルサコースでは、4度の全英オープンのほかメジャー大会がたびたび開催され、あまたの名勝負の舞台となりました。ほかに18ホールと9ホールのコースがあり、いずれも一般のゴルファーからの予約を受け付けています。
スコットランドとアイルランドを隔てるクライド湾は波が荒く、風と濃霧が名物の難所。草しか生えないようなリンクスに100年以上前に開かれたアイルサコースは、ゴルフを愛する作家の伊集院静に「見事なほど優雅で、驚くほどタフ」と言わしめた名コースです。
ここの魅力に惹かれ、ゴルフ好きとして知られる実業家のドナルド・トランプが、リゾートをまるごと買収したことも話題に。リゾートゴルフの元祖といわれるホテルは開業当時の姿を残しつつ、最新の設備にスパやフィットネスも完備し、ラウンド後には最高級のリラクゼーションを心ゆくまで堪能できます。
Why Turnberry? ターンベリーのゴルフリゾートとしての魅力
1世紀以上の歴史をもつチャンピオンシップコースは、まさに「夢の舞台」
沖合に浮かぶアイルサ島、クライド湾の先にかすむアラン島。視界いっぱいに広がる海の景色を背景にしたアイルサコースは、開業当時にここを領地としていたアイルサ侯爵にちなんで名づけられています。パー71、6,474ヤード。厳しい風とバンカーが待つ難コースは1901年に完成。以来1世紀を超えて、数々の名勝負の舞台となってきました。
帝王ジャック・ニクラスと新進気鋭のトム・ワトソンの争いが最終日の18番ホールまでもつれこんだ、1977年の全英オープン。2009年の全英オープンでは、59歳になったトム・ワトソンがスチュワート・シンクと「真昼の死闘」を繰り広げました。また同大会では石川遼がタイガー・ウッズと同組でラウンドしています。プロにとってもまごうことなき「夢の舞台」なのです。
アイルサコースは完成から115年の時を経て、2016年にマーティン・エバートの手によって改修。5つのホールが新設されるなど、さらに魅力的に生まれ変わっています。
海岸線、城跡、灯台――生まれ変わった新コースは眺めが秀逸
ターンベリーの町は小さく、食事やショッピングのスポットが少ないため、トランプ ターンベリーでのリゾートステイを楽しむのが理想的です。難度の高いアイルサコースを2ラウンドするゲストも少なくありませんが、何泊か滞在するなら他のコースでもプレイしてみましょう。
もうひとつの18ホールのコースは、キング・ロバート・ザ・ブルース・コース。2017年にマーティン・エバートが整備してオープンさせたコースで、1274年にこの地で生まれたというスコットランド王、ロバート・ザ・ブルースからその名をとりました。コース設計もさることながら、とくに8番から11番で目に飛び込んでくる海岸線、城跡、灯台といったランドスケープは見事の一言。ターンベリーらしさを満喫できます。
ほかに9ホールのコースがあり、PGAのプロから指導を受けられるゴルフアカデミーも完備。完全な初心者から上級者まで、さまざまなレベルのゴルファーが楽しめます。
リゾート型ゴルフの草分けとしてのターンベリーとドナルド・トランプ
青空に映える白い建築に赤茶の屋根。20世紀初頭、ゴルフ場の開業後まもなくオープンしたエドワード朝スタイルのホテルは、コースに併設するゴルフリゾートとして草分け的存在です。優雅でゴージャスな建築やインテリア、丁寧かつ洗練されたホスピタリティ。クラシックなスタイルのレストラン「1906」、インフィニティプールが印象的なスパなど、付帯施設も申し分なし。バーでは海を真っ赤に染める夕日を眺めながら、スコッチウィスキーやカクテルを楽しめます。ターンベリーに滞在するなら、このリゾート1か所でのロングステイがおすすめです。 そんなターンベリーに魅入られたのが、ゴルフ好きで知られるアメリカの実業家、ドナルド・トランプ。2014年にリゾートをまるごと買収し、2億ポンド以上を投資してアイルサコースを含むリゾート全体を修復。綿密な調査をベースになされた改修は、『ゴルフ・インク・マガジン』から「年間最優秀再開発」に選定されるなど高い評価を得ています。
ターンベリーへの道中にある名門リンクスコースへも立ち寄りたい
ターンベリーの特徴のひとつが立地。スコットランドに数あるゴルフリゾートのなかで、ぽつんと離れた場所にあります。起点となるグラスゴーは大都会ですが、ターンベリーに向かって南下するとローカル度が増していきます。途中、エアの町の近郊にあるのが、全英オープンが生まれたプレストウィック ゴルフ クラブと、ロイヤル トゥルーン ゴルフ クラブ。いずれも「ザ・リンクス」と呼びたくなるような、スコットランドの代表的なゴルフクラブです。 プレストウィックの創設は1851年。設計者は「セント アンドリュースの父」オールド・トム・モリスで、全英オープンの第1回から12回までは、この地で開催されました。ロイヤル トゥルーンも歴史は古く、創設は1878年。8番ホールはスコットランドの郵便切手にもなった超有名ホールです。ターンベリーに滞在しながら伝説のクラブを巡る、リンクス三昧。そんな贅沢もゴルファーなら一生に一度はしてみたいですね。
プロショップの品揃えが充実! お買い物タイムを予定に入れるべし
2015年に大規模な改修工事を終え、再オープンしたターンベリーのクラブハウス。ロッカールームとレストラン、プロショップがあり、ゴルフ関連の資料や写真が所狭しと陳列されています。とくにヨーロッパ最大級の広さといわれるプロショップは豊富な品揃え。オリジナルグッズをはじめ、有名ブランドのゴルフウェアや土産物なども購入できます。チェックインするだけではもったいない! ショッピングの時間もしっかり確保するのがおすすめです。
スコットランドからバリ島まで、ドナルド・トランプの冷めやらぬゴルフ熱
ターンベリーのオーナー、ドナルド・トランプはゴルフ場の「目利き」としても知られ、アメリカ国内はもとより、スコットランド、ドバイ、アジアのリゾートなど、世界各国のゴルフ場に投資。設備やサービスの向上に貢献しています。もともと知名度のあったターンベリーも、2014年にトランプ・オーガナイゼーションが買収し、2億ポンド以上の資本を投入してコースやクラブハウス、ホテルの改修をしたことで話題になりました。
ターンベリーを楽しむキーワード
Basic Information ターンベリーの基本情報
※2024年8月時点の情報に基づきます
ゴルフの基礎情報・マナー
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プレイスタイル
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セルフカートを押しながら、ゆっくり歩いてコースをラウンドする伝統的な英国式ゴルフスタイル。
名門コースやリンクスコースではキャディの手配が可能で、セルフ・キャディ付きかのいずれかを選択できます。パブリックコースやリゾートコースでは、手配ができないこともあります。
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服装・マナー等
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プレー中の服装は日本と同様のスタイルを意識すればOK。名門コースのクラブハウス内はジャケットやネクタイ、革靴の着用が求められることがありますが、クラブハウスへの招待を受けていない場合は特に服装を意識する必要はありません。
ロッカーはないところが多く、ゴルフウェアはホテルで事前に着替えて行きましょう。ゴルフシューズも現地で履き替えます。荷物は最小限のアイテムのみ持参するようにしましょう。
受付は、ゴルフコースによってまちまちですが、プロショップで行うケースが多いです。
飲酒はクラブハウス内のレストランやバーでは楽しめますが、コース内では禁止されていることが一般的。
喫煙はコース内ではほぼすべてのゴルフ場で禁止されており、施設内に喫煙所が設けられている場合が多いです。 ※ルールはゴルフコースによって異なるため、事前にご確認ください。
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チップ
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キャディを利用する場合、チップは基本的に必要です。チップの金額は、1ラウンドあたり50~100ポンド程度が目安。プレー終了後に現金で渡すのが一般的です。
キャディ以外のスタッフへのチップは任意です。気持ちの良いサービスを受けた場合は、少額のチップを渡すと良いでしょう。1人あたり5~10ポンド程度が目安となります。
旅の基本知識
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アクセス
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日本からヨーロッパ各都市を経由してグラスゴーまで約17時間。グラスゴー空港からセント アンドリュースまでは約90km、車で約1時間。
エディンバラ空港を利用する場合、エディンバラ空港からターンベリー中心部までは約145km、車で約1時間50分。
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シーズン
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5月から9月の時期は、雨が比較的少なく、気温も10℃から20℃程度。日照時間も1日あたり10~15時間の為、ゴルフに最適です。
10月から4月の冬の時期は、気温も低く、日照時間も短くなる為、ゴルフに適していません。
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気温・降水量
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日の出 / 日没
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物価(目安)
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言語
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英語、ゲール語
スコットランド
トランプ ターンベリー
Trump Turnberry
- リンクス
- セルフ
- 宿泊施設
手配難易度
ハード
料金
ハイクラス
スコットランド
プレストウィック ゴルフ クラブ
Prestwick Golf Club
スコットランド
ロイヤル トゥルーン ゴルフ クラブ
Royal Troon Golf Club
Reservation
ターンベリーの
ゴルフ場手配・予約情報
ベストシーズン
10月から4月の冬の時期は、気温も低く、日照時間も短くなる為、ゴルフに適していません。
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- 2月
- 3月
- 4月
- 5月
- 6月
- 7月
- 8月
- 9月
- 10月
- 11月
- 12月
名鉄観光では、
ターンベリーの
ゴルフ場予約が
ホテル、送迎とセットで可能です
※ゴルフ場のみの予約は承っておりません。
旅行商品とセットでご予約ください。
※アレンジをご希望の場合、お気軽にご相談ください。
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ゴルフ場
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ホテル
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送迎
その他ご要望に応じ、
レストランや体験アクティビティ・チケットなどの手配も可能です。
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フライト
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レストラン
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アクティビティチケット
ターンベリーでプレイするのにおすすめのアコモデーションを、
ホテルタイプ、立地、お好み、ご予算等に応じご提案いたします。
名鉄観光では、ご希望の航空会社、
マイレージ加算、座席クラス、
ご予算等に応じ最良の
航空券をご提案いたします。
ブリティッシュ・エアウェイズ
日本からロンドンまで直行便が就航。乗継後、グラスゴーまでは国内線で約1時間30分。
言葉や治安、慣れないゴルフ場での受付などに少しでも不安が残るなら、
アテンド付きの送迎サービスの利用が便利です。
途中、観光スポットに立ち寄るなどのアレンジも自由なので、プランをご相談ください。
Package Tours
ターンベリーでの
ゴルフ旅行に
おすすめのパッケージツアー
ゴルフ付きツアーは、
日数、フライト、ゴルフ場、ホテルなどのアレンジ自由!
スタンダードなパッケージツアーに、
オプションでゴルフを付けることもできます。