海外ゴルフおすすめの行き先 済州島

島の中央部にそびえる標高1950mの漢拏山（ハルラサン）は済州島のシンボル。火山島ゆえの荒々しく美しい景観をもつ一帯は、「済州の火山島と溶岩洞窟群」の主要部分として世界遺産にも登録されています。火山島の造形と景観はゴルフ場の設計にも活かされ、島内には上質のコースが揃っています。

とくに、溶岩の大地に造られたブラック ストーン ゴルフ＆リゾート、ゴルフ発祥の地であるスコットランドの伝統に従って設計されたピンクス ゴルフ クラブ、PGAツアーも開催されたナイン ブリッジズなどはハイグレード。世界レベルの設計者が手がけ、コースメンテナンスが行き届き、一流のサービスを受けながら快適にプレーができます。グリーンの状態もよく、パッティングの精度が試されるコースが多数。アジア大陸の東端の海に位置し、「風の島」として知られる済州島では、風を読みながら戦略的なプレーを楽しみましょう。

韓国のゴルフ場ではラウンド中に食事をとるのが一般的。基本的に18ホールスループレーですが、ハーフ終了後に20～30分の休憩を挟みます。前半残り2ホールぐらいのタイミングでキャディに軽食を注文し、マッコリなどとともに味わいながら後半を待ちましょう。メニューは、チヂミ、スンデ（韓国風ソーセージ）、ラーメン、キムチなど。韓国のゴルフ場は仲間とわいわい楽しむ場でもあり、軽食とマッコリで憩う時間は大切です。

ラウンド後はゴルフ場のレストランへ直行！ 近海で獲れる新鮮なシーフードを満喫しましょう。さらに済州市や西帰浦（ソギポ）市へ出れば、名物のタチウオ、海女漁でとるアワビやサザエ、海鮮鍋などを味わえるレストランも多数。また、済州市の中心部にある東門（トンムン）市場は「済州島の台所」と呼ばれる大規模市場で、夜は屋台での食べ歩きを楽しめます。

韓国には15か所以上のカジノが設立されています。ラスベガスなどと比べて掛け金が安く、自由な服装で出入りできるため、韓国国内だけでなく外国人観光客にも人気です。日本人にとってはカジノを楽しめる最も近い国であり、日本語を話すスタッフがいることから、カジノ初心者でも行きやすいのがメリットです。

なかでも済州島のカジノは7か所と韓国最多。バカラ、スロットマシン、ルーレットなどを、カジノホテルやカジノリゾートで気軽に楽しめます。2020年に開業したチェジュ・ドリーム・タワーの別棟には、1フロアをまるまる使った大型カジノ、ドリーム・タワー・カジノがオープン。背後にそびえる38階建てのツインタワーにはグランド ハイアット済州が併設され、ラグジュアリーホテル＆カジノの贅沢を体験できます。

多様な火山地形と地質資源を有する済州島は、ユネスコ世界ジオパークにも認定されており、美しい自然景観が最大の魅力。アフターゴルフは海や山でアクティブに過ごしましょう。「東洋のハワイ」と称されるだけあって、島内には数多くのビーチがあり、ダイビングやサーフィンを楽しめます。本島からフェリーで約15分の牛島も、マリンアクティビティで人気のスポットです。

韓国最高峰で活火山の漢拏山は、複数の登山道が整備されており、本格的なハイキングを楽しめます。時間に余裕がなければ、山麓の緑道や渓谷、噴火口などへの手軽なツアーもおすすめです。また、海底噴火によって誕生した城山日出峰（ソンサンイルチュルボン）は、水平線から昇る日の出を見に多くの人が集まる名所。さらに、島内には山房山（サムバンサン）炭酸温泉をはじめ4か所の温泉施設があり、ゴルフの疲れを癒してくれます。