
「絶景ロケーション」 世界中のゴルフ場が誇る風景の魅力

海と大地の究極の邂逅
ゴルフ旅で巡るコースをチョイスするにあたり、最も人気なのが普段は味わえない素晴らしい景観のコースをプレーすることです。
「海と大地の究極の邂逅」とも呼ばれるアメリカ・カリフォルニア州のペブルビーチ ゴルフ リンクスはゴルフリンクスはその代表格。スタートホールこそ何の変哲もないコースに見えますが、4番ホールを迎える辺りから、海と大地の究極の邂逅が姿を表します。特に名物の7番パー3は、海風の強さで全く表情を変えるホール。100ヤードにも満たないホールですが、まさにここでしか味わえないプレー体験です。
アジア圏で言えば、ビンタン島にあるリア ビンタン(インドネシア)も絶景ホールを有するコースの一つです。真っ白なバンカー、色鮮やかな植栽が彩る南国の楽園でのプレーを進めると、7番ホールから断崖絶壁の風景が広がります。ターコイズブルーの海越えの8番パー3は、アジア屈指。ビンタン島はシンガポールからフェリーで気軽に行ける距離感も魅力的です。

ペブルビーチ ゴルフ リンクス 7番ホール

リア ビンタン ゴルフ クラブ
砂漠に浮かぶ摩天楼―エミレーツGCの夜景体験
都市型の絶景といえば、ドバイのエミレーツ ゴルフ クラブが挙げられるでしょう。砂漠と芝生のコントラストから背景に目線を移すと、高層ビル群が輝きを放ちます。8番パー4では、高層ビルの背景がティショットでの距離感を狂わせます。街並みがプレーに影響する面白いホールですね。

エミレーツ ゴルフ クラブ ファルド コース ナイト・ゴルフ
山に抱かれてプレーする贅沢―カナナスキスとアルムージ
自然の懐に抱かれるゴルフ体験を求めるなら、カナダのカナナスキス ゴルフ クラブなどロッキー山脈の美しさに包まれたコースも候補に上がるでしょう。空気も清らかで、1ホールごとに立ち止まりたくなるほど。また、オマーンのアルムージ ゴルフ クラブは、中東らしい乾いた景観と紺碧のアラビア海の絶景が融合したユニークなコースです。砂漠タイプのゴルフコースには珍しく、海の絶景と山々の景観が融合します。

アルムージ ゴルフ クラブ
日本にも誇れる絶景がある―川奈とボナリ高原
こうした世界の名コースに肩を並べるような絶景を、日本でも体験できます。
川奈ホテルゴルフコース・富士コースは、富士山と太平洋を一望できる唯一無二の眺め。歴史あるクラシックホテルとともに、世界的評価を集めています。海外からのゴルファーも多く訪れますが、先日ご一緒したドイツ人ゴルファー曰く「ペブルビーチに匹敵する美しさ」とのこと。
また、福島県のボナリ高原ゴルフクラブは、標高1,000mを超える大自然の中にあり、特に秋の紅葉は息を呑む美しさ。日本にも素晴らしいコースが多くあります。
絶景はプレー中も「旅」を味わえる
プレー中にふと目を上げたとき、目の前に広がる景色に心を奪われる——そんな瞬間が、旅先でのゴルフを何倍も豊かなものにしてくれます。