
セント アンドリュース オールドコースをプレーする方法5選

「ゴルファーなら一度は立ちたい」――そんな憧れの舞台がセント アンドリュース オールドコースです。600年以上の歴史を持ち”The Home of Golf"として知られるこの聖地は、世界中のゴルファーを魅了し続けています。しかし、そのティータイムを確保するのは至難の業。今回は、この夢の舞台に立つための5つの方法を紹介します。
1. 9月の事前予約で「来年」の枠を狙う
まず1つ目が、毎年8月から9月に行われる予約抽選への申込です。翌年のプレー希望者を対象に、リンクス・トラスト公式サイトからエントリーする形式で、申請期間中に申し込む必要があります。ただし、すべて抽選制であるため当選は運次第。混雑する時期(6月〜8月)を避けて申し込むのが確率を上げるコツです。もし抽選に当たったなら、信頼のおける旅行会社を通じてオールドコースを中心したゴルフツアーを組んでもらいましょう。スコットランドにはその他にも魅力的なコースが山ほどあります。

オールドコース
2. プレー48時間前からの「デイリーバレット」に賭ける
オールドコースのティータイムの多くは、2日前の抽選(通称:デイリーバレット)に割り当てられています。申込はオンラインで完結し、2人以上のグループで申し込むのが前提です。また、ハンディキャップ制限(男性24以下/女性36以下)をクリアする必要があります。JGAが発行するWHSハンディキャップ証明書の準備をお忘れずに。
3. 「シングル枠」にトライ
一人旅であれば、チャンスは広がるかもしれません。シングルズ・デイリードローというものがあり、前日(9:00~17:00)に現地の「The Old Pavilion」で受付をすることで、翌日の空き枠に入る抽選が出来る制度です。グループで行った場合は、シングル(1人ずつ)に分かれて申し込むことになりますが、抽選に当たる人もいるかもしれませんね。

オールドコース 18番ホール
4. オフシーズンの「ウィンターパッケージ」を活用
スコットランドの厳しい寒さに耐えられるなら、冬期限定の3ラウンドパッケージも選択肢としてあります。オールドコースを含むセントアンドリュース リンクス内のコース(ニュー、ジュビリー、キャッスルなど)から3つを回れるパッケージが販売されます。ただし、この期間中のオールドコースは、芝生保護のためマット使用が義務付けられるので「一生に一度の体験」としては少し不完全燃焼になるかもしれません。
5. 信頼できる旅行会社を通じて確実に
もっとも安心なのは、セント・アンドリュース・リンクス・トラストが指定したオペレーターに提供されるパッケージ枠を利用する方法です。セントアンドリュース・リンクス・トラストでは、国外の旅行者がオールドコースを楽しめるように、限られた現地のオペレーターに旅行パッケージとしての販売権利を提供しています。この割り当てられたティータイム枠を予約することで、スタート枠を確保して安心して旅行に出かけることができます。このパッケージ枠の取り扱いがある、信頼のおける旅行会社を介して予約するのが、もっとも確実な方法でしょう。
旅行会社を介しての予約は、ティータイム確保だけでなく、宿泊・移動など、旅程全体をサポートしてくれるのも大きな魅力です。この予約方法も非常に需要が高いので、1年前、2年前に旅行会社に相談してみてください。

セントアンドリュース オールドコース ホテル
まとめ:1年、2年先のプランを今から立てましょう
憧れのオールドコースに立つ方法はさまざまですが、必要なのは1年先、いや、2年先の旅行をプランすることです。思い立ったが吉日――ゴルフ旅のプロに相談してみてください。