都市とゴルフが隣り合うデスティネーション、クアラルンプール
マレーシア・クアラルンプールは、私のお気に入りのデスティネーションの一つです。マレーシアのゴルフには、他の東南アジアではあまり見られない暮らしとの近さがあります。ゴルフ旅として訪れたとき、その距離感やゴルフと滞在のリズムが心地よく、行けば行くほど魅力が増していくデスティネーションです。
都市圏30分で名門が点在する便利さ
首都・クアラルンプールでまず驚くのは、都市とゴルフ場の距離の近さです。クアラルンプール市内にもゴルフ場が点在し、名門と称されるゴルフ場が30分圏内に集中しています。ラッシュアワーには渋滞はあるものの、距離が短いため長時間移動にはなりにくいのも魅力。都会に滞在しながら、本格的なコースに通えるという環境は、訪れてみて感じる魅力です。
観光・食・ショッピングとゴルフを同時進行できる国。それがクアラルンプールの都市型ゴルフの強みだと思います。

クアラルンプール ゴルフ&カントリー クラブ
魅力に溢れた都市、クアラルンプール
クアラルンプールのもう一つの魅力は、食の多様性です。中華系、マレー系、インド系が混じり合った料理が街やゴルフ場で楽しめ、日本食も多く、食に困ることはまずありません。ゴルフ場のレストランでも、ナシレマ、ミーゴレンといったローカル料理や、広東風麺料理などがしっかり美味しく、日本人でも親しみやすい味付けです。食の不安がないというのは、旅ゴルフにおける重要な安心材料ですね。そして非常に嬉しいのが、ホテルの料金が比較的安価ということです。有名な国際ブランドのホテルにも比較的安価に宿泊できるため、充実した滞在を楽しむことができます。

サウジャナ ゴルフ&カントリークラブ 食事
洗練された本格派コースと発展したゴルフ文化
マレーシアのゴルフは、プレースタイルの選択肢が広いことも特徴です。乗用カート利用が基本ですが、キャディ付きとどちらも選べるコースが多く、プレースタイルの自由があります。早朝にキャディ付きでスタートして午前中でラウンドを終え、午後を観光やショッピングに充てることもできますし、気が向けば午後3時ごろからセルフでスタートする、という選択もできます。一つ注意したいのが、ハンディキャップ証明書を求めるコースが多いという点です。
事前に予約しない場合はクラブ発行のカード、WHSの証明書など、形式は問われませんが、携帯しておく方がスムーズです。これはゴルフというゲームの文化が根付いたマレーシアだからこその特徴かもしれませんね。
USLPGAツアーの一部として人気の高いメイバンクチャンピオンシップのホストとなるクアラルンプール ゴルフ&カントリー クラブや、PGA TOURも開催したマインズ リゾート&ゴルフ クラブなど、チャンピオンシップコースも多く点在し、その多くがビジターを受け入れてくれるところも魅力の一つです。
ゴルフで訪れると、生活としてのゴルフ文化が垣間見える魅力的な国です。静かで実直なゴルファーが多く、都市の中に深い文化がある国。そのバランスこそ、クアラルンプールのゴルフの魅力だと思います。私のおすすめは、難しくも美しいクアラルンプール ゴルフ&カントリー クラブ、洗練されたコタ プルマイゴルフ&カントリー クラブ、そしてメンバーになったような体験ができるサウジャナ ゴルフ&カントリー クラブです。

サウジャナ ゴルフ&カントリークラブ