「Top 100 Courses in the World 2025–26」が発表
Golf.comによる「Top 100 Courses in the World 2025–26」が発表されました。世界中に数万あるゴルフコースの中から、わずか100コースを選び出すこのランキングは、毎回大きな注目を集めています。世界のゴルフ文化の潮流を知るうえでも非常に興味深く、私自身も毎回楽しみにしているリストのひとつです。
Golf.comの発表によると、126名の国際的なパネリストが投票を行い、それぞれの価値観を尊重しながら、“評価帯(トップ3、4〜10位、11〜25位…)”に分類する方式を採用しています。絶対的な基準を設けず、民主的な方法でこのランキングは成り立っています。
ランキングが登場した当初は、シンプルに「世界のゴルフコースマニアが順位付けしたらどうなるのか」という関心から始まったものだったかもしれません。しかし今では、ゴルフコースそのものの評価基準やブランディング、さらには新設コースへの投資にまで影響を与える存在になっています。
世界トップ20コース
フルリストについては公式ウェブサイトをご確認いただくとして、2025–26年版のトップ20は以下の通りです。
パインバレー ゴルフクラブ 1位|アメリカ・ニュージャージー州
サイプレス ポイント クラブ 2位|アメリカ・カリフォルニア州(ペブルビーチ)
セント アンドリュース(オールドコース) 3位|スコットランド・セントアンドリュース
ロイヤル カウンティ ダウンGC 4位|北アイルランド・ニューカッスル
シネコック ヒルズGC 5位|アメリカ・ニューヨーク州
ナショナル ゴルフ リンクス オブ アメリカ 6位|アメリカ・ニューヨーク州
ロイヤル メルボルンGC(ウエスト) 7位|オーストラリア・ビクトリア州
オーガスタ ナショナルGC 8位|アメリカ・ジョージア州
オークモントCC 9位|アメリカ・ペンシルベニア州
サンドヒルズGC 10位|アメリカ・ネブラスカ州
ミュアフィールド 11位|スコットランド・ガラン
ロイヤル ドーノックGC 12位|スコットランド・ドーノック
メリオンGC(イースト) 13位|アメリカ・ペンシルベニア州
ロイヤル ポートラッシュGC(ダンルース) 14位|北アイルランド・ポートラッシュ
ペブルビーチGL 15位|アメリカ・カリフォルニア州
フィッシャーズ アイランド クラブ 16位|アメリカ・ニューヨーク州
シカゴGC 17位|アメリカ・イリノイ州
トランプ ターンベリー(エイルサ) 18位|スコットランド・ターンベリー
タラ イティGC 19位|ニュージーランド・テ・アライ
パインハースト No.2 20位|アメリカ・ノースカロライナ州
国別分布と日本のランクインコース
今回のトップ100を国別に見ると、アメリカが41コースと圧倒的な存在感を示しています。続いてスコットランド、イングランド、オーストラリア、アイルランドと、ゴルフ文化の厚みを感じさせる国々が並びます。
日本からランクインしたのは2コースです。兵庫県の廣野ゴルフ倶楽部(28位)、そして静岡県の川奈ホテルゴルフコース 富士コース(62位)。いずれも日本を代表する名門であり、国外のパネリストからも高く評価されていることが分かります。
「行きたくても行けない」のもゴルフの特徴
このランキングは、レストランで言うところの「ミシュランの星」と似た側面もありますが、決定的な違いがひとつあります。それは、実際に予約してプレーできるコースが非常に限られているという点です。
トップ100の多くは会員制で、ビジターの受け入れがない、あるいは極めて限定的です。つまりこのランキングは、「誰でも体験できるおすすめリスト」というよりも、ゴルフコースという文化そのものを評価する指標に近い存在だと言えるでしょう。
トップ100を体験してみるという楽しみ方
とはいえ、トップ100の中には一般プレーが可能なコースも存在します。世界中のゴルファーが「素晴らしい」と評価しているコースを実際に体験してみることで、ゴルフコースの見方や楽しみ方は大きく広がります。
なぜこのコースが多くのゴルフファンを魅了するのか。そうした視点を持ってラウンドするだけでも、ゴルフの奥行きは一段と深まり、技術以外にも尽きることのない探究の楽しさが見えてくるかもしれません。
自分のベストコースを発表し合うのも楽しい
もちろん、トップ100を絶対的な基準に置く必要はありません。自分にとってのベストコースは、経験、訪れた国やその時の価値観によって変わっていくものです。日本で、そして世界でゴルフをしながら、その都度「今の自分にとって一番良かったコース」を更新していく。そして、そのベストコースを仲間たちと共有し、次の旅のヒントにしていく。それこそが、ゴルフを旅する楽しさであり、長く続けていく醍醐味なのではないでしょうか。
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