冬に行きたい海外ゴルフ|寒い日本を離れベストシーズンの国へ
北は北海道、南は沖縄まで南北に長く、通年を通してゴルフがプレーできる国ではあれど、日本の冬はゴルファーにとって決して快適な季節とは言えません。寒さに加え、日照時間の短さ、霜やクローズの可能性。芝生が生え揃う春を心待ちにしながら、冬は我慢の季節だと感じているゴルファーも多いのではないでしょうか。
しかし視点を世界に広げると、日本がオフシーズンになる冬こそ、ベストコンディションを迎えるゴルフデスティネーションが数多く存在します。海外ゴルフの最大の魅力は、季節に縛られることなく、一年を通してゴルフができる環境を自ら選べることでもあります。冬の海外ゴルフは、その選択肢を最も分かりやすく実感できる季節です。
冬がベストシーズンになる理由
東南アジアや中東の多くの国では、冬が乾季にあたり、雨が少なく、気温も安定します。日本とは対照的に、この時期こそが一年で最もゴルフに適したシーズンとなります。例えばタイのベストシーズンは、乾季にあたる11月から3月頃。通年温暖な気候ではあるものの、この時期は湿度が下がり、過ごしやすさが際立ちます。最も涼しいのは12月中旬から1月上旬で、日本が一年で最も寒い時期と重なります。
ベトナムも同様に、冬がベストシーズンです。芝の密度が高く、フェアウェイやグリーンの状態も一年で最も良い時期がこの時期です。
ドバイやアブダビ、そしてオマーンなど中東でも、この時期に夏の酷暑が落ち着き、乾燥した空気の中で、完成度の高いコースコンディションが戻ってきます。
冬の海外ゴルフの選び方|乾季・気温・移動距離で決める
冬の海外ゴルフを成功させるための判断軸はシンプルで、
- 乾季か雨季か
- 「暖かい」のか「暑すぎる」のか
- 移動距離と滞在日数に無理がないか
この3つで大枠が決まります。
特に東南アジアは、国や地域によって雨季の時期が微妙に異なります。同じ「冬」であっても、雨季にあたるデスティネーションではスコールが多く、コースコンディションが安定しない場合もあります。冬の海外ゴルフは、上記の3つを基準に選びましょう。
冬におすすめの代表的デスティネーション
東南アジア(タイ、ベトナム)は、冬の海外ゴルフの王道です。乾季に入り、気候・芝・サービスのバランスが非常に良く、初めての海外ゴルフにも向いています。キャディ付きプレーが一般的で、移動や進行のストレスが少ない点も魅力です。
マレーシアも通年暖かいデスティネーションですが、10月から2月頃はスコールが多い雨季にあたります。そのため、早めのスタートを意識すると、より快適に楽しめるでしょう。中東(UAE、オマーン)も、冬がゴルフのハイシーズンです。11月から4月頃までは20〜28度前後と、ゴルフに最適な気温が続き、コースコンディションもこの時期が最良。ドバイ・デザート・クラシックなど、欧州ツアーの大会が1月に開催されるのも、この時期がベストであることを物語っています。
逆に、冬に行くべき海外ゴルフがある
日本の冬をどう過ごすかは、ゴルファーにとって毎年のテーマかもしれません。寒さを我慢しながら春を待つのもひとつの選択ですが、世界に目を向けると、冬こそが一年で最も良いゴルフシーズンになる場所が存在します。
夏は暑すぎたり、雨季にあたったりするデスティネーションも、冬になると気候が安定し、コースコンディションが最良の状態を迎える。だからこそ冬は、「どこでもいいから暖かい場所」ではなく、「冬がベストシーズンのデスティネーションへ出かける」という発想が生きてきます。
季節に合わせて、デスティネーションを選ぶ。その視点を持つことで、冬は我慢の季節ではなく、海外のゴルフデスティネーションのベストシーズンに渡航するチャンスに変わってきます。