Finland
日本から最も早く行けるヨーロッパ!
©Visit Finland/Niko Laurila
スタイリッシュなことで定評のあるフィンエアー。フィンランドを代表するデザイナーブランド『マリメッコ』のモチーフが塗装された機材を有しており、日本路線にも飛来します。いつ、どの空港にというのはわかりませんが、ゲートでマリメッコ塗装機を見たときはちょっとうれしいサプライズです。機内でもビジネスクラスではマリメッコの食器やイッタラのグラスに囲まれて幸せな気分で旅ができるでしょう。ノルディックデザインを求めてフィンランドを旅をする人には極上のサービスといえるかもしれません。また、空港内はシェンゲンエリアとそうでないエリアにわかれており、とても動線がいいのでフィンランド国内線への乗り継ぎもスムーズです。
Point!
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北欧デザインにサンタクロース、ムーミンにオーロラに……グルメにサウナ! 年を通じてお楽しみがあるのがフィンランド。南北でちょっと文化が違うのも見どころです。真夏はもちろんのこと、真冬でもアウトドアの遊びが充実しており、何度も訪れる目的があります。人々はおおらかで気さくゆえ、旅がより楽しくなるのかもしれません。
洗練されたデザイン都市でありながら、ちょっと郊外に出れば豊かな自然があるのがヘルシンキ。街自体もあくせくしたところがなく、誰もがゆっくりマイペース。街歩きや美術館探訪のほか、森へ散歩に行くのもおすすめです。ヘルシンキっ子のライフスタイルにならって、スタイリッシュかつのんびりと過ごしましょう。
やはりフラッグキャリアのラウンジというのはその国らしさを表現する場でもあります。フィンエアーのビジネスクラス利用客と、ワンワールド加盟航空会社のビジネスクラス利用客などが利用できるラウンジで、テーブル席、ボックス席、ソファ席など用途に応じたさまざまな使い方ができます。食事メニューは時間帯に応じて変わるものの、フィンランドの食材を用いた北欧料理を楽しむことも可能。さらに、サウナを併設しているので、ぜひ最後までフィンランド体験を! 男女共用なので水着で利用するのが望ましいですが、貸出のタオルを巻いての利用も可能です。
ヘルシンキのおしゃれストリート、エスプラネードに面したホテルで、ロケーションのよさはいわずもがな。創業は1887年、料理人であったカール・カンプ氏が最高のシチュエーションで料理を供することができる場所を模索した末の誕生でした。建設当初、とてもモダンであったことも話題に。ここはフィンランドで初めてエレベーターを備えたホテルとしても知られています。100年以上にもわたって街の名所となっているホテルで、今も昔ながらの内装を保っている『カンプ・バー』はぜひ一杯だけでも立ち寄りたいところ。客室は近年改装したばかりで、クラシックモダンな内装が魅力です。
サウナの国、フィンランド! かつては各家庭に必ずサウナがあったといわれ、フィンランド人にとってサウナは家族団らんや友人との社交の場という位置づけです。ヘルシンキの海辺にできた新しい公共サウナ『ロウリュ』は、開業するやあっという間に地元っ子の人気スポットに。おしゃれな外観、バーやレストランを併設し、サウナを利用しなくても気軽に集うことができるのが人気の理由でしょうか。海辺をぶらぶら散歩して、サウナで汗を流したらデッキに上がって軽く一杯、なんていうスタイルで楽しみます。サウナは男女共用なので、水着を持参しましょう。暑くなったら海へドボン!が、フィンランド流。真冬でも飛び込む人が多いのに驚くでしょう。
北欧デザインが優れていることは世界中のお墨付き。デザインを求めてフィンランドを訪れる人も数多く、そんな旅人のためにヘルシンキ市では「デザインディストリクト」を設定、地図を発行(無料)しています。特にプナヴオリ、カールティンカウプンキ、クルーヌハカ、カンッピ、ウッランリンナのエリアにはファッション、雑貨、食器、家具などオリジナリティにあふれるデザインが秀逸なお店が集中しており、地図を見ながらそれらを訪ねることができます。地図にはおしゃれなレストランやカフェも紹介されているので、街歩きに役立てましょう。
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