【スタッフ乗船レポート】プレミアム客船「ダイヤモンド・プリンセス」で航くぐるり本州一周クルーズの一部釜山から横浜までを乗船してきました。

 

 

ダイヤモンド・プリンセス2014年の日本発着就航時に大改装を実施した「ダイヤモンド・プリンセス」。その目玉が洋上最大級の展望大浴場「泉の湯」です。男女別の屋内風呂は天井までの大きな窓からの景色が抜群。サウナも大きな窓付きです。ダイヤモンド・プリンセスはメイン・ダイニングのメニューが豊富。前菜やスープ、サラダ、パスタ、メインディッシュやデザートは日替わりで多彩な選択肢が用意されています。日本発着クルーズでは日本食も登場します。

就航：2004年／改装：2014年／総トン数：115,875t／全長：290m／最大幅：37.5m／乗客定員：2,706名／乗組員数：1,100名／巡航速度：22ノット

©Princess Cruises

ダイヤモンド・プリンセスの詳細はこちら

 

 

5月31日(土) 乗船日

 

釜山港から乗船のため飛行機で釜山金海国際空港へ。
空港からタクシーで釜山国際ターミナルへ向かいます。
陽射しが眩しく、とても暑い日。天気がいいと乗船への気持ちが高まります。

 

出航前には避難訓練があります。
乗船後部屋に入ってテレビをつけると避難訓練の動画が流れます。
その後指定された場所に集まり、スタッフの避難訓練案内を受け、メダリオンで出欠確認をします。

 

今日の夕食はサバティーニ・イタリアン・トラットリア
2つあるスペシャリティ・レストラン(予約制/有料)の1つです。
予約は専用アプリから乗船前に行うか、空席があれば乗船後も予約が可能です。
スープ、サラダ、前菜、メインの2品、デザートをメニューから選びます。
種類がたくさんあるのでどれにしようか迷います。

 

 

夕食後はピアノのショー、70年代ダンスパーティーなど楽しいイベントが盛りだくさんです。

 

客室

 

今回乗船したのは海側バルコニー
バルコニーがあるので解放感があるお部屋です。
身支度をしていなくてもバルコニーから朝日が眺められるのが最高です。
電源は110Vがあるので日本製が使用できます。
次の日の船内新聞(PRINCESS PATTER)が夜には届けられ明日の予定を立てます。
専用アプリでも船内スケジュールを確認できるので便利です。

 

 

 

6月1日(日) 2日目

 

長崎(松が枝国際ターミナル)
長崎港で日本入国審査があります。
下船の際にメダリオン、パスポート、記入した税関申告書(前日お部屋に届けられる)を持って入国審査をします。
10分程度で審査も終わり、スムーズに長崎の町へ出ることが出来ました。
ターミナル目の前が町なので徒歩や路面電車で市内観光を楽しめるとても便利な港です。

 

船会社主催のオプショナルツアーもありますが、私は今回どうしても行きたかった軍艦島クルーズに前もって個人で申込をしました。ダイヤモンドプリンセスがすぐ見える場所が出港桟橋です。
小さい船に乗り約40分かけて軍艦島に向かいます。
映像で見たことのある軍艦島が目の前に迫って、圧巻です。

 

 

地元の学生さんによる吹奏楽のお見送りパフォーマンスで長崎を出港します。

 

今日の夕食はシュラスカ・ブラジリアン・グリルです。(2つ目のスペシャリティ・レストラン　予約制/有料)
シュラスコのステーキハウスとなります。
さまざまな部位の塊肉をテーブルで切り分けしてくれます。
目でも味でも楽しむことができるレストランです。

 

 

夜のイベントでは80年代に遡るデッキパーティーが開催されました。知っている曲ばかりでノリノリで楽しみました。

 

 

6月2日(月) 3日目【終日航海日】

 

朝はラジオ体操から始まります。

 

朝食はビュッフェスタイルの「ホライゾンコート」かインターナショナル・ダイニングで食べることができます。
今日は終日クルーズで時間があるので、インターナショナル・ダイニングでゆっくりと和食のセットメニューをいただきます。

 

ズンバでカロリーを消費

 

ダイヤモンドプリンセスイベントの目玉、「料理のデモンストレーション」とギャレーツアー
なかなか見ることのできない、船の厨房を見学することができます。

 

 

海(かい)・予約不要
スタンダードプランの方は有料となりますが、プラスプラン(1クルーズで2回)プレミアプラン(無制限)の方はセットメニューを食べることができます。

 

イベント「卵落とし大会」
生卵を割らずに印の近くに落とせるかという大会が行われていました。
出場者は前もって、緩衝材や風船、傘、洋服などを使ってオリジナリティ溢れた卵を割らないようなものを作成し大会に挑んでいます。大変盛り上がっていました。

 

セルフランドリー
朝7時から夜10時までオープン
洗濯機、乾燥機それぞれ3ドルで利用可能です。
洗剤・柔軟剤も有料でありますが、外国製なのでお気に入りの洗剤を持参することをおすすめします。

 

 

夕食(フォーマル/おしゃれな服装)
サボイ・ダイニング(メインレストラン:20分間隔の予約制/無料)
今日はフォーマルなのでメインコースが豪華になります。
牛フィレ肉とロブスターを贅沢に食べることができます。

 

 

プロダクションショー「ブラボー」
大人気のショー
迫力満点の歌声には感動です

 

 

6月3日(火) 4日目

 

清水(マリンターミナル)
朝から一日中強めの雨
港から無料シャトルバスが約20分間隔で清水駅(約8分)まで運行
港からエスパルスドリームプラザまでは徒歩約3分

 

朝食
ホライゾンコートで好きなものを好きなだけどうぞ

 

昼食
トライデント・グリル
ハンバーガー、タコス、サンドイッチを楽しめる
注文をしてから作り始める、手作りバーガーです。
小腹が空いたときにも便利です。
オーダー後、フードコートでよく見かける出来上がりの呼び出しベルを渡され好きな席で待ちます。
作りたてなのでとても美味しいです。

 

 

イベント「豆袋投げ」

 

泉の湯(有料/120分制)
水着着用のプールと裸で入る日本スタイルの大浴場

 

 

プール・ジャグジー(無料)
屋外、屋内
更衣室の用意がないのでお部屋から水着を着用します。

 

 

午後のおやつ

 

そろそろ荷物整理の時間です。
下船についての案内がお部屋に入ります。(タグも一緒に配布あり)
荷物を下船時ターミナルに運んでほしい方は前日の夜までにお部屋の外に荷物を出します。

 

船内会計
船内で利用したご精算を必ず確認しましょう。
船内会計は専用アプリから確認ができます。
サービスデスクでも印刷してくれます。

 

 

夕食
サボイ・ダイニング(メインレストラン　20分間隔の予約制/無料)
最後のディナーとベイクドアラスカパレード

 

 

レストラン内が消灯して、手拍子と掛け声と共に、レストランスタッフ達が入ってきます。
乗客たちもナプキンをぐるぐる回して一緒に盛り上がります。
この雰囲気はいかにも外国という感じがします。

 

レモンを使用して造られたレモンリキュールのリモネッロ、いかがですかとレストランスタッフが席を回ってきました。
プリンセス柄のグラスがかわいいのでアルコールが苦手ですが、飲んでみました。
すごく甘いアルコールシロップです。
かわいいグラスはお土産としてお持ち帰りできます。

 

ショー「プリンセス・ワールド・オーケストラ」

 

質問はゲストサービスデスクで確認することもできますが、並んでいることが多いので専用アプリのクルー・コールチャットで24時間質問することができます。
日本語にも対応してくれますし、チャットやり取りも10分以内には返信がきます。
とても便利な機能でした。

 

ドレスコード
今回4泊は3回がスマートカジュアル、1回がフォーマル(おしゃれな服装)でした。
フォーマルでも堅苦しくなく、男性はジャケットにネクタイ(タキシード率0)
女性はワンピースの方が多く、着物の方も時折見られました。

 

 

 

6月4日(水) 5日目【最終日】

 

横浜大さん橋
最終日も時間の許す限り食べて楽しみます。

 

 

前日部屋の前に置いた荷物は下船口にタグの色、番号順に並べられています。
身軽に下船することができます。

 

ダイヤモンドプリンセスに乗船してみて
今回のクルーズは全体の3分の1が日本人だったので外国の雰囲気を味わうことができました。
船内はほとんど日本語が通じるので、言葉の心配なく楽しむことができます。
スタッフが陽気で明るいので、フレンドリーに話しかけてくれ、にぎやかに楽しめます。
肩の力を抜いて笑顔で楽しめるクルーズです！

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。北角 ダイヤモンド・プリンセス クルーズツアーはこちら

 

そのほか プリンセスクルーズはこちら