ぱしふぃっく びいなす スタッフ最新乗船記

ぱしふぃっく びいなす コロナ後初の最新体験ブログ
(3月下旬～4月上旬 乗船)

 

◆ぱしふぃっく びいなす ◆
2022年3月より、約1年振りに通常運航を再開した「ぱしふぃっくびいなす」。
3月下旬～4月上旬 にかけて乗船してきましたので、コロナ後初となる「ぱしふぃっくびいなす」ついて、4つに分けてレポートします！
前半は①乗船前編②船内施設編。後半は③お食事編④寄港地観光編となりますので、是非ご覧ください。

 

前編 後編

 

ぱしふぃっく びいなす

愛称は「ふれんどしっぷ」。
日本船3隻の中でも「ぱしふぃっくびいなす」のクルーたちの明るく親しみやすい雰囲気は、初めてのお客様からリピーターまで大人気！
また、クルーズ料金が比較的手ごろに設定されていることや、ステートルームFからステートルームJは3名一室で利用可能なお部屋が多いため、ご家族だけでなくご友人同士などのグループで参加する方も多いのが特徴。ゴールデンウィークや夏休みは3世代のファミリーでの参加も多くいらっしゃいます。

ぱしふぃっく びいなすの詳細はこちら

 

 

 乗船前編

 

待ちに待った乗船日。
横浜港大さん橋客船ターミナルに指定された時間に集合します。集合時間は混雑を避けるために、客室カテゴリーによりA～Cにグループ分けされています。

 

※集合時間はコースにより異なりますので、必ずご自身の日程表にてお確かめください。

 

 

スーツケースなどの大きな荷物を預け、乗船受付。
受付時に必要な書類は4点。

①乗船券
②健康質問票
③本人確認書類(免許証など)
④ワクチン接種済みの場合→ワクチン完了確認書類
ワクチン未接種の場合→PCR検査の陰性証明書など

私はワクチン3回接種済だったので、接種済証のコピーを持参しました。

 

無事受付を終え、いよいよ乗船！！ の前にもう一つ・・・
すべての乗船客は『乗船当日PCR検査』を受ける必要があります。実はこれは2回目の検査となります。
1回目は乗船10日前にPCR検査キットが自宅に送られてきて検査済です。結果はもちろん陰性でした。

 

 

何度受けてもドキドキするPCR検査。
当日の検査は、20名位のグループに分かれて行われます。数名のスタッフさんが丁寧に説明してくれますので心配ご無用です。

 

検査結果が出るまで約90分間、指定された座席で待つ事になるのですが、実はこの時間がとても有意義でした。
各座席には『本日の船内新聞』『重要なお知らせ』が配布されていたので、『乗船後は何しようかな』『今日のイベントは？』などなど胸躍らせながら、じっくり読むことができました。

 

また、前方では約40分間のビデオ番組が繰り返し放映されていました。内容は、船内の感染症対策についてはもちろんですが、キャプテン自らがブリッジ内を案内してくれ、船の構造などについて説明してくれるのです。これが興味深かった！！
また、乗客でもなかなか見ることのできない船のバックヤードツアーなど、待ち時間を飽きないものにする工夫が随所に見られ、充実した90分を過ごす事ができました。
尚、この当日検査会場は写真撮影不可のエリアの為、残念ながら写真はありません。
でも、これでいよいよ乗船、出港です！

 

 船内施設編

船内施設はたくさんありますが、今回は利用される可能性が高い施設を中心にご案内します。

 

 5階

 

ぱしふぃっくびいなすに乗船すると最初に目に入るのは中央にある螺旋階段。5階から7階まで中央が吹き抜けになっていてとても開放的です。
5階にはフロントがあり、ここで船内精算用のクレジットカードの登録が出来ます。その斜め向かい側には、寄港地観光を相談するツアーデスクもあります。

 

 

 6階

 

 

ここは客室階となり、カテゴリーとしてはステートGと一部ステートHのお部屋が並びますが、日本船の嬉しい施設の一つとして挙げられるのがセルフランドリーではないでしょうか。
外国船にもランドリーを持つ船はありますが、日本船のランドリーは至れり尽くせり。洗剤も無料で使えますし、乾燥機やアイロンももちろん完備。そして、台数も十分です。
ランドリーは各客室階にあり、特に長いクルーズや夏のクルーズでは大活躍！慣れている方は、セルフランドリーを使うことで上手に荷物を減らしているようです。

 

 

 7階：7階は客室がないデッキとなりますので、皆様が必ず利用される施設が集まっています！

 

オープンバー
ここはほぼ1日中利用すると言っても過言ではない場所、いわゆるカフェです。時間帯によって、美味しいサンドイッチやスイーツが用意されています。全て一口サイズになっていますので、少食の方でも軽くつまむことが出来ます。

 

 

そして、さすが「ぱしふぃっくびいなす！」と思うほど、スタッフはフレンドリーであっという間にお客様と仲良しに。彼らの笑顔に誘われて、何度もコーヒーを飲みに行ってしまう気がします。
もちろんコーヒー以外にも無料のメニューがありますし、実は有料メニューもあります。
ちなみに・・・今回からオープンバーで出されているお菓子やお飲み物はテイクアウトすることも出来るようになっていますので、是非お試しください。

 

ピアノサロン
ここは時間帯によってピアノ演奏があり、ゆったりとお茶を楽しめる場所です。先ほどご紹介したオープンバーのスタッフがちゃんと注文を取りに来てくれます。

 

コロナ禍ということで感染症対策の為に入り口にはきちんと消毒や訪問履歴を残すための登録端末もあります。
この訪問履歴を残す登録端末は各施設の前に置いてありますので、必ずご自身の乗船証をかざしてお入りください。万が一の際にどのお客様がいつどこの施設を利用されたかがわかるシステムとなっていて、日本船ではどの客船でも同様のシステムがあります。
座る席は相席を防ぐなど、きちんとソーシャルディスタンスを意識した対策が取られていますので安心です。

 

 

ショップ
船に乗るととりあえず立ち寄ってしまう場所がショップです。季節によって商品が変わることもありますので、毎回必ずチェックしてしまいます。
人気のお土産は色々ありますが、おすすめは「びいなすリラックマ船長グッズ」。まさにここでしか手に入らない限定商品です。お子様にも喜ばれますし、大人の方でもリラックマのファンは多いので人気のグッズとなっています。
また、お菓子など色々ある食べ物関連のお土産ですが、おすすめは「びいなすカレー」！お昼に出されることもありますので、是非一度チェックしてみてください。

 

 

メインラウンジ
ここは、日中や夜など様々なイベントが開催される場所です。 コロナ前まではここで社交ダンスも行われていましたが、今のところは中止となっています。
イベントはクルーズによって異なり、講義から体験型まで様々です。
今回はストレッチと足ツボ教室へ。ストレッチ教室は元ライザップの先生だった方による座りながら出来るストレッチということもあり、若い方から年配の方まで楽しんでいらっしゃいました。ご自宅に戻ってからも出来ますので、為になる教室です。

 

 

イベントは外部から講師を呼んでくる場合が多いですが、船内スタッフが講師の場合もあります。
足ツボ教室は、びいなすでは有名なクルーズディレクターの森ちゃんが先生で、実際にひとりひとりに足ツボをやってくれたこともあり、皆さん痛さに悶えながらも和気あいあい楽しく講義を受けていました。たまたま3日前から足ツボを勉強し始めていたこともあり、大満足のイベントになりました！
コロナ禍ではなかなかお客様同士が気軽におしゃべりをするということがしにくくなっていますが、イベントは船内での大事な交流の場でもあります。
船内新聞で確認して、是非お好きなイベントに参加してみてください。

 

メインダイニング乗船者が必ず訪れる場所といえば、ダイニング。ぱしふぃっくびいなすには2つダイニングがあります。
一つはスイート客室のお客様専用ダイニング、「グラン・シエクル」。もう一つがここ、「プリマヴェーラ」。朝、昼、夜、夜食とここを利用します。

 

 

しっかりした感染症対策の中、ダイニングの入口と出口はラインで分けられ、入口ではしっかり体温測定と消毒が義務付けられています。
中に入ると、テーブルの上はきちんとアクリル板で仕切られていました。クルーズ乗船の楽しみの一つはやはり食。どんなものが食べられるのか、味はどうなのか気になりますよね。ぱしふぃっくびいなすのお料理はここ何年かでかなり洗練され、乗船するたびに美味しくなっているのを感じます。

 

また3月からの出港再開にあたり新たなサービスとして始まった「びいなすマルシェ」は、厳選された食材を使い、季節によってテーマを設けた食をお召し上がりいただくもので、今回はスイーツブッフェを堪能しました。
お料理だけではなくスイーツもおすすめですので、是非一度ご自身の舌でお試しください。
ちなみに…「びいなすマルシェ」のテーマはパンフレットに掲載されていますので、チェックしてみてください。
今回出されたお食事の数々は、後半の「お食事編」でご紹介します。

 

 8階

 

 

ここでご案内する施設はメインホールです。メインホールはとても大きなホールで、通称「体育館」と呼んでいます。
夜のメインショーは7階のメインラウンジで開催される場合もありますし、このメインホールで開催される場合もあります。日本船のお楽しみの一つ、ビンゴ大会もここで開催されました。

 

 

以前は再利用可能なボードタイプでしたが、やはりコロナ禍ということもあり、使い捨てのカードに代わっていました。
ビンゴは2回戦あり、ビンゴになった方には素敵な「びいなすグッズ」が貰えます。ビンゴの時になると「こんなにたくさんの方が乗船されていたのか」と毎回感じます。それだけ皆様が楽しみにしているイベントとということがわかります。
残念ながら…今回も…当たりませんでした…。

 

 9階

 

 

この階には本来カラオケルームとカードルームがあるのですが、コロナ禍で両施設ともにお休みです…。
そのほか、日本船ならではの茶室もあったりします。

 

 11階：ここもご利用いただける施設がいっぱい。

 

 

オブザベーションラウンジここは主に夜に楽しむバーラウンジです。時間帯によっては、びいなすのフィリピンバンドが演奏をしてくれますので、音楽を聴きながらゆったりとお酒を楽しむことが出来ます。
営業時間は船内新聞でご確認ください。

 

展望浴場日本船の特長の一つと言われる大浴場。ぱしふぃっくびいなすでは、スイート、デラックス以外の客室は全てシャワーのみとなっていますが、大浴場があるので気になりません。営業時間は船内新聞に掲載されていますが、現在コロナ禍のため、一度にご利用いただける人数が制限されています。

 

このように制限人数が貼られており、そのために大浴場の前ではフィリピンクルーによる番台が作られています。
ここでロッカーの鍵とタオルをもらって入室です。お客様が出る度にフィリピンクルーがロッカーの清掃を行っていて、感染症対策にとても力を入れていることがわかります。人数制限があるため、時間帯によっては待たなくてはいけない場合もありましたので、不便な面も否めませんが、スタッフの努力があってこそ安心してクルーズを楽しめるんだなと改めて感謝です。

 

プール・ジャグジー夏の時期に大活躍のプールは、お子様には大人気の場所です。もちろんまだ時期的に早いので今回は誰も利用していませんが、ジャグジーもあります。
水着をお持ちになれば今の時期でもご利用いただけますが、ジャグジーも利用人数制限が設けられていて、今回は一度に3名までとなっていました。このプールデッキは出港時にスパークリングワインやジュースが振る舞われる場所でもあります。

 

ジムナジウムコンパクトなサイズのジムではありますが、ランニングマシン、エアロバイク、乗馬マシンなど運動するのに十分な器具が揃っています。ただし、コロナ対策の為、ソーシャルディスタンスを保つために一部の器具は利用不可とされていました。
多くの方にご利用いただく為、時間は一旦30分までということになっています。
またコロナ対策のためジムのドアが開けっぱなしになっていることもあり、30分運動してもあまり汗はかきませんでしたが、とてもリフレッシュできました。寄港地停泊中は特に空いていますので、オススメです。

 

 12階

 

 

本来はバーとして、またルーレットなどのゲームコーナーとして人気の場所がトップラウンジ。ぱしふぃっくびいなすの中で一番眺めのいい場所です。
ジムナジウムの上に位置しているトップラウンジはあまり大きくはありませんが、逆にとても落ち着く場所の一つです。
現在はやはりコロナ禍の為、ゲームコーナーがお休み中ということもありバーも併せて休業中ですが、入ることはできますので、景色を眺めながらボーッと考え事をするにはオススメの場所です。

 

これ以外にもご利用いただける施設はたくさんあります。マップを手に船内散策をされるともっと色々な発見があるかもしれません。

 

 

前編はここで一旦終了！
後編はお食事編と寄港地観光編です。

 

後編に続きます
～お楽しみに～ 佐々木/八幡 後編 ぱしふぃっく びいなすで航く クルーズツアーはこちら

 

◆ぱしふぃっく びいなす 2022年7～8月出発 総合パンフレット夏号◆

 

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