First Time 

はじめてのお子様連れ旅行

いろいろ心配もあるけれど、思い切って出かけてみよう! 

Advice

はじめてのお子様連れ旅行
年齢別ポイントとアドバイス

旅は「行きたい」と思ったときがでかけるタイミング。
子どもが小さすぎるかも?
ぐずって周りに迷惑にならないかしら?
なんて不安も、子どもの年齢に合わせてうまく工夫することで回避することが可能です。

1歳未満のお子様

1歳未満のお子様

ここがポイント

ねんね時期を卒業し、ハイハイや伝い歩きなど行動にも幅が出てくるなど、生まれてからの1年は目まぐるしいほどの速さで子どもの成長が見られる時期です。子どもにとっても、旅に出ることはいつもと違う景色や空気感、両親が楽しそうに過ごす様子から多くの刺激を受けることができ、ふだんとはまた違った表情や行動パターンが生まれる可能性が広がります。楽しさはもちろんのこと、乳幼児と一緒だからこその大変さもまた、家族全員にとって大切な思い出のひとつになることはまちがいありません。ちょうど生後6カ月を無事に迎えた”ハーフバースデー”や1歳のお誕生日の記念というタイミングに、帰省とは違ったレジャー旅行はかなりおすすめです。実は、新生児はまだそこまでアクティブではないだけに、家族旅行デビューにはもってこいのタイミングでもあります。特に新米ママの場合は育児疲れのリフレッシュにもなりますので、プランの段階から「夫婦で一緒に」が大切です。

先輩ママ・パパからのアドバイス

先輩ママ・パパからのアドバイス

赤ちゃん連れの旅では、まずは赤ちゃんにも家族にも負担が少ないように配慮するのが大きなポイント。移動時間が少ない行先を選び、旅先でのスケジュールも詰め込み過ぎないようにしましょう。使えるサービスは積極的に利用します。飛行機を利用する場合、事前手配することによりバシネットやベビーカーなど多くのサービスを利用することができるので、前もって確認しておきましょう。また、おむつにおしりふき、哺乳瓶、万が一のときの着替え……と、考えれば考えるほど荷物が増えてしまいますが、おむつや粉ミルク、離乳食などは、商品へのこだわりがなければ最低限の数プラスαだけを準備して、現地で調達するという手もあります。特に、キッズスペースやお子様向けサービスが充実したファミリーフレンドリーな施設を選べば、売店などにもベビー用品が売られていることが多く、家族全員が楽しめるサポートを受けることができるでしょう。親にとっても子どもにとっても”初めて”の連続となる1歳未満児との家族旅行。さまざまなハプニングがあるかもしれませんが、それも貴重なファミリーストーリー。ぜひ写真や動画で残しておきましょう。


2歳未満のお子様

2歳未満のお子様

ここがポイント

いろいろなものにどんどん興味が出てきて、自ら興味のあるものに向かって突き進んでいく時期です。とてもアクティブで手がかかる反面、言葉を覚え自己主張も出てくるので、さまざまなものを見せてあげることが大きな成長につながります。食事も大人と同じ調理法でできたものを食べることができるため、旅先での行動範囲もぐっと広がるでしょう。主張はあるもののまだ言葉が発達していないため、ぐずってしまうと大人も疲れることに。遊園地などではアトラクションの待ち時間や並ぶ時間を短くするなど、子どもを退屈させない工夫が重要です。しっかり準備をしてでかけたいところです。

先輩ママ・パパからのアドバイス

先輩ママ・パパからのアドバイス

体力もついてきて、一度ぐずりだすとなかなか大変なお年頃。退屈させないよう、待ち時間をできるだけ少なくするため食事や観光施設など、事前予約が可能なものはできるだけしておきます。観光施設内でのイベントなども事前にチェックしておき、うまく動線を組んでおくとよさそうです。トイレトレーニング中の場合はトイレの時間も考え、余裕をもってスケジューリングしましょう。お昼寝の時間も忘れずに。宿泊施設が隣接しているような観光施設であれば、ちょっと部屋に戻って休んでからまた遊びに出る、というのも可能です。また、お気に入りのおもちゃや絵本など「これがあればご機嫌」という傾向も把握できるので、旅行前から子どもの”ブーム”を探っておき、持っていくとよいでしょう。音が出ないもの、かさばらないものがおすすめです。


未就学児のお子様

未就学児のお子様

ここがポイント

さらに興味の幅が広がって、親の手を借りずに自分でいろいろやってみたくなる時期。好みや興味の対象も固まってくるので、テーマパークや博物館などでも積極的に楽しんでくれ、体験型のアクティビティに一緒に参加することができるようになります。言葉も発達し要望を具体的に言えるようになるので、ぐずって大泣きしてしまったりご機嫌とりでてこずることが少なくなってくるでしょう。理解力や記憶力もついてくるので、お子様自身にも旅の思い出ができ、自宅に戻っても旅の話をしたりして楽しみが続きそうです。

先輩ママ・パパからのアドバイス

先輩ママ・パパからのアドバイス

「自分でやりたい!」という気持ちが強くなるこの時期、子どもが存分に楽しめるよう体験型や参加型のアクティビティを盛り込むのがおすすめ。小動物と触れ合うことができる動物園や、簡単な工作やインタラクティブな演出のあるショーなども楽しそうです。なにをしたいかを聞いて旅の計画段階から参加させてあげましょう。食事はビュッフェ形式なら自分で選ぶ・考えるという体験にもなります。だいぶしっかりしてきたとはいえ、まだまだ体力がありませんので、テーマパークや観光施設内ではベビーカーを利用するとよいでしょう。迷子などの心配も解消することができます。移動や待ち時間が長くなり、いよいよ退屈しそう、というときには子どもの興味をひきそうなおもちゃなどを事前に購入しておき、サプライズで与えてみると、新しいおもちゃに集中してくれます。

Experience

はじめてのお子様連れ旅行体験談

だれだってみんなはじめての時があったはず!
先輩たちにはじめてのお子様連れ旅行の際に実際に体験したことや
注意したいことを教えてもらいました。

30代 女性
3歳(女の子)

和室チョイスでみんな笑顔に!

3歳の娘と夫婦+夫の両親で旅行したときのこと。宿泊先の旅館では洋室と和室を選ぶことができたので、洋室を2部屋予約することにしました。ツインのベッドだったのでベッドガードをお願いしようと電話で確認すると、4名1室の和室なら、1部屋だけの予約で済み、かつ子どもの落下事故の心配もないと教えてもらいました。しかも、2部屋予約するよりも料金がお得! というわけで、和室に予約を変更。義両親と同室なのはちょっと気を遣うかもしれないと思ったものの、和室なら食事も室内でいただくことができるし、なによりも家族全員で広い部屋で眠る体験に娘が大喜びしてくれました。翌朝、布団から飛び出して部屋の隅まで転がっていった娘を見たときには全員大笑い。この旅行を機に、義両親との仲もぐっと深まったような気がします。

30代 女性
1歳半(女の子)

乗車の時間帯を選んで楽々移動

新幹線での数時間の移動があるときは、なるべく子どもがお昼寝する時間帯に重なるように予約しています。乗車してしばらく経つと電車の揺れも手伝ってちょうど眠たくなってきて、騒いだりぐずったりすることもなく寝落ちしてしまうことがほとんど。周りの人に迷惑をかけることもなく、とても気楽です。また、途中でおむつ替えなどがあってもいいように、座席は多目的室に近いところを選んでいます。同じように、荷物が多いときやベビーカーを利用するときなどは、特大荷物席を利用することで座席周りを広く使うことができるので、おすすめです。

40代 女性
8歳(女の子)

記念日特典を利用してお誕生日のサプライズ

ちょうど娘の誕生日が旅行中に当たっていることもあり、イベントのひとつとしてなにかサプライズを! と、考えていたところ、宿泊予定のホテルにお誕生日特典があることに気が付きました。ケーキがサービスされるというので、さっそく予約。家族のだれにも知らせず、当日はひとりわくわくとムービーをスタンバイしつつ”そのとき”を待っていました。夕食が終わるころ、レストランの照明がすぅっと薄暗くなり、ホテルスタッフの方々が「Happy Birthday●●ちゃ~ん」とバースデーソングを歌いながらろうそくの灯ったケーキを運んできてくれたとき、家族全員びっくりとともに大喜び。サプライズ大成功! ほかのゲストの方々も拍手でお祝いしてくださり、とてもいい思い出になりました。

30代 男性
5歳(男の子)

息子を趣味の世界に誘ってみた

息子が小さいときは旅先を近場に設定してきましたが、もうだいぶ聞き分けもいいから、と遠出をすることにしました。JRの場合、未就学児は膝の上に座らせるなら無料ということは知っていたものの、飛行機好きな自分は妻の反対を押し切って空路を選択。いざ空港に着いてみると、チェックインカウンターのにぎわい、オートで荷物を預けられるマシンや、空港で働くたくさんの車両――中でも息子が最も興奮したのが、航空機をけん引する巨大なタイヤの「トーイングカー」――に興味深々。目をきらきらさせて楽しんでいる様子に、妻の怒りも解けたようでした。以来、息子とは共通の趣味を楽しむことができるようになり、ますます旅行が楽しみになりました。

40代 女性
7歳(男の子)と4歳(男の子)

もうクルーズ旅一択の我が家

とにかくアクティブな兄弟。ちょっと目を離すといなくなってしまうほどなので、なるべく安全で目の届きやすい旅先、あわよくば自分たちも楽しめる旅を……と探していたところ、クルーズ船が子連れ旅に最適という記事を発見。さっそく予約しました。乗船した「コスタクルーズ」はとても大きな船で、アクティビティが満載。プールやキッズ向けゲームルームがあるので子どもたちを自由に遊ばせながらのんびり過ごすことができました。マジックショーやシネマなど、何もかも船内でそろうので移動に頭を悩ませることなく至れり尽くせり。ほとんどのものが料金に含まれているので、いちいちお財布のことを考えなくてもいいのもうれしいポイントでした。ただ、ディナーのレストランが2部制で、我が家は遅い時間に割り当てられていたので、乗船後すぐに早目の時間に変更をお願いしました。ファミリーフレンドリーなので、すぐに対応していただけて、完璧な家族旅行になりました!

20代 女性
2歳(男の子)

「ファミリーフレンドリー」に感動

はじめての子連れ旅行。ちょうどイヤイヤ期にあたる息子との旅ゆえ、トラブルを予測してとにかく事前に調べまくりました。今回は移動を極力少なくするためホテルステイを中心に楽しむ予定だったので、特に気にしたのは子どもと添い寝しても余裕のあるベッドサイズ、幼児用プールの有無、キッズスペースの有無など。ほかに、お風呂場は洗い場があるかどうかも重要なポイントで、室内のお風呂が狭すぎるなら大浴場があるのかどうか、と細かくチェックしました。結論として、「ファミリーフレンドリー」を標ぼうするホテルはかなり設備が充実していて、こちらの想像を上回るサービスが満載でした。うれしかったサービスは、おむつ用のゴミ箱の貸し出しがあったこと。こんな細かいところにまで気づいてもらえるなんて、とファミリーフレンドリーなホテルの真髄を見た気がしました。

30代 女性
2歳(女の子)10か月(女の子)

宿泊施設を休憩所代わりに利用して吉

上の子が2歳、下の子が10か月という子連れ旅行。どうしても荷物が多くなってしまうので、観光地のどまんなかにあるホテルを選びました。観光名所めぐりでもランチはホテル内でとることにして一旦戻り、食後はついでに上の子のお昼寝タイムに。私たちもゆったり足を伸ばしてごろごろしたおかげか午後には体力も回復! どこからでも気軽に戻ってこられる距離なので、買い物をしてしまっても「ちょっと荷物置きに戻ろうか」と、休憩所代わりにホテルを大活用しました。さすがに観光地にあるホテルなのでちょっと高めでしたが、レストランに市販の離乳食の用意があったり、キッズスペースがあったりしてかなり便利。疲れ知らずで存分に旅を楽しむことができて大満足です。

40代 女性
4歳(男の子)

少しだけ”日常”を持ち込んでスムーズに

夫婦とも地元で暮らす我が家。田舎とはいえ近隣に気軽な遊び場が多いこともあって、実は今回が初めての本格的な家族旅行です。4歳の息子は公共の交通機関に数時間も乗る体験をまだしたことがなく、興奮気味。しかし、意外とトンネルが多い新幹線。当然退屈しだします。そんなこともあろうかと、100円ショップであらかじめ購入しておいた小さなおもちゃ。ぐずりだしそうになったら1つ出す、という感じに小出しにしてやり過ごしました。旅館の食事は豪華ですが大人でも量が多いので息子とシェアするつもりでいましたが、ふだん見慣れない食べ物のオンパレードであまり食べてくれず。とはいえそれももちろん想定済み。息子のお気に入りのふりかけをさっとかけてあげれば、まずはごはんから、そして「これもちょっと食べてみようか?」と誘って、おかずも食べさせることに成功しました。旅行は子どもにとってあまりにも非日常なので、少しだけふだんと同じものを入れてあげると落ち着くようです。

お子様連れ旅行TOPへ戻る

News

新着情報

2022.4.28ニュース

はじめての国内家族旅行おすすめガイド【公式】追加情報公開のお知らせ

もっと見る

2021.12.20ニュース

はじめての国内家族旅行おすすめガイド【公式】公開のお知らせ

もっと見る

Recommended Tours

おすすめツアー