サカテカスの典型的なエンチラダ

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Mexican Cuisine

メキシコ料理

先住民とスペイン人入植者の食文化のコラボレーション

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奥が深い! 魅力に満ちた
メキシコ料理の数々を楽しむ

テーブルについていると、陽気なマリアッチバンドが近づいてきてテーブルを盛り上げてくれる――そんな楽しい食卓が日常のメキシコでいただくメキシコ料理は、
高級レストランから気軽な屋台まで、さまざまなバリエーションがあります。
料理の生い立ちをひも解いていくと、先住民と入植者の文化の融合であることもわかり、無形文化遺産にも指定されている、奥深いお料理。
アボカドやハラペーニョ(激辛の青唐辛子)などメキシコ原産の食材がふんだんに使われているのも大きな魅力のひとつです。

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Mexican Gourmet

本場で食べたいメキシコ料理

メキシコ料理には激辛の印象も強いですが、実は味のバリエーションが広く、誰でも必ずお気に入りの逸品に出合えるはず。
本場だからこそいただける味を探索しましょう。

タコス

Taco

タコス

© CPTM- Photo: Ricardo Espinosa – reo

とうもろこしの粉で作った薄いパンケーキに肉や野菜などを挟んで食べるメキシコ人の主食的ローカルフード。ペースト状のアボカドソース「ワカモレ」やトマトベースでピリ辛のソースをかけるのが一般的です。サンドイッチのように手で食べることができ、屋台などで気軽に買える軽食でもあります。

セビーチェ

Ceviche

セビーチェ

© CPTM- Photo: Ricardo Espinosa – reo

魚介類のマリネ。メキシコとペルーの名物料理として知られ、酸味は酢ではなくてレモンやライムの汁、コリアンダーや玉ねぎといった香味が多く使われているのが特徴です。メキシコでは唐辛子を用いピリ辛のものも。具材はいろいろですが、生の魚で作られるものもあります。

エンチラーダ

Enchilada

エンチラーダ

© CPTM- Photo: Ricardo Espinosa – reo

とうもろこしの粉で作った薄いパンケーキ「トルティーリャ」にミンチ肉を詰めて巻き、焼いたものの上にトマトベースのピリ辛ソースがかかった料理です。店によって具材に野菜や魚介類が入っていたりチーズを乗せて焼いたものなどバリエーションがあることもあります。

ソパ・デ・アステカ

Sopa de tortilla

一口サイズに切って油で揚げたトルティーリャ(トウモロコシ粉のパンケーキ)が入った、酸味のあるトマトスープで、アボカド、ライム、クリームなどが沿えらえてサーブされます。唐辛子を揚げたものが一緒にい入っていることもあります。

ポソレ

Posole

ポソレ

挽き割トウモロコシと豚肉の煮込み料理で、アボカドやライムがトッピングされます。味付けにニンニクや玉ねぎ、唐辛子も用い、店によってはトマトを使った赤いポソレを供する場合もあります。

ファヒータ

Fajita

メキシコ風アメリカ料理で、スパイスに付け込んだ肉のグリルを野菜とともに炒めたもの。トルティーリャで巻いていただきます。肉は厳密には牛のハラミとされていましたが、現代では鶏肉や海老などの魚介類、野菜のみといったチョイスもできるお店が多いです。

ナチョス

Nachos

ナチョス

© Ayako Takasugi

テクスメクス(メキシコ風アメリカ料理)の代表格で、トルティーリャチップスにひき肉とチーズ、チリソース、輪切りの激辛青唐辛子ハラペーニョ(の酢漬け)などをかけてオーブンで焼いたもの。気軽なおつまみとしても人気があります。

チラキレス

Chilaquiles

トルティーリャを油でカリカリになるまで揚げたものをソースとともに煮込んだもので、目玉焼きや豆のペースト、肉の煮込み、チーズなどとともに朝食や軽いブランチに供される家庭料理です。もとは前日の残りものを上手に利用するために考案されたものなので、家庭や地域によってアレンジが違います。

ワカモレ

Guacamole

ワカモレ

© CPTM- Photo: Ricardo Espinosa – reo

ニンニクや玉ねぎ、コリアンダー、チリなどをすりつぶし、アボカドのペーストを加えて味を調えたディップです。トマトやライムを混ぜ込んでサラダやタコスのトッピングに、エンチラーダやファヒータの具材に、とあらゆるところで活躍しています。

メキシコの屋台を楽しもう

メキシコ人は食べるのが大好き。
1日5回は食事をするといわれ、朝食からお昼までにおやつを1回、お昼から夕食の間にまた1回、そして仕事帰りにちょこっと、といったぐあいにことあるごとになにかを口にする習慣があります。その都度家に戻るのではなく、職場や学校の近くでさっと立ち寄って出来立てのスナックがいただけることが重要で、そのため、街のいたるところに屋台が点在しています。屋台は種類もさまざまで、タコスはもちろん、具だくさんなメキシコ風サンドイッチ、トルタ、細長い揚げドーナッツのチュロスのように、手に持ってそのまま歩きながら食べられるものまでいろいろ。パラソルにベンチが用意され、ちゃんと座って食べられるようになっているお店もあります。おいしいといわれる評判の屋台には行列ができることもあり、地元の人におすすめを聞くのが正解。衛生面が気になる場合は、フルーツなどの生ものを避け、人気の高いお店を選びましょう。

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屋台のおじさん

© CPTM- Photo: Ricardo Espinosa – reo

え~かげんに作ったらおいしかった!? ナチョスの意外な誕生秘話

メキシコの代表料理のひとつと目されているナチョス。パリッとしたトルティーリャ(コーンチップス)にとろりととけたチーズとハラペーニョがトッピングされたシンプルな料理で、店によってはさらにサルサやワカモレなどをトッピングして供されます。ビールを片手に、わいわい気軽に仲間と食べるスナックといった位置づけですが、これは実はメキシコの伝統料理ではありません。
1943年のある日、国境を越えてメキシコに買い物ツアーに来ていたフォート・ダンカン米軍基地(テキサス州)の奥さまたちが昼食にとあるレストランに立ち寄りました。しかしそのレストランはすでにランチ営業を終えており、料理人がいません。給仕長であったイグナシオ・アナヤ氏は急きょキッチンにあったトルティーリャを三角形にカットしてカリッとフライにし、その上にチーズをのせてオーブンでさらに加熱、ハラペーニョスライスをふりかけて提供。ぱぱっとあるもので簡単に作った料理でしたが、これをいたく気に入った奥さまたちとイグナシオさんの間で「まぁおいしい、これはなんという料理なの?」「ナチョのスペシャル料理(Nacho’s especiales、Nachoはイグナシオさんの愛称)ですよ、マダム」といった会話がなされたもよう。奥さまたちは基地に帰って口コミで広めたのでしょうか、いつのまにかこの料理は「ナチョス」という固有名詞となり、主に米国南西部で進化し広まっていったのでした。手軽さとおいしさを考えれば、これだけ広まるのも納得。イグナシオさん、お手柄です。

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Mexican drink

メキシコを代表するお酒・カクテル

メキシコといえばテキーラ! といっても、実はそれ、あるお酒の一種だとご存じでしたか? ビールにワインと、歴史あるメキシコのお酒を堪能しましょう。

プルケ

Pulque

プルケ

© CPTM- Photo: Ricardo Espinosa – reo

リュウゼツラン科の植物の樹液を発酵させて作ったアルコール度数4%程度のお酒です。少なくとも原材料の生育地域では1000年以上前から作られていたというメキシコに古来伝わる伝統的な飲料で、その製法は口伝によって次世代に受け継がれるのだそうです。

テキーラ

Tequila

テキーラ

© IASA

主原料となるリュウゼツランの種類、生育地、製法、生産地など厳しい基準があり、すべての条件を満たしたもののみを「テキーラ」と呼ぶことができます。熟成の度合いでクラスが異なり、ホセ・クエルボ、サウサなど日本にも輸入されていて気軽に手に入れることができますが、中には希少銘柄のものもあります。

メスカル

Mezcal

メスカル

© IASA

リュウゼツランを主原料とするプルケを蒸留し、アルコール度数を上げたもので、品質管理局の基準を満たしたものをメスカルといいます。テキーラはメスカルの一種です。蘭の種類によって味わいが異なり、中にはサソリやリュウゼツランの中に住む蛾の幼虫「グサーノ」を漬け込んだものも見られます。

ビール

Beer

メキシコ産ビール

© CPTM- Photo: Ricardo Espinosa – reo

メキシコ産ビールの歴史は長く、種類も豊富です。日本でもよく知られる代表的なものはビン入りのコロナでしょう。メキシコで最も人気があるのはテカテで、こちらは缶で供されることが多いです。どちらもライムを搾り、塩をなめながら飲むのがメキシコ流です。モデロ、ドスエキスも世界的に知られるメキシコビールです。

ワイン

Wine

メキシコ産ワイン

© CPTM- Photo: Ricardo Espinosa – reo

スペイン人入植者によって早くからワイン造りが始まったのがメキシコ。特にカリフォルニア半島はワイン造りがさかんで、国際的なコンクールで賞をとるワインも少なくありません。中でもコアウイラ州パラス・ヴァレーにある「カーサ・マデロ」は1597年設立と、アメリカ大陸において最も古いワイナリーとして知られています。

カクテル

Cocktail

カクテル

© CPTM- Photo: Ricardo Espinosa – reo

テキーラを用いたカクテルではレモン汁やホワイトキュラソーとともにシェイクした「マルガリータ」、オレンジジュースとグレナディンシロップをそっと注ぎ入れ、色の移り変わりを楽しむ「テキーラ・サンライズ」が有名。ほかに、カリブ海の島々で生産されるラム酒を用いた「モヒート」や「ダイキリ」も楽しめます。

上には上がいる!? 激辛唐辛子ハバネロ

メキシコ料理といえば激辛、を想像しませんか?
実際のところ、マヤの時代から唐辛子の栽培がさかんだったこともあり、メキシコでは酢漬けの唐辛子をポリポリ食べながらビールを飲んだり、朝ごはんのトルティーリャの具に唐辛子のチョイスがあったりと辛いモノが好まれていることは事実。メキシコを代表するソース(サルサ)にも必ずといっていいほど唐辛子が潜んでいます。この唐辛子はメキシコで多く栽培されている「ハバネロ」や「ハラペーニョ」であることが多く、日本では激辛唐辛子としてスナック菓子などにも使用されているのでおなじみといえるかもしれません。しかし実は彼らは辛さ自体を競うとなんと世界10位以内にも入らないという、“マイルドな方”。辛さの目安となる「スコヴィル値」でいえばハバネロが10万から30万、ハラペーニョにいたっては2500から8000と、“世界一”の160億スコヴィル(これは自然の唐辛子ではなく、人工的に作られた科学製品です)に比べるとどれだけマイルドかわかります。タバスコソースはハラペーニョよりわずかにマイルドな2500から5000スコヴィル。ちなみに、このスコヴィル値は実際に実験者が味わって決めるそうです。辛いのが苦手な人ではテストに参加するのはつらそうです。

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© CPTM- Photo: Ricardo Espinosa – reo

名鉄観光の「メキシコ旅行」おすすめツアー

メキシコシティ

一生に一度は行きたい、行ったらまた行きたくなる国

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