USA

ビジネスクラスで行く アメリカ

ビジネス路線ゆえの究極を体験

アメリカ

©Shie Iwasa

ロングフライトで極上の快眠を追求

アメリカ乗り入れ航空会社


直行便

デルタ航空、ユナイテッド航空、アメリカン航空、全日空(ANA)日本航空(JAL)

主な乗継便

エア・カナダエバー航空

©Shie Iwasa

ホノルルを除く北米路線はどの航空会社もビジネス路線と設定しています。もちろんレジャーで利用する人もいますが、ビジネスクラス利用のビジネスパーソンが多いため、ビジネスクラスの座席数も豊富でプライバシーを重視したつくりになっていることが多いのです。太平洋を越えるロングフライトで日付変更線をまたぐため時差も大きく、しっかりと身体を休めることができるよう、“睡眠”にスポットを当てているのも特徴で、キャビン内の照明の色やアロマなどの工夫のほか、寝具にこだわりのある会社もあります。機内でゆっくり英気を養って旅に臨みたいものです。

Point!

アメリカ行きのビジネスクラス
ここがポイント

©デルタ航空

航空会社の選び方

北米路線はアライアンスでいえば、きれいに「スターアライアンス」「スカイチーム」「ワンワールド」にわかれていますので、複数の航空会社が就航している路線ではマイレージの観点からアライアンスで選ぶのがいいでしょう。 ユナイテッド航空、ANAはともに「スターアライアンス」、デルタ航空は「スカイチーム」、アメリカン航空とJALは「ワンワールド」に加盟しています。同じアライアンスで迷った場合は出発や到着の時間帯で選ぶといいですが、実はどの航空会社も似たような時間帯で出発するので、あまり変わりません。 特にこだわらないのであれば、ビジネスクラスサービスで選ぶのもいいかも。どの航空会社も特に太平洋越えのロングフライトではプライバシーを重視しているため、座席はそれぞれ個室のような状態です。デルタ航空は機材によって扉つきの半個室型シート、またはヘリンボーン型やスタッガード型などさまざま。ユナイテッド航空は座席同士が隣り合っていて、パーティションを下げておけば同行者と会話のできる距離感となる座席があります。JALはもともと隣の席との間が近いデザインですが、やはりパーティションによりプライバシーが保たれています。とはいえ、窓際の座席のほうが工夫しだいでより同行者との距離感が近くなります。どの航空会社もそれぞれの路線に就航している機材によりデザインが異なりますので、小さい子連れなどの場合は事前に確認しましょう。 ラスベガスのように定期便が就航していない都市の場合、乗り継ぎ便となりますが、エア・カナダを利用するのも手。バンクーバー、トロントともに北米の都市へのネットワークが充実しているので、おすすめです。ちなみに、エア・カナダは「スターアライアンス」に加盟しています。

©デルタ航空

充実のラウンジサービス

日本の空港を拠点とする日本の航空会社のラウンジがすばらしいのもさることながら、米系航空会社の“本拠地”のラウンジはサービスが充実しています。特にニューヨークやサンフランシスコなど混雑する空港ではゲートで座れる場所を探すのに苦労することも。そんな心配はご無用、北米のラウンジには充分なスペースがあり、食事をしながら、または飲み物をいただきながらゆっくりフライトを待つことができます。特に高級感を売りにする航空会社もあり、個室やシャワーを完備したラウンジも。ラウンジを楽しむためだけに早めに空港に行きたくなるかも?

©デルタ航空

チェックインからエクスクルーシブ

ビジネスクラス利用者が多いアメリカは、きっちりとエコノミークラス客と分けたエクスクルーシブなサービスを提供することで利用者を獲得しています。チェックインの際にビジネスクラス専用カウンターがあるのは当然として、その場所も駅や入口から近い場所に設置するなど利用者にとって便利に工夫されています。また、セキュリティチェックやパスポートコントロールにいたるまでも専用レーンがあり、搭乗までの動線がとてもスムーズ。これもまた、ビジネスクラスのサービスのひとつなのです。

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アメリカの見どころ

世界最先端のモードが楽しめる都市型のアクティビティが多いものの、自然系アウトドアを求めれば究極の大自然に触れることができるのがアメリカ。映画の撮影地になることも多く、世界的に有名な観光名所がいたるところにあります。ショッピングやグルメも含め、自分の興味と好みを追求することができる旅先です。

ニューヨークの見どころ

経済、ファッション、グルメ、エンターテイメントなどすべてにおいて世界有数のトップシティ。ニューヨーク市自体はマンハッタン島とクイーンズやロングアイランドなどのエリアから成っており、観光の中心はマンハッタンです。観劇やショッピング、ダインアウトなど都市的なアクティビティが多いものの、セントラルパークではのんびりと過ごすことも可能。地下鉄やバスなどのインフラが発達しているので、街歩きは楽々です。

乗り入れ航空会社

デルタ航空、ユナイテッド航空、全日空(ANA)日本航空(JAL)エバー航空

主な国際空港

ジョン・F・ケネディ国際空港、ニューアーク・リバティー国際空港

市内への所要時間

電車利用で約1時間(JFK)

「ブリティッシュ・エアウェイズ クラブラウンジ」と「ルフトハンザ・ラウンジ」

ANAやJAL利用でジョン・F・ケネディ国際空港から飛ぶ場合、ビジネスクラスラウンジはというと、それぞれ「ブリティッシュ・エアウェイズ クラブラウンジ」と「ルフトハンザ・ラウンジ」を利用することになります。ちょっとおもしろいのは、ANAは「スターアライアンス」のメンバーなのに、使用できるラウンジは「ワンワールド」加盟のブリティッシュ・エアウェイズのもの。「ワンワールド」加盟のJALもしかりで、ルフトハンザ・ドイツ航空は「スターアライアンス」に加盟している航空会社です。普段は同じアライアンスの航空会社による運営のラウンジしか使えませんから、いつもと違うラウンジをのぞけるのはちょっとしたお楽しみではないでしょうか。

セントレジス・ニューヨーク

1904年の創業から一貫して世界で最もラグジュアリーで格式高いホテルのひとつとして君臨してきたセントレジス・ニューヨーク。オードリー・ヘップバーン主演映画『ティファニーで朝食を』でもニューヨークの象徴である五番街の中心として描かれており、それにちなんでジュエリーブランド『ティファニー』のテーマカラーをあしらった『ティファニースイート』は多くの人を魅了しています。ほかにもディオール(ファッション)やベントレー(車)などのハイブランドを用いたサービスの数々はため息が出るほどにゴージャス。コンシェルジュやバトラーの秀逸さもあって、最上の滞在となることは間違いありません。

タイムズスクエア

ニューヨーク・タイムズの本社があったことから『タイムズ・スクエア』と呼ばれるようになったという、世界で最も知名度の高い交差点です。周囲はミュージカルシアターが集中するブロードウェイであり、『マダムタッソー蝋人形館』や『ナショナルジオグラフィック・エンカウンター』といった観光施設もあります。また、ストリートパフォーマーが数多く、とてもにぎやか(写真撮影をすると高額なチップを請求されることがあります)。たびたび映画やCMなどの撮影地として使われるほか、大晦日には盛大なカウントダウンが行われさらに多くの人がつめかけるため、多くの企業のビルボード(広告看板)が掲げられています。夜になればそれらに灯がともり明るくきらびやかに。ニューヨークを代表する景色のひとつです。

©Shie Iwasa

ハイライン

廃線になった高架線が再開発され、線形公園として生まれ変わったもので、同じく再開発エリアとして注目の『ミートパッキングディストリクト』から34丁目まで続いています。約2㎞にわたってきれいに草花が植えられ、のんびりとおしゃべりをしながら散歩をするのがおすすめ。実はホイットニー美術館やチェルシーマーケットなど観光スポットがちょうど“沿線”にあるので、移動とアクティビティを兼ね備えた便利ルートでもあります。ところどころにジューススタンドや簡易なカフェが出ているので、天気のいい日はのんびりベンチに腰かけてゆっくり時間を過ごすのもいいでしょう。

ラスベガスの見どころ

「眠らない街」ラスベガス。目抜き通りストリップを中心に多くの高級ホテルが点在し、パリのエッフェル塔があったりエジプトのピラミッドとスフィンクスが鎮座していたりと、その外観も特徴的です。それぞれのホテルにはカジノがあり夜通し遊ぶことができます。ショービズが盛んなことでも有名で、ロックコンサートも頻繁。また、トップシェフによるレストランも数多くグルメタウンとしても近年とても注目されています。

©Shie Iwasa

乗り入れ航空会社

デルタ航空、ユナイテッド航空、エア・カナダ(乗り継ぎ便利用)

主な国際空港

マッカラン国際空港

市内への所要時間

車で約40分

UAクラブ

マッカラン国際空港のおもしろさは、なんといってもそこここにカジノがあること。空港内で遊べるためか、ラウンジはなかなかシンプル。ユナイテッド航空のラウンジも、ビジネスクラスブランドの「ユナイテッド・ポラリス」ではなく「UAクラブ」となっています。シンプルですが、食事は朝昼晩と利用時間帯に応じて内容が変わりますし、アルコール類も営業時間中はずっと無料でいただくことが可能。ちゃんとバーマンがいるので、高級感もあります。

ベラッジオ

ラスベガスのイメージショットの多くに写っている大きな噴水を擁するホテルで、カジノを併設する大型リゾートです。目抜き通りのストリップに面しており、ショッピングモールやほかのホテル、有名なレストランやアトラクションまでも行きやすいロケーション。しかしなんといってもその魅力は噴水で、部屋の窓から見下ろすことができ、かつ室内のテレビシステムから噴水ショーの音楽を流すことができるので、部屋にいながらにして絶好の角度から噴水ショーを楽しむことができます。新しいホテルではありませんが、ラスベガスの“顔”的な存在です。

アブサン

ラスベガスに来たら一度はなんらかのショーを楽しみたいもの。シーザーズパレスの敷地内に設置されたテントで開催されている『アブサン』はいかにもラスベガスらしい”大人“のショーで、18歳未満は入場できません。ちょっとアダルトぎりぎりの会話や演出があるためですが、そこがものすごくおもしろいと評判なのです。アクロバティックなパフォーマンスの数々は目を見張るほどのクオリティ。息をつく間もないくらい、次々と登場する演者の中にはかの『シルク・ド・ソレイユ』にいた人もいるそうで、その実力は推して知るべし。まさに大人のサーカスといったところです。

©Shie Iwasa

バレー・オブ・ファイヤー州立公園

ラスベガスからわずか1時間で行ける州立公園で、地殻変動や風雨によって恐竜時代からの地層がむき出しになり、まるで地球ではないようなダイナミックな景色が広がります。直訳すると「火の谷」となるのは、鉄分を含んだ赤い土が多いから。ほかにも別のミネラルを含みさまざまな色合いが折り重なり、草木はほとんどないのにカラフルです。古くからヒトが住んでいた形跡があり、数千年前に描かれたピクトグラフ(象形文字)や絵などが残され近くで見ることができます。その文字の意味も解明されているそうなので、ガイドの説明を聞きながら歩くとより楽しめるでしょう。

ロサンゼルスの見どころ

アメリカ合衆国を代表する都市のひとつで、ハリウッドやビバリーヒルズといった華やかな側面と、サンタモニカビーチなどののんびりした一面があります。西海岸文化の中心でもあり、住民のライフスタイルに共感するファンの多い街です。また、郊外のアナハイムには世界で初めて建設されたディズニーリゾートがあり、テーマパークへの玄関口として利用する人も少なくありません。

©Visit California/Carol Highsmith

乗り入れ航空会社

デルタ航空全日空(ANA)日本航空(JAL)、アメリカン航空、エバー航空

主な国際空港

ロサンゼルス国際空港

市内への所要時間

車で約30分

デルタスカイクラブ

デルタ航空のビジネスクラスラウンジで、スカイチームに加盟している航空会社のビジネスクラス利用者も使うことができます。広いラウンジで、一人掛け、または数人で座れるカウチやテーブル席、カウンター席のほか、コンセントつきのビジネスデスクのほか、半個室のビジネスルームもあり、さまざまな過ごし方ができそう。食事やドリンクメニューも充実していますが、なにより目を引くのがスターバックスコーヒーのサーバーがあること。自分で操作してコーヒーを注ぎます。スターバックスファンにはうれしいサービスではないでしょうか。

ホテル・ベルエア

ビバリーヒルズのほど近くに位置するラグジュアリーホテルで、往年のハリウッドスターに愛されたことで知られています。スイートルームを数多く擁しており、中でも7つのシグネチャースイートはパティオ(中庭)付き、プライベートプール付きなどそれぞれに特徴があり、かなり豪華。12エーカーもの敷地には美しいガーデンもあり、ホテル内をじっくり散策するのがおすすめです。2008年には世界で最も格調高いホテルグループ「ドーチェスター・ホテルグループ」に加盟し、その質の高さを世界に知らしめました。

©Visit Calilfornia/Max Whittaker

サンタモニカ

風光明媚、気候温暖と好条件のため、古くからリゾート地としてにぎわってきました。今もマリンスポットとして大変人気があり、サーフィンをはじめ多くのマリンスポーツや、ビーチ沿いを散歩したりジョギングする人が多く見られます。ローカルも多く、西海岸に住む人のライフスタイルを垣間見ることができることもまた、人気の理由。近くにある「サードストリート」は遊歩道になっており、カジュアルブランドショップやお土産屋、レストランやカフェなどが立ち並んでいてとても便利。ぶらぶら歩きにぴったりです。

ビバリーヒルズ

おそらく世界一有名な住宅街。その住人名簿にはハリウッドセレブをはじめ、世界的に有名な企業家などが名を連ね、その家々の豪華さは想像を絶するほど。普段着のセレブがふらりと歩いているところに遭遇するチャンスもあり、ただ通りを歩いてみるだけのツアーも大変人気があります。また、その近くのロデオドライブはこうしたセレブたち御用達のショッピング街で、高級ブランド店がずらりと立ち並んでいます。建物自体もおしゃれなので、ショッピングはもちろん、ただ散策するだけでもいかにもビバリーヒルズな雰囲気を味わえるでしょう。

サンフランシスコの見どころ

ニューヨークに次いで米国第二位の経済都市です。坂の多い街で、ケーブルカーが走るその先に海が見える様子は、とてもサンフランシスコらしい風景。風光明媚でありながら活気のある、魅力的な街です。近隣にはIT企業が集中するシリコンバレーやワインカントリーのナパバレーなどがあり、そうしたエリアへの玄関口でもあります。

©Akiko Osaku

乗り入れ航空会社

ユナイテッド航空、全日空(ANA)日本航空(JAL)エバー航空

主な国際空港

サンフランシスコ国際空港

市内への所要時間

車で約30分

ポラリス・ラウンジ

ユナイテッド航空のビジネスクラス利用者のみが入れるラウンジで、二階建てになっています。とても広く、シートタイプも様々。おひとり様用シートではそれぞれに仕切りがついており、プライバシーも守られています。さらに、アイマスクやアロマスプレーなどリラクゼーションを目的としたアメニティつきの「クワイエット・スイート」もあり、横になってゆっくりすることも可能。もちろん、小腹が空いたら軽食やおしゃれなバーでのアルコールのオーダーもできます。オーダー制のダイニングエリアもあり、機内ではすぐに眠ってしまいたいという人にもおすすめ。早めにいって十分にラウンジを楽しみましょう。シャワールームもあります。

ウェスティン・セントフランシス

ユニオンスクエアに面した唯一のホテルで、1904年の開業以来、名実ともにサンフランシスコの「中心に」位置しています。『西方のパリ』を目指したとあって、19世紀末のヨーロッパのテイストを取り入れたスタイルは重厚かつ壮麗。開業してすぐにそのエレガントさからチャーリー・チャップリンなどの著名人も顧客になっています。1906年のサンフランシスコ大地震の際には倒壊を逃れ、家を失った多くの人のためにホールを開放しました。また、ワイン倉庫の片隅でがれきに埋まりながらも生きていた小さな犬は、「フランシス」と名づけられ、ホテルのマスコットに。こうした軌跡はホテル内の展示品に見ることができます。

©Madoka Kikuchi

ツインピークス

ダウンタウンにある“双子の山”で、どちらも300メートルにも満たない小さな丘ですが、頂上からの景色が最高! と人気のスポットとなっています。駐車場もあるので車で行くことができるほか、市バスでも徒歩でも行けます。市内最高峰ゆえ、サンフランシスコ市内を一望するだけでなく脱走不可能といわれる刑務所があったアルカトラズ島やベイブリッジまで見渡すことが可能。陽が落ちれば夜景が広がり、また違った景色を楽しめるでしょう。特にお店などはありませんが、風に吹かれながらのんびりしている人が多いようです。

©Shie Iwasa

ナパバレー

サンフランシスコから車で1時間ほどのところにあるワインカントリーで、多くのワイナリーが点在し愛好家を楽しませています。宿泊できる施設も多く、どこでもワインに合うすばらしい食事をテーマにしているのが特徴的です。ワイナリーの見学も可能で、テイスティングをしながら好みの銘柄を探すのが王道の楽しみ方。ツアーもあるので、自分で車を運転する必要はありません。ナパの町はこぢんまりとしてかわいらしく、テーブルウェアのお店が多いのは、やはりワインに合わせてのことかも。早朝に気球に乗ってヴィンヤードを一望するアクティビティも人気です。

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