Finland

ビジネスクラスで行く フィンランド

日本から最も早く行けるヨーロッパ!

フィンランド

©Visit Finland/Niko Laurila

洗練された北欧のサービス

フィンランド乗り入れ航空会社


直行便

フィンエアー全日空(ANA)

主な乗継便

カタール航空

©Visit Finland/Miikka Niemi/Flatlight Films

スタイリッシュなことで定評のあるフィンエアー。フィンランドを代表するデザイナーブランド『マリメッコ』のモチーフが塗装された機材を有しており、日本路線にも飛来します。いつ、どの空港にというのはわかりませんが、ゲートでマリメッコ塗装機を見たときはちょっとうれしいサプライズです。機内でもビジネスクラスではマリメッコの食器やイッタラのグラスに囲まれて幸せな気分で旅ができるでしょう。ノルディックデザインを求めてフィンランドを旅をする人には極上のサービスといえるかもしれません。また、空港内はシェンゲンエリアとそうでないエリアにわかれており、とても動線がいいのでフィンランド国内線への乗り継ぎもスムーズです。

Point!

フィンランド行きのビジネスクラス
ここがポイント

©フィンエアー

航空会社の選び方

直行便の場合


直行便ではフィンエアーとJALがあり、どちらも同じワンワールドのアライアンスに属しています。マイレージの点だけでなく、両社はブリティッシュエアウェイズも含めた独自アライアンスを組んでおり、互いのフライトの振り替えを行うことができるという利点があります。つまり、往路はフィンエアーで復路はJAL、といったことも可能に。出発の時間帯が違うので、都合にあわせて選ぶのもいいかもしれません。

乗り継ぎ便の場合


乗り継ぎ便はカタール航空利用となります。細やかな機内サービスで知られる同社ゆえ、フライト時間は長くなるものの満足のいく旅となるでしょう。日本からドーハへは2路線就航しており、どちらも東京(成田または羽田)発の深夜便です。ヘルシンキ/ドーハ間に1日3便あるため、日本からの路線とも接続がよく、同日乗り継ぎが可能。羽田線はドーハでの乗り継ぎ時間が往復ともと短く済みます。成田線は往路で約5時間の乗り継ぎ時間となりますが、ラウンジが利用できるので体への負担は少なく済みます。羽田線でも、1時間程度の乗り継ぎ時間では不安、という場合は次のフライトを選び、ラウンジでのんびりしましょう。

©フィンエアー

機内でノルディック体験ができる

フィンエアーでは機内からすでにノルディックな体験を提供しており、ビジネスクラスではそれを十分に堪能することができます。フィンランドデザイナーのカトラリーや寝具を使っていることは前出の通り。さらに、ミールはフィンランドを代表するファインダイニングのシェフによる監修で、季節ごとに別のシェフが登場しそれぞれの持ち味を活かした料理を提供しています。料理に使われている素材も、トナカイなど北極ならではのものも。また、フィンエアーオリジナルの、フローズンブルーベリーを浮かせたシャンパンカクテルもぜひトライしてみましょう。

©フィンエアー

洗練されたラウンジ

ヘルシンキの空港ラウンジは北欧デザインの美しさと機能性の高さで知られています。特に、国際線ラウンジではサウナもついており、「さすがフィンランド」と思うことでしょう。タオルなどは借りられますが、男女共用なので水着を持参する必要があります。とはいえ、ロングフライトの前にサウナに入れる体験ができる空港はそう多くないので、ぜひ体験してみましょう。食事やドリンク類も充実しており、時間帯によってメニューが変わるので、しっかりとお腹を満たすこともできます。

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フィンランドの見どころ

北欧デザインにサンタクロース、ムーミンにオーロラに……グルメにサウナ! 年を通じてお楽しみがあるのがフィンランド。南北でちょっと文化が違うのも見どころです。真夏はもちろんのこと、真冬でもアウトドアの遊びが充実しており、何度も訪れる目的があります。人々はおおらかで気さくゆえ、旅がより楽しくなるのかもしれません。

ヘルシンキの見どころ

洗練されたデザイン都市でありながら、ちょっと郊外に出れば豊かな自然があるのがヘルシンキ。街自体もあくせくしたところがなく、誰もがゆっくりマイペース。街歩きや美術館探訪のほか、森へ散歩に行くのもおすすめです。ヘルシンキっ子のライフスタイルにならって、スタイリッシュかつのんびりと過ごしましょう。

©Visit Finland/Niko Laurila

乗り入れ航空会社

フィンエアー全日空(ANA)カタール航空

主な国際空港

ヘルシンキ・ヴァンター国際空港

市内への所要時間

車、または電車で30分

©フィンエアー

フィンエアービジネスラウンジ

やはりフラッグキャリアのラウンジというのはその国らしさを表現する場でもあります。フィンエアーのビジネスクラス利用客と、ワンワールド加盟航空会社のビジネスクラス利用客などが利用できるラウンジで、テーブル席、ボックス席、ソファ席など用途に応じたさまざまな使い方ができます。食事メニューは時間帯に応じて変わるものの、フィンランドの食材を用いた北欧料理を楽しむことも可能。さらに、サウナを併設しているので、ぜひ最後までフィンランド体験を! 男女共用なので水着で利用するのが望ましいですが、貸出のタオルを巻いての利用も可能です。

©Visit Finland/Hotel Kämp

ホテル・カンプ

ヘルシンキのおしゃれストリート、エスプラネードに面したホテルで、ロケーションのよさはいわずもがな。創業は1887年、料理人であったカール・カンプ氏が最高のシチュエーションで料理を供することができる場所を模索した末の誕生でした。建設当初、とてもモダンであったことも話題に。ここはフィンランドで初めてエレベーターを備えたホテルとしても知られています。100年以上にもわたって街の名所となっているホテルで、今も昔ながらの内装を保っている『カンプ・バー』はぜひ一杯だけでも立ち寄りたいところ。客室は近年改装したばかりで、クラシックモダンな内装が魅力です。

©Visit Helsinki/Pekka Keränen

ロウリュ

サウナの国、フィンランド! かつては各家庭に必ずサウナがあったといわれ、フィンランド人にとってサウナは家族団らんや友人との社交の場という位置づけです。ヘルシンキの海辺にできた新しい公共サウナ『ロウリュ』は、開業するやあっという間に地元っ子の人気スポットに。おしゃれな外観、バーやレストランを併設し、サウナを利用しなくても気軽に集うことができるのが人気の理由でしょうか。海辺をぶらぶら散歩して、サウナで汗を流したらデッキに上がって軽く一杯、なんていうスタイルで楽しみます。サウナは男女共用なので、水着を持参しましょう。暑くなったら海へドボン!が、フィンランド流。真冬でも飛び込む人が多いのに驚くでしょう。

©Visit Finland/Katja Hagelstam

デザインディストリクト

北欧デザインが優れていることは世界中のお墨付き。デザインを求めてフィンランドを訪れる人も数多く、そんな旅人のためにヘルシンキ市では「デザインディストリクト」を設定、地図を発行(無料)しています。特にプナヴオリ、カールティンカウプンキ、クルーヌハカ、カンッピ、ウッランリンナのエリアにはファッション、雑貨、食器、家具などオリジナリティにあふれるデザインが秀逸なお店が集中しており、地図を見ながらそれらを訪ねることができます。地図にはおしゃれなレストランやカフェも紹介されているので、街歩きに役立てましょう。

フィンランドの地図

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