Germany
城とメルヘンな街並みにうっとり
ドイツ乗り入れ航空会社
直行便
ルフトハンザ ドイツ航空、全日空(ANA)、日本航空(JAL)
主な乗継便
大韓航空、チャイナエアライン、キャセイパシフィック航空 、シンガポール航空、タイ国際航空 、ベトナム航空 、エールフランス航空 、KLMオランダ航空、フィンエアー、ターキッシュエアラインズ、エミレーツ航空、カタール航空
ヨーロッパ有数の先進国であり、歴史と伝統がある一方で非常に革新的でモダンな一面があります。特に航空分野ではルフトハンザドイツ航空が積極的に機内環境の革新に取り組んでおり、空港でも新しくておもしろいサービスに遭遇することもあるでしょう。同航空会社では数年後を目標に機内を刷新する計画がされており、ビジネスクラスも様変わりすることが予想されます。ルフトハンザドイツ航空だけでなく、日本の航空会社もドイツのいくつかの都市へ直行便を運航しているほか、多くの航空会社が乗り入れているのでとてもアクセスのいい旅先です。鉄道での交通網も充実しており、周遊もおすすめです。
Point!
Recommended
工業技術や医療、文芸、建築、商品デザインなど多くの分野で世界有数の先進国であり、反面、中世の面影を残す大変メルヘンチックな町が点在しています。城が点在することでも知られ、まさにおとぎの世界のよう。ホテルになっている城もたくさんあります。また、多くの著名な音楽家や作家を輩出した国でもあり、そうした人々ゆかりの地なども観光名所となっています。
機能を重視したデザインの街には地下鉄やトラムなどの路線も多く、街歩きもしやすいのが特徴。世界金融の中心地であるため、近代的なビルが多いものの、かつての街並みを復元した地区もあるので、ドイツらしい雰囲気も。もちろん、古い建築物も実際のものが戦火を逃れ残っていて、モダンとレトロのふたつの顔を楽しむことができるのが最大の魅力です。
いくつかのラウンジがあるなか、ルフトハンザドイツ航空はじめ各アライアンスの航空会社便のビジネスクラス利用客が使えるラウンジです。木目調のインテリア、自然光がさんさんと入るデザインで、空港内でありながら自然な雰囲気がありとても落ち着きます。24時間オープンしており、それぞれの時間帯に応じた食事を楽しむことが可能。また、シャワールームもあるので出発前にリフレッシュするのもおすすめです。フランクフルトには到着時に利用できるウェルカムラウンジもあり、ここでも食事やシャワーができるほか、ビジネスルームも完備されています。
1901年に著名な銀行家の邸宅として建設され、その後にホテルに転身しました。シティセンターに位置していながらすばらしい中庭がありゆったりと過ごすことができるのが大きな魅力ですが、全体的にアットホームな雰囲気が漂うのはやはりかつては“家”であったから。客室内にも温かみが感じられ、旅の疲れを心地よく癒してくれるでしょう。マイン川にも近いので、散歩にもうってつけです。最新機器を取り揃えたスパやキッズ向けのサービスもあり、さまざまなスタイルで滞在することが可能。館内で絵画や写真の展示などを行うこともあり、ホテル自体を楽しむのもおすすめです。
フランクフルト観光でまず訪れる場所で、市庁舎があるため街の中心的存在です。メルヘンチックなドイツらしい家々が再現されて立ち並んでおり、とてもかわいらしい雰囲気。周辺には美術館や教会などもあり、観光スポットとしてもさまざまな見どころがあります。市庁舎の中にも入ることができ、広場を一望することができるので時間があれば、ぜひ。また、11月半ばごろのクリスマスシーズンになると、広場では14世紀から続くという伝統的なクリスマスマーケットが開催されます。暗くなり始めるころにはマーケットの灯りがとても幻想的。スナックやホットワインを売る屋台もあるので、寒さ対策をして出かけましょう。
ドイツを代表する文豪ゲーテの生家で、ライプツィヒ大学に入学して家を出るまでをここで過ごしました。裕福な家庭であったため、部屋の数も多くゲーテ関連だけでなく18世紀の家庭の雰囲気や生活の様子がわかる展示になっています。ゲーテが誕生し洗礼を受けたという部屋や、ゲーテの父による美術品のコレクション、18世紀当時に流行していた中国趣味「シノワズリ」で統一された『北京の間』などもなかなか見ごたえがあり、じっくりと見学するのがおすすめ。レーマー広場から徒歩でもすぐ近くです。
ドイツで3番目に大きな街で、日本からも直行便があります。1918年にドイツ革命が起こるまで、8世紀にわたりバイエルン王国としてヴィッテルスバッハ家によって統治されてきた歴史があります。世界大戦の空爆から街を再建する際、住民投票によって王国時代の街並みを再現することが決まり、趣のある街歩きが楽しめます。街なかにはトラムが走っているので、要領よく移動することができるでしょう。
シェンゲンエリア、非シェンゲンエリアの両方にラウンジがあり、どちらも同じくらい充実しています。ソファ席、テーブル席、カウンター席などいくつかのタイプの座席があるので、ゆったりしたいときはソファ、食事をするときはテーブル席と用途に合わせて選びましょう。ビジネス用にPCテーブルと電源のある席もあるほか、コピー機などの設備も利用可能。また、シャワールームもあります。食事メニューは洋食が中心ですが、ドイツらしくソーセージなどが充実。ドイツビールと一緒に楽しむことができます。
空襲後にかつての姿に再建された建物のひとつで、ミュンヘンきっての高級ホテルです。ルートヴィヒ一世による「ファーストクラスのホテルを」という言葉に従って建設されたとあって、その外観は「豪奢」のひとことに尽きます。内部はモダンでスタイリッシュな本館とクラシカルなアネックスとで雰囲気が異なるので、好みのほうを選ぶといいかも。1階にはミシュランガイドで3つ星を獲得したレストラン『アトリエ ウィズ サイレントガーデン』があります。朝食はテラス席のある『ルーフガーデン』へ。街並みを眺めながらの優雅な食事となるでしょう。トラムの駅にも近く、とても便利なロケーションも魅力です。
旧市街の中心にあり、いつでも観光客でにぎわっています。付近には多くのお土産屋やレストランが立ち並び、ショッピングモールにも近く便利な場所。ネオゴシックの建築が目を引く新市庁舎のからくり時計が動き出す時間帯にはとにかく多くの人が訪れます。毎日11時と12時の2回、それぞれ10分ほどにわたって等身大の人形たちが歴史的場面やビール屋のおやじなどミュンヘンらしい場面をコミカルに演じます。精巧な動きはさすがドイツ、と思わせられます。新市庁舎の塔は展望台になっていて、入場が可能。エレベーターで行けるので、小さな子連れやシニアにもおすすめです。
たぐいまれなる美貌をもち、夢見がちなロマンチストとして知られたバイエルン王ルートヴィヒ二世が建設した3つの城のうち、唯一完成することができました。フランスのルイ十四世を敬愛し、ベルサイユ宮殿にあこがれたルートヴィヒ二世の想いが込められた城で、ロココ様式の華美な装飾が特徴です。内部はとにかく絢爛豪華。太陽の光を嫌ったという王らしく、居室には陽が入らないようになっているなど、ルートヴィヒ二世の性格や嗜好がよくわかるのも見どころのひとつです。庭園には高さ30ⅿまで噴き上げる噴水があり、フランス王家の人々の胸像なども置かれています。ひな壇式の庭園の上からは城の全体像を見渡すことができます。
ドイツの首都で、さまざまな歴史に翻弄された街です。有名な観光名所は、やはり「ベルリンの壁」。近代史の中でも非常にインパクトのある出来事で、その変遷をたどるだけでも大きなアクティビティとなるでしょう。文化芸能の分やで非常によく知られており、ベルリン・フィルハーモニーなどは日本でもおなじみです。
乗り入れ航空会社
ルフトハンザ ドイツ航空、ブリティッシュエアウェイズ、エールフランス航空、オーストリア航空、フィンエアー 、ターキッシュエアラインズ、カタール航空
主な国際空港
ベルリン・ブランデンブルグ空港(2020年10月30日開港)
市内への所要時間
車で約30分
広々としており、大きな窓から自然光がふりそそぎ開放感のあるラウンジです。デザイン性が高く、シンプルながらおしゃれな雰囲気。ソファ席の数も多く、フライトまでの時間をゆったりと過ごすことができるでしょう。食事メニューも豊富で、訪れる時間帯によってさまざまな料理がでてきます。ビュッフェスタイルですのでいろいろ試してみるのもよさそう。ドイツ料理も充実しています。また、飲み物もドイツやヨーロッパのビール、ワイン、スパークリングワインなど種類が豊富。飲みすぎに注意しましょう。シャワールームもあるので、フライトの前にすっきりするのもいいかもしれません。
ベルリン動物園に隣接し、閑静で安全な大使館地区にある高級ホテル。もともと大使館として建設された建物からの転身というヒストリーがユニークです。いかにも大使館風な外観とはうらはらに、インテリアはスペイン人デザイナーの手によりぐっとモダンでスタイリッシュ。デンマーク大使館だったなごりなのか、スカンジナビアンなデザインが印象的です。位置によってはティーアガルテン公園や動物園の様子が見られる部屋もあり、室内でのお楽しみが増えそう。ミシュランガイドの星を獲得しているレストランでの食事もこのホテルを選びたい理由のひとつです。
一般開放されている国会議事堂で、自由に見学が可能です。建物のうえにある23mもの高さのガラスのドームは秀逸な現代建築としての見どころで、階段や通路があるので外の景色を楽しみながら内部を見学することができます。また、下をのぞきこむとそこには議場があり、議会の様子がわかります。これは「市民に開かれた政治」をモットーとするドイツ議会を体現しているのだそう。各所に美術品も飾られているので、なかなか見ごたえがあります。事前にネットで見学の予約をすることができるので、済ませておけば待ち時間を短縮することができるでしょう。
第二次世界大戦後、世界を二分した“冷戦”。ドイツも東西にわかれ別々の国となってしまいましたが、ベルリンでは唯一自由に往来ができたため、市民の亡命を防ぐため1961年に突然境界線に沿って町が分断され、壁が築かれました。1989年にこれも突然に規制が解かれ壁は“崩壊”し、実際に市民の手によって破壊されましたがその一部が今も残っています。観光名所となっているこの「イーストサイドギャラリー」は、世界の118人のアーティストによって壁にさまざまな絵画が描かれているオープンギャラリーで、国の文化財に指定されています。ギャラリーの全長は1.3㎞で、現存する壁の残骸としては最も長いもの。深いメッセージを読み取りつつ、散策しましょう。
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