ELEMENTARY
体力もついてきて元気いっぱいの小学生。旅をすることによって興味の幅がぐっと広がります
Travel With Child
小学生と一口に言っても低学年と高学年では体力も興味の対象も異なります。
お子様と話し合って意見を取り入れつつ旅先を決めていきましょう。自分で行きたいと言った旅先は積極的に楽しもうとしてくれます。
楽しい旅のためには、やはり子どもが飽きない場所であることが重要です。テーマパークやアミューズメントパークは多くの子どもが大好きな場所ですが、たとえば富士急ハイランドのように絶叫マシンが充実している遊園地では身長制限などがあるため高学年の子向き。反面、かわいらしいキャラクターに囲まれながらのどかに遊べるサンリオピューロランドは低学年の子にもお楽しみポイントが満載です。宿泊施設に付帯しているゲームセンターや卓球などのアクティビティもプラスαのお楽しみ。それらもぜひチェックしておきましょう。。
自然はいつも子どもの好奇心を掻き立てる最強素材。昆虫観察や釣りなどを楽しめるキャンピングや、熱帯魚と触れ合えるビーチリゾートなど、アウトドアは冒険や発見に満ちています。自然豊かな環境にある宿泊施設を選ぶだけでも、近隣を散歩するなど気軽に自然に触れることができるでしょう。
なにかひとつのテーマを持たせて旅に出てみましょう。たとえば、世界遺産。登録されたばかりの北海道・東北の縄文遺跡群や鹿児島・沖縄の島々を訪れ、なぜ”世界遺産”という概念が必要なのか、などを話しながらめぐってみます。社会問題や人類史、自然環境などに興味を持つきっかけとなるでしょう。
Challenge
これまでできなかったけれど、この旅ではじめて挑戦する! そんな体験もまた、旅を思い出深いものにしてくれます。たとえば、身長や年齢制限により小さいころは乗れなかった絶叫系アトラクションに初挑戦したり、自然共生型アウトドアパークで年齢に合わせたサバイバル体験をしたり。挑戦する、というその勇気に、ご両親もお子様自身も成長を感じられるにちがいありません。
大きくなるにしたがって、子どもの理解力もどんどん上がっていきます。こんなときこそ博物館や科学館などでの学びを取り入れましょう。特に夏休みにはさまざまなイベントが開催されていますので、子どもの興味ある分野の知見を深めるチャンスです。また、空港の整備工場やインスタントヌードル工場など一般公開されている工場見学も大人気のアトラクション。事前予約をしましょう。また、職業体験ができる『キッザニア』も、年齢に応じた体験ができるので年の離れた兄弟姉妹がいても楽しめます。曜日によって「英語デー」が設定されており、学習要素を盛り込むことも可能です。
子どもも意外と夢中になる歴史ドラマやマンガ。日本の歴史を土台にしたストーリーであり、日本各地にはその舞台となった史跡が残されています。お城を見学したり、その土地の文化や歴史人物ゆかりの地を訪れることでドラマやマンガの世界をよりリアルに感じられ、楽しんでくれます。日本史や郷土史への興味と理解を深めることにもなり、とてもよい学習機会になるでしょう。
Experience
40代 女性
10歳(男の子)
宿泊予定のリゾート、よく見ると12歳以下の子供なら宿泊料が無料となっていました。ウチの子は10歳ですが身体は小さめ。添い寝でもいいか子どもに確認したところ、OKとのことでそのように手配しました。ベッドはセミダブルでかなり余裕があり、二人でも十分眠れる広さで問題なし。朝食はビュッフェで、こちらも同じ、12歳までは無料とのこと。なるべく安く泊まりたい場合はこういう技もあります!
40代 男性
2歳(女の子)10歳(女の子)
毎年恒例の家族旅行。これまでは洋室でベッドタイプのお部屋に宿泊することがほとんどだったのですが、今年はのんびりしたくて純和風の温泉旅館に。10歳の娘は広い畳の部屋に入ってまず大喜び。さらに、部屋食の夕食で卓上に並ぶたくさんのごちそうに大感動! 「すご~い!」と写真を撮りまくり、かなりの量だったにもかかわらずほぼ完食してしまいました。カラオケや卓球など、意外と遊ぶものも多く温泉以外のお楽しみもフル活用。よほど楽しかったのか、帰宅後もよく「温泉いきたいね~」と言うようになりました。
40代 男性
11歳(女の子)
失敗談です。飛行機で青森まで飛び、レンタカーで玉川温泉(秋田県)まで観光しながら移動する工程を組みました。ちょっと奮発して高級な温泉旅館にし、そこまでの道中は景勝地を要領よく回れるよう綿密に計画を練って「完璧!」と楽しみにしていたら、前日になって予約していた午前発の航空便が大幅遅延することが判明。急きょJRでの移動に切り替えたものの、予定していた観光名所への到着が夕方になり薄暗いうえに足早に見学せねばならずまったく印象に残りませんでした。せっかくの高級旅館への到着も19時と遅くなり、翌朝のチェックアウトなのでほとんど楽しめないまま、次の予定をこなすために宿を後に。移動日と観光日を分けるとか、道中いくつも入れていた名所めぐりの数を減らすなど、もう少し余裕のあるスケジューリングをすればよかったと後悔しました。旅には想定外のことが起こるのがつきものと考え、そんなときは予定をすべてこなそうとせず、どうしても外せないものを優先してほかはあきらめる勇気を持つことが大切です。むしろ「時間があまったとき」のついでにできるプランBやプランCをいくつか用意するのがいいのだと学びました。
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