INFANT
初めての体験が刺激になる! いろいろ経験させてあげたい時期
Travel With Child
このころになると好みや興味の対象がはっきりし、自分で意思を伝えることもできるので、
旅の概要などを話し合い家族全員が楽しめるプランを盛り込みます。子どもにも旅に参加している感覚を持たせてあげましょう。
旅先では日常生活にはないものに数多く出合います。なににでも興味いっぱいのお年頃には、新しい体験を通して好奇心を満たしてあげましょう。動物と触れ合ったり、満天の星空を観察するといった体験は新たな興味が芽生えるきっかけにもなります。また、電車が大好きな子には地方にしかない列車や蒸気機関車の乗車体験といった具合に、すでに大好きなものへの興味をさらに広げるチャンスになるでしょう。
手先も上手に動かせるようになってくるこのお年頃の子は、自由な感性で作品を生みだすアーティスト。旅先でのちょっとした工作体験に参加して、そのときの感性をお土産にしましょう。たとえば沖縄のビーチリゾートならシーサーの色付け体験があったり、陶芸の郷では焼き物や絵付け体験ができたり。染物体験なども各地にあります。旅の思い出をいっぱい詰め込んだ作品は、帰宅後もインテリアとして楽しめそうです。
歩く・走る・ぶら下がる・上る……できることが増えてくると、とにかく身体を動かして遊びたがるのもこのお年頃。観光名所めぐりだけでなく、公園などにも立ち寄って思い切り身体を動かす遊びを入れるのもおすすめです。ごく普通の公園でも、地元の公園とはちょっと違う遊具があったりして楽しめます。ホテルにキッズルームやインドアプールがある場合はぜひ利用しましょう。
Challenge
さまざまな動作が上手にこなせるようになってきた時こそ、チャレンジングなアクティビティを。アスレチックパークでは落ちないように慎重に歩いたり、しっかりと身体を支えたりといった動作の繰り返し。動作ひとつひとつにしっかりと神経をとがらせる体験になります。自然の中にある公園が多いのもうれしいところ。年齢に応じたチャレンジがあり、大人も一緒に楽しむことが可能です。
モノづくり体験ができる工房などを訪ねてみましょう。手びねりや絵付けなど、ちょっと細かい作業でも未就学児向けに簡単アレンジしてあるなど体験できる場所はたくさんあります。ちょっと難しいところは大人が手伝ってあげて、デザインだけ子どもにまかせるなどすれば想像力を養うことにもなり、おすすめです。寄木細工づくりのような旅先の文化に触れられるものから、食品サンプルが作れる工房など、いろいろ調べてみましょう。
ふだんは絵本や図鑑などで親しんでいるものに、実際に触れる体験は子どもにとってかけがえのないものになります。飛行機大好きな子は空港に行くだけでもうれしいものですが、実際に乗ってみたり、キッザニアで飛行機のお仕事体験をするのもおすすめ。馬が好きな子には乗馬体験を、プリンセス大好きな子にはプリンセスに変身しながら名所やテーマパークを楽しめるプランを利用するなど、さまざまです。こうした体験は単なる思い出にとどまらず、子供の感性が磨かれ、お金で買うことのできない貴重な経験となるに違いありません。
Experience
30代 女性
5歳(男の子)
特にアウトドア好きでもなんでもなく、普段は子育てにかかりきりの私。旅先ではひたすらのんびりと過ごしたいものの、あえて毎回テント泊や季節の味覚狩りなど体験モノをメインアクティビティに入れています。子どもはとても楽しそうで家にいるときとは全く違う表情を見せてくれるし、夕飯づくりを手伝ってくれたり自ら周囲にある新しい物を発見して教えてくれたりして、著しい成長を実感できるのでおすすめです。子どもの笑顔に癒されますよ~! 最終日など1日はホテルや温泉ステイでのんびり、夕食までついているプランを利用する日を作っておくと、疲れなんて吹っ飛んで旅が終わったあとも元気に日常に戻れます。
20代 女性
3歳(女の子)
夫も私も地元に住んでいるため、帰省がなく3歳になる娘にとっては初めての旅行です。子連れ旅には慣れていないこともあり、近場を旅先にして1日はホテルを楽しむプランをたてました、せっかく夏なのでホテルのプールでも遊びたいな、と思ったのですが、3歳児でも安心して遊べる深さのプールがあるかどうか、ウェブサイトやパンフレットに記載がないホテルが多く、ホテル選びですごく苦労してしまいました。ホテルの写真ギャラリーのほか、SNSに投稿されている写真や口コミなどを調べてわかることもありましたが、やはりちょっとめんどくさいです。結局、ファミリーフレンドリーであることをうたっているホテルなら大丈夫、という結論に達しました。
30代 男性
3歳(男の子)
名古屋の我が家から博多への旅。所要時間は新幹線なら約3時間半、飛行機なら約1時間です。とはいえ、3歳の子連れの身としては、未就学児は無料(※座席を利用しない場合)というJRは魅力。航空機利用では、膝の上に載せているなら無料になるのは3歳未満(※航空会社による)とのことで、ちょっと迷いが生じました。そこできっちり検証してみたら、所要時間以外のポイントからJRで行くほうがよいという結論に。というのも、飛行機利用の場合は自宅でWebチェックインしておいたとしても、やはり荷物を預けたり搭乗口まで移動したりといろいろ手続きがあるので出発時間の1時間前には空港に着いていなくてはならいのに対し、新幹線はただ駅まで行って発車時刻に間に合えばよいという手軽さだから。子連れ旅は出がけにバタバタと子どもの準備に忙しくなることも多いので、出発時間までのアイドルタイムが短いほうが気が楽だと思いました。新幹線内での時間、子どもがぐずってしまったら車内を散歩してやりすごしましょう
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