1. 日本各地でブランド肉を食べる

牛肉なら「神戸牛」や「松坂牛」、豚肉なら「鹿児島の黒豚」、鶏肉なら「秋田の比内地鶏」「名古屋コーチン」などなど、日本各地には多くのブランド肉があります。皆それぞれが、徹底的にこだわりぬいた品質を積極的にアピールしていることから、知名度が高まり人気を博しています。ブランド肉の魅力である口の中でふわっとなくなってしまうような感動を日本各地の旅先で職場の仲間とともにご当地の料理として楽しむことができると、貴重な体験を共有できるため、大きな満足へとつなげることができます。旅行に一点だけ豪華なグルメを取り入れるだけでも、その印象は大きく変わります。

2. 日本各地でブランド魚を食べる

本当に美味しい魚を食べた時、「日本人に生まれて良かった」と感じます。魚介類の宝庫である日本では、大間のマグロ、大分県の関アジ・関サバ、下関のフグ、伊勢エビやアワビなどの食材が各地の港で水揚げされますが、新鮮な魚介類は現地で食べるのが一番です。刺身・焼き魚・煮魚など素材にあった最高の食べ方ができるのも旅行先ならではのことです。職場旅行で最近人気が高いのが浜焼きバーベキューです。網の上で魚介類が焼けるまで、職場の仲間とワイワイ話したり飲んだりしながら待っている時間は楽しいひとときです。

3. こだわりのレストランで食べる

旅先にも隠れた名店、行列のできる名店が数多くあります。通常、個人では予約がしにくい場合もありますが、職場旅行など団体旅行であれば予約が可能になる事もあります。雰囲気や眺めのよい場所での食事は旅行をより一層楽しいものにしてくれます。

1. おすすめのお肉料理＜松坂牛/三重県松坂市・和田金＞

松坂牛は、神戸・米沢と並ぶ日本3大和牛の中の1つで、肉の芸術品と呼ばれるほど色鮮やかな霜降りが特徴です。その松坂牛の地元の松坂市内で人気のお店が和田金です。創業は明治11年、東京の料亭「和田平」などで料理の修行を積んだ初代店主の松田金兵衛が松阪に帰郷し、牛肉店を開業したのが始まりです。その5年後には、西町三丁目に鋤焼き（すきやき）の店を出店。それから間もなく、上質な松阪の牛肉を平切りにした「寿き焼」のスタイルを確立しました。おすすめメニューは当然すき焼きです。伊勢神宮参拝の際の昼食として行程に組み込んでみてはいかがでしょうか。

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2. おすすめの魚料理＜ふぐ/山口県下関市・春帆楼本店＞

「ふぐといえば下関」「下関といえばふぐ」と言われるほど下関は深いつながりをもっています。明治21年、伊藤博文公の働きかけによるふぐ食禁止令解禁以来、下関はふぐとともに発展し、本場としてその名を全国に広めていきました。その下関で｢春帆楼｣は数々の歴史の舞台となった関門の急流を望み、初代内閣総理大臣伊藤博文公はじめ、明治維新の志士たちの拠り所となり、日清講和条約締結会場となるなど激動の日本を文字通り影ながら支え続けてきました。春帆楼では地元の唐戸市場から水揚げされる新鮮で良質なふぐを、熟練の職人が一匹々々目利きをし、歯応え・旨味を最高の状態で提供しています。関門海峡の景色を眺めながら食べる、ふぐ料理は絶品です。

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3. おすすめのこだわり名店＜京都・料亭左阿彌＞

京料理は、多くの料理で「出汁」を使って調理されています。そして、美しいお皿への盛り付けや配膳、お客さまの好みに合う趣向を整え、「おもてなしの心」をもって提供される料理です。京都の料亭「左阿彌」の創業は嘉永二年（1849年）。明治維新以降、御前会議にも使われ、さらに川端康成や志賀直哉の文豪をお迎えしてきました。吟味した素材を、手間を惜しまず丁寧に仕上げた料理は、いずれも和食の「真髄」が感じられるものばかりです。コクと旨み、奥行きのあるその味わいは、旬の素材が秘めた力を極限まで引き出します。京都は一見さんお断りなど敷居の高いイメージがありますが、京都での職場旅行の際には舞子さんを呼んでいつもと違った夕食にしてみてはいかがでしょうか。

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