パフォーマンスが高い社員が「休暇」ではなく【ワーケーション】を行いたい理由は、「リラックスして仕事をしたいから」「ストレスが軽減されそうだから」「在宅勤務は気が滅入るから」のほかに、「休暇を取っても仕事のことが気になるから」など、仕事に関する回答が目立ちます。【ひとりでのワーケーション】はそういう課題を一気に解決してくれるニューノーマルな働き方です。

【ワーケーション】の魅力は地元の方々と深くつながれること。「（子どもがいないので）今回は地元の人たちと深く話せた（飲めた）」とか、地元の隠れ家的な店で食事し、 見ず知らずの方と話が盛り上がったり、一緒に地域の課題について話し合ったり、土地への思いについて聞くと、どんどん知らない土地に愛着がわいてきます。夫婦で移住したようなひと時を楽しみながら仕事する旅も魅力的です。

仕事はパソコンとWi-Fiと机と椅子があればどこでもできるこの時代。夏休み、子どもたちと一緒に、自然をいっぱい満喫できる旅に出かけましょう。子どもプログラムがある場所を選び、朝送り出し、夕方帰ってくるようなスケジュールだったら、自分は心置きなくじっくり【ワーケーション】。「子どもにこんな体験をさせたかった」そして「自分もこんな体験したかった」そんな願いも叶える、ファミリーで【ワーケーション】の旅もあります。

【ワーケーション】では、性格や人柄はもちろんのこと、想定外の事態に遭遇した時の反応や、人との接し方から、一緒に仕事をしているだけでは見えなかった「懐の深さ」「人間味の豊かさ」を知り得る可能性もあります。仕事に想定外のトラブルは付きもの。「この人となら力を合わせて乗り越えられるだろう」という信頼が持てることは、その後のビジネスにおいての強みにもなります。