映画・ドラマ・アニメの舞台

作品の舞台「聖地」を巡る-聖地巡礼-

© 飛騨市公式観光サイト

映画・ドラマ・アニメの「聖地」を巡る「聖地巡礼」の旅

アニメの「聖地」を巡る。ドラマ・映画のロケ地を巡る。作品の世界観を追体験し、土地の人々の人情に触れる。

映画・ドラマ・アニメの舞台の魅力


1. 映画・ドラマの「聖地」を巡る-聖地巡礼-

映画・ドラマのロケ地は全国無数にありますが、風光明媚な土地や、昔ながらの街並みを今に残す土地は、多くの作品で起用される傾向にあります。監督の生地など制作者ゆかりの地が、ロケ地に選定されることも、少なくありません。いったんロケ地になれば、元作品の人気にも左右されますが、何気ない、何の変哲もない風景が「聖地」として注目を浴びます。作品の力により、地域の「良さ」が引き出された、と言えるでしょう。映画・ドラマで注目を浴び、知名度が全国区となった観光地も少なくありません。香川県の小豆島は、映画化もされた壺井栄の小説「二十四の瞳」で「小豆島ブーム」を呼び、観光地としての知名度が飛躍的に上がりました。

© 山形県公式観光サイト


2. アニメの「聖地」を巡る-聖地巡礼-

アニメの舞台となった聖地も、全国に津々浦々あります。映画・ドラマと同様に、何の変哲もない風景が、作品の力によりその「良さ」が見直され、ファンが足を運ぶ「聖地」となります。映画やドラマと比較すると「細く長く」の傾向が強いようです。ファンの数は、映画やドラマほど多くはありませんが、コアなファンが町を繰り返し訪ねます。1年間に5回10回訪れる方もいるようで、とある埼玉県を舞台とした作品では、ファンが遠方から年20回通い詰めるという話も聞きます。「作品のファン」として聖地を訪れただけのファンが、訪れる中で町を好きになり、「作品のファン」から「町のファン」に変わっていくようです。

© 大洗シーサイドステーション


3. 「聖地」の人々との触れ合い

単なる「作品のファン」が、「町のファン」に変わり町を何度も訪れるようになる。大きな転換点は、町の人々との交流です。町の人々と仲良くなれば、町を訪ねようとする意欲が増します。町の人々の人情味が、「作品のファン」を「町のファン」に変えて行く、とも言えるでしょう。人によっては、その町を自宅・職場に次ぐ居場所「サード・プレイス」として位置付け、足繁く通うようになります。町のお祭りに、お手伝いで関わるというケースもありますので、聖地巡礼に訪れるファンは、地域の活性化にも大きく貢献していると言えましょう。「聖地巡礼」は、旅行者本人にも町にも、大きな可能性を秘めています。

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1. 対馬-「元寇」をテーマにした作品の「聖地巡礼」

© 対馬観光物産協会

大陸との玄関口となる、国境の島「対馬」。鎌倉時代にモンゴル(元)が押し寄せた「元寇」の時、対馬は最前線の激戦地となりました。その「元寇」をモチーフとした漫画やアニメ・ゲームも登場し、作品の「聖地巡礼」として対馬の歴史に触れる方も増えてきました。対馬に行くには、福岡を起点とします。福岡港から、フェリーで対馬の中心部・厳原へ。行きは、福岡深夜発・対馬早朝着の夜行便です。到着後は、古戦場など歴史の舞台を「聖地巡礼」!公共交通機関では行けないスポットも多いので、観光タクシーの利用がお勧めです。名峰・白嶽登山は登山ガイドが、金田城や小茂田浜古戦場は歴史ガイドが同行し、歴史と作品に深く触れる旅になることでしょう。

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2. 何度でも見に行きたくなる宝塚歌劇の舞台

月組フィナーレイメージ(C)宝塚歌劇団

100年を超える歴史があり、 豪華絢爛なショー・ダンス・舞台芸術などトップ技術を誇る宝塚歌劇 宝塚歌劇団は、花組・月組・雪組・星組・宙組の5つの組と専科で構成されています。 5つの組は、それぞれトップスターとトップ娘役が存在し、トップコンビの個性がその組のイメージを生み出しています。 公演作品は、オリジナル作品、ブロードウェイをはじめとする海外ミュージカル、日本文芸、アニメやテレビドラマ、映画が原作など、幅広いジャンルをお楽しみいただけます。 夢と感動の舞台を体験できる世界が宝塚歌劇です。

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