Italy

ビジネスクラスで行く イタリア

愛されすぎる独自文化

イタリア

イタリアらしさを満喫!

イタリア乗り入れ航空会社


直行便

アリタリア-イタリア航空、ANA

主な乗継便

エバー航空大韓航空チャイナエアラインエバー航空キャセイパシフィック航空シンガポール航空タイ国際航空 、ブリティッシュエアウェイズ、イベリア航空、フィンエアー 、エアフランス、ルフトハンザ ドイツ航空 、アエロフロート・ロシア航空、エミレーツ航空カタール航空

日本からは北部のミラノと南部のローマへの二都市へ直行便が就航しています。また、アジア系、ヨーロッパ系、中東系と多くの航空会社が就航しておりどこへ行くにもチョイスが多くアクセスのよい旅先です。長距離路線ゆえにビジネスクラス利用なら身体も楽々。それもさることながら、イタリアのフラッグキャリア アリタリア-イタリア航空では機内はもちろん、ラウンジにいたるまでイタリアらしさをとことん追求しているため、イタリア旅のアクティビティがひとつ増えるのがお楽しみどころです。

Point!

イタリア行きのビジネスクラス
ここがポイント

©アリタリア-イタリア航空

航空会社の選び方

日本からはミラノ、ローマの2都市への直行便があり、どちらも東京(成田・羽田)とを結んでいます。一方で、乗り継ぎ便のチョイスは多く、アジア系、ヨーロッパ系、中東系から選べるのでマイレージプログラムや最寄の空港から乗れるフライトを選ぶことが可能です。

ローマへ行く場合


直行便ならスカイチームに加盟しているアリタリア-イタリア航空の一択です。地方都市から出かける場合は羽田線が便利ですが、最寄りの空港を早朝に出発することになるので、前泊するのもいいでしょう。

ANAとアリタリア-イタリア航空はマイレージプログラムにおいて提携しているため、チケットの種類によってはアリタリア-イタリア航空を利用してもANAのマイレージプログラムにマイル積算できます。積算率はANA便を利用した場合とは異なります。

ミラノへ直行便で行く場合


羽田線がスターアライアンスのANA、成田線がアリタリア-イタリア航空ですので、マイレージプログラムから選ぶことも可能です。ANAは往路は深夜発、復路は早朝着便ですので、地方都市への日本国内線の乗り継ぎがいいのはありがたいところです。

乗り継ぎ便の場合


ヨーロッパ系、アジア系、中東系の航空会社の中から選ぶことになりますが、ざっくりとわけて時間的に乗り継ぎがよく早く着くのがヨーロッパ系、料金的にお得感があるのがアジア系、そして時間はかかりますがお得な料金でかなりゴージャスなアッパークラス体験ができるのが中東系です。同日乗り継ぎができない場合にホテル宿泊ができたり、乗り継ぎ時間が10時間以上ある場合に市内観光やストップオーバーにかかる税金が無料になるサービスのある航空会社もありますので、そこも併せて吟味しましょう。

イタリアらしさを満喫

イタリアを代表する航空会社であるアリタリア-イタリア航空。その使命は人々をイタリアへと運ぶだけでなく、イタリアのよさを伝えることにあるのかも? というほどに、イタリアらしさが満喫できるのがビジネスクラスです。機内食は当然のごとくイタリア料理がメイン。定期的にメニューは入れ替わりますが、それぞれイタリア各州の名物料理にフィーチャーしており、次はなんだろう? と期待値がぐんと上がります。また、ワインセレクションはもちろん、コーヒーや食器にいたるまでイタリアブランドを用いているという徹底ぶり。機内でイタリアを楽しみましょう。

©アリタリア-イタリア航空

優先レーンですいすいスピーディー!

ビジネスクラスのサービスはチェックインからすでに始まっているのが当たり前! どの航空会社もビジネスクラスのチェックインはエコノミークラスと比べてスピーディ。ビジネスクラスのみのカウンターがあるので、混雑するシーズンでもそれほど並ぶことなくチェックインが可能です。また、セキュリティチェックの際も専用レーンがあり、楽々。イタリア国内では出入国審査の際にもアッパークラス利用者専用の優先レーンがあり、待ち時間にイライラすることもありません。すいすい空港内まで入れたら、ラウンジをゆっくり楽しみましょう。搭乗にも優先案内があるので、フライトまでに感じるエクスクルーシブ感はなかなかのものです。

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イタリアの見どころ

文化とグルメ、中世の街並みに陽気な人々——。イタリアは確かにそんな国ですが、地方によってだいぶ異なるのが大きな魅力。一度行っただけですべてを知ることはできません。ヨーロッパの中でも古い歴史を持ち、多くの国々の文化形成に多くの影響を与えています。ダインアウトにショッピング、美術館や遺跡めぐりと楽しみは尽きません。

ローマの見どころ

イタリアの首都で、地中海沿岸を中心に広く都市国家を築いたローマ帝国の首都でもあり、紀元前から続く長い歴史があります。紀元前からの遺跡が市中に残されており、歴史散策ができること、映画の舞台になったことでも街歩きが最も人気のアクティビティです。世界最小の国家で世界遺産の「バチカン市国」もローマ市内にあります。

乗り入れ航空会社

大韓航空チャイナエアラインキャセイパシフィック航空シンガポール航空タイ国際航空

主な国際空港

レオナルド・ダ・ヴィンチ・フィウミチーノ国際空港

市内への所要時間

直通電車で約30分

©アリタリア-イタリア航空

カーザ・アリタリア ピアッツァ・ディ・スパーニャ

アリタリア-イタリア航空の新しいラウンジで、イタリアらしさをふんだんに感じられるデザインが魅力です。アリタリア-イタリア航空の中距離ビジネスクラス利用者、Freccia Alata Plus、Freccia Alata クラブメンバーのほか、スカイチームエリートメンバーの利用が可能で、ビュッフェでの食事はもちろん、ライブクッキングエリアもありパスタやピザなどイタリアならではの料理をその場で作って提供してくれます。キッズスペースもあり、ほかのお客を気にすることなくのんびりと子どもらしく過ごすことが可能。ちょっと早めに空港についてしまっても安心です。※現在休止中

ザ・パンテオンホテル

ローマの観光名所のひとつ、古代神殿のパンテオンのすぐそばにある高級ホテルです。クラシカルモダンな室内からパンテオンが見えるスイートルームがあり、ただの観光では見ることができないパンテオンの姿を楽しむことができるでしょう。ほかに、最上階6階のテラスにあるラウンジ&バーからもパンテオンを望み、沈みゆく夕陽を眺めつつ、またトワイライトタイムにロマンチックにグラスを傾けるという、非常にユニークな体験ができます。それ以外にも多くのテラス席が設けられているので、季節のいいときはぜひホテル内施設を利用しましょう。

バチカン市国

ローマ市内にある世界最小の国家で、世界遺産に登録されています。ローマ教皇庁によって統治されているカソリックの総本山であり、宗教国家です。スイス人衛兵によるカラフルな制服やバチカンが国として設立されるきっかけとなった「サン・ピエトロ大聖堂」、ミケランジェロの天井画で有名な「システィーナ礼拝堂」など見どころはたくさん。ちなみに、礼拝堂はバチカン博物館の中にあります。博物館はかなり広いので、レオナルド・ダヴィンチの未完成作品など、見たいものを事前にチェックしておくといいでしょう。また、肌の露出の多い服装ではバチカン市国には入れませんので、気を付けましょう。

市内名所めぐり

ローマの街歩きは映画の名所歩きでもあります。有名どころではやはりオードリー・ヘップバーン主演の『ローマの休日』。オードリー扮するアン王女がアイスクリームを食べた「スペイン階段」(今は飲食禁止)や、嘘をつくと手が抜けなくなるという「真実の口」、古代遺跡の「フォロ・ロマーノ」に「コロッセオ」。「パンテオン」付近では王女のようにカフェでゆったり、「トレヴィの泉」ではコインを後ろ向きに投げ入れるのを忘れないようにしましょう。映画の中だけでもまだまだ名所が出てきますが、公共の交通機関を使って、またはのんびり歩きながらめぐることが可能です。

ミラノの見どころ

ロンドンやパリ、ニューヨークに次ぐファッションの都で、イタリアで最も発展している経済都市といえます。芸術の街でもあり、超一流のオペラや世界的に有名な絵画などをめぐっての街歩きが人気のアクティビティ。大聖堂などのキリスト教文化施設はもちろん、グルメやショッピングも欠かせません。

乗り入れ航空会社

全日空(ANA)大韓航空エバー航空キャセイパシフィック航空シンガポール航空タイ国際航空

主な国際空港

マルペンサ国際空港

市内への所要時間

車で約50分、電車で最大80分

©アリタリア-イタリア航空

カーザ・アリタリア ピアッツァ・ディ・スパーニャ

イタリア国内の主要都市にのみ設置されている新しいラウンジで、国内線ではローマ/ミラノ間のビジネスクラス利用者のみが使うことができます。イタリアらしさにこだわりがあり、ビュッフェに並ぶ料理から飲み物、家具類にいたるまでなにもかもイタリア製となっているので、帰国前にイタリア気分にひたるのにぴったりです。ベビールーム、ティーンエリアとキッズ対応もばっちり。もちろん、ビジネスパーソン向けのサービスも充実しており、すべての人に使い勝手のいいラウンジとなっています。※現在休止中

アルマーニ・ホテル・ミラノ

ファッションの都らしいブティックホテル。ミラノにゆかりのあるファッションデザイナー、ジョルジオ・アルマーニの名を冠し、デザイナー本人が直接監修しているため実に洗練された空間が魅力となっています。シックで華美な飾りがなにもないにもかかわらずおしゃれな雰囲気はさすがアルマーニ。ガストロノミーにも十分気が配られており、ミラノの街を一望するレストランではイタリアンのみならずフュージョン料理をいただけると評判です。周囲には美術館が点在し、ヴィットリオ・エマヌエーレ通りやスカラ座にも徒歩圏内です。

ドゥオーモ

ミラノはカソリック信者が多く、司教区としては世界最大といわれています。そのミラノにおける大聖堂が、ドゥオーモ。ゴシック建築としても世界で1,2を争う規模で、荘厳な建築物もさることながら、内部のうつくしいステンドグラスも大きな見どころ。建築にはレオナルド・ダ・ヴィンチもかかわっており、イタリアの至宝といってもよいでしょう。街の中心地でもあり、ここを起点に街歩きを楽しむのもおすすめです。

ヴィットリオ・エマヌエーレ通り

ドゥオーモのすぐ近くにあるショッピングアーケードで、イタリアの至宝「ドゥオーモ」と、伝統的な歌劇場「スカラ座」を結んでおり非常に便利なロケーションにあります。最初にオープンしたのは130年以上も前と、歴史あるアーケードでもあり、ここに軒を連ねるブランドショップも世界に名だたるものばかり。とはいえショッピングという名目だけでなく、ガラス張りの天井に覆われたアーケードとして世界でも指折りの美しさであることも訪れるべき理由のひとつです。ふたつのアーケードが交差するそのポイントには牡牛のモザイクがあり、これを踏みながら一回転すると願いが叶うという言い伝えがあります。

フィレンツェの見どころ

ルネッサンス期に文化の中心であった古都で、オレンジ色の屋根がずらりと並ぶ旧市街の街並みは「フィレンツェ歴史地区」として世界遺産にも認定されています。美術館や大聖堂といった文化施設も多くあり、散歩の途中にも数々の名所に立ち寄ることができます。市場でショッピングや気軽なスナックをテイクアウトといったお楽しみも、ぜひ。

乗り入れ航空会社

主な国際空港

フィレンツェ・アメリゴベスプッチ空港

市内への所要時間

車で15分~30分

SALA MASACCIO

アリタリア-イタリア航空のほか、さまざまな航空会社のアッパークラス利用客やマイレージプログラムの上級会員を受け入れているラウンジです。フリーWiFiやインターネットアクセス可能なPCなど基本的なラウンジサービスはすべてそろっており、ちょっとエクスクルーシブに出発時間までを過ごすことができます。アルコール類はもちろん、パック入りのスナックが充実しており、ちょこちょこつまんで楽しめそう。クレジットカードの上級会員などさまざまな人が利用可能なラウンジです。

ルレ・サンタ・クローチェ・バイ・バリオーニホテルズ

建物の前身は18世紀の宮殿、と聞けばそれだけで心躍ってしまいそうなラグジュアリーホテルです。ミケランジェロやガリレオなどの埋葬地でもあるサンタ・クローチェ教会のすぐそばにあり、観光にも理想的なロケーションです。館内のそこここに天井画が配され、絵画で埋め尽くされたラウンジや、至れり尽くせりの恭しいサービスなどすべてにおいて本当に宮殿にいるかのような気持ちになれそう。スイートルームも数多くエレガントなホテルですが、子連れファミリーをも歓迎しており、キッズ向けプログラムもそろっています。

ヴェッキオ橋

フィレンツェの中心を流れるアルノ川にかかる橋で、フィレンツェ最古の橋です。これまでに何度か洪水などで流されていますが、1345年に再建されて以来、世界大戦の空襲にも耐え現在にいたります。橋の上には宝飾店が立ち並び、カラフルなアパートまでもあるのが独特。ショッピングに訪れる人も少なくありません。かつてメディチ家の人々がその身の安全のためにヴェッキオ宮殿からピッティ宮殿まで秘密の回廊を作っていた、その回廊の一部でもあります。各宮殿間の曲がりくねった回廊を通りつつ橋を渡るのもおもしろそうです。

©Madoka Kikuchi

サンタ・マリア・ノヴェッラ教会

白とブルーの荘厳なファサードが印象的な教会で、最も重要なルネッサンス建築といわれています。細かな幾何学模様がびっしりと大理石に彫り込まれたファサードは建築家のレオン・バッティスタ・アルベルティによる傑作。また、イタリア人画家マサッチョやドメニコ・ギルランダイオのフレスコ画の傑作など、美術品としても非常に価値の高い見どころがあります。 ちなみに、日本にも支店のある世界最古の薬局『サンタ・マリア・ノヴェッラ』は、この教会の前身となった修道院サンタ・マリア・フラ・レ・ヴィニェの尼僧が始めたもので、ゆかりがあります。この800年の歴史をもつ薬局も、今でもフィレンツェで営業を続けているので立ち寄ってみましょう。

ベネチアの見どころ

「水の都」ベネツィアは、世界にも類を見ない独特な街並みが大きな魅力です。潟の上に築かれた街で、運河が縦横無尽に張り巡らされ、市民の足は今でもフェリーや水上バス。車では入れないため、徒歩、または観光客向けのゴンドラで街をめぐるのが一般的なアクティビティです。陸上にも美術館や美しい広場などもあり、じっくりと歴史や都市の変遷を紐解いていくのがおもしろそうです。

乗り入れ航空会社

主な国際空港

ヴェネツィア マルコポーロ国際空港

市内への所要時間

バスで約30分

マルコポーロクラブ

エグゼクティブなサービスを受けられるラウンジで、さまざまな航空会社やクレジットカードの上級会員に利用可能となっているほか、有料での利用も可能です。ラウンジ内では無料WiFiはもちろんのこと、ホットミールやスナックなどの食事、アルコール類を含むドリンクをビュッフェ形式で楽しむことができます。ほかに、世界の雑誌をアプリを通じて読むことができたり、自前のタブレットやスマートフォンでさまざまなテレビプログラムの閲覧もできるようになっています。退屈知らずでフライトを待つことができそうです。

ザ・グリッティ・パレス

16世紀にベネチアの元首であったアンドレア・グリッティの名を冠したホテルで、15世紀の建物をリノベーションしています。ゴンドラで優雅に乗り付けてチェックインするところから、あたかもタイムスリップして彼の邸宅に招かれたような気分になるでしょう。コーナーごとに美しい絵画のコレクションがあり、また、室内もこの上なくクラシカル。スイートルームを含め82室の部屋はそれぞれデザインが異なっており、どの部屋もまさに宮殿のごとくゴージャスです。運河を眺めながらののんびりと朝食をいただくことができるのも、このホテルを選ぶ理由のひとつになるでしょう。

アカデミア美術館

ルネッサンス期に活躍したベネチアの三大画家といわれるティツィアーノ、ティントレット、パオロ・ヴェロネーゼの代表作を収蔵した美術館で、美術学校を前身としているため「アカデミア」の名がついています。また、有名なレオナルド・ダ・ヴィンチの『ウィトルウィウス的人体図』も収蔵していますが、こちらは常設展示ではないので見られるかどうかは運しだいです。とはいえ、ベネチアの美術を語るうえで非常に重要な作品が見られる、ベネチアを代表する美術館といっても過言ではありません。

ムラーノ島

ベネチアといえばベネチアングラス。そのガラス工房が集中しているのがムラーノ島です。というのも、13世紀ごろに興ったといわれるベネチアのガラス工芸は、その技術の漏洩を防ぐためにムラーノ島に職人を移住させたのだそう。現在も200余りの工房があり、ひょっとすると中には数百年にもわたって親から子へと技術の伝承を続けてきた老舗もあるかもしれません。島内にはガラス博物館もあり、ベネチアングラスを買うならぜひ立ち寄ってみましょう。ムラーノ島で作られた品には「Vetro Artistico MURANO」と製品証明がついています。

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