キッチン付きホテルで現地で暮らすように滞在

多くの場合、コンドミニアムタイプの部屋にキッチンがついていて、より長期で宿泊できる設備があります。まるでその土地に住んでいるかのようにスーパーで買い物をし、旬の野菜や地元ならではの食材を自分の好みにアレンジしていただくことが可能。人気の“ロングステイ”をちょっとだけ体験することができます。塩・胡椒といった調味料は現地で買うと余ってしまいがちですので、自宅から持っていくのもいいでしょう。

ちょうど離乳食中の赤ちゃんとの海外旅行の際、レトルトの離乳食を持っていくことも可能ですが、荷物になるし、なによりも赤ちゃんにレトルトばかり食べさせるのもかわいそう。そんなときに助かるのがキッチン付きホテル。電子レンジだけでもかなりいろいろなものを作ることができるので、できたてのおいしいごはんを食べさせてあげられます。同じように、アレルギーのある子でも食材から自分で選んで食事を作ってあげられる環境ならば安心。ピーナッツだけをとってもソースや料理に使う国はアジアに多く、毎回なにが入っているか聞くのは大変！　という人にもおすすめです。

リゾート地や観光地にあるフルキッチン付きホテルのほとんどがファミリー向けです。いわゆるスイートと呼ばれる、リビングとベッドルームが分かれている部屋タイプであることが多く、そうでなくとも食事ができるだけのテーブルがあるので部屋が広めである傾向にあります。室内で料理をしなくても、ルームサービスを頼んで室内でちょっとした食事会をしてもよさそう。子どもが小さいうちはレストランに行くより楽かもしれません。