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あると便利!快適登山と緊急時のためのグッズを一挙ご紹介
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登山に必要な装備の他に「持って行きたい便利グッズ」をご紹介します。
自分の登山スタイルに合わせた持ち物・装備の参考にしてください。
長距離をアップダウンを繰り返しながら歩くために便利なグッズの代表は「ストック(トレッキングポール)」です。体のバランスを保ち安定させて歩くための補助器具で、膝の負担を軽減します。使用本数や形状で様々なタイプがありますが、初心者にはアルミ製のダブルストック(2本)がおすすめです。コンパクトに収納もできます。
スパッツ(ゲイター)は登山靴と脚の隙間をカバーし、雨や砂、小石が靴の中に入るのを防ぎます。また、泥はねからズボンやレインウェアを保護してくれます。ロングタイプとショートタイプがあるので、登山の行程に合わせて使用しましょう。
紫外線が強い山の中では「サングラス」や「UVカットの日焼け止めクリーム」があると安心です。スマホをよく使う方は「スマホ用防水ケース」や「モバイルバッテリー」、頭部に付ける懐中電灯「ヘッドランプ」は夕暮れ時や早朝に必要です。「地図(山岳マップ)」は現在地と目的地を確認するためにぜひ持って行きましょう。
休憩時には「ウェットティッシュ(除菌タイプがおすすめ)」や「簡易座布団(小型マット)」、「山専用保温・保冷ボトル」、タバコを吸う方は「携帯灰皿」、小型ナイフやハサミなどを収納した「十得ナイフ」などがあると便利です。ナイフは持参した携帯食料や果物を切ったりするほか、ハサミは服のほつれを切るときなどに重宝します。登山用具の故障など、山では思いもよらないトラブルが起きることもあるため、小型で軽量な「十得ナイフ」を持っていると安心です。
山小屋によってはスマホ用の充電器を設置していますが、コンセントも自由に使えないことがほとんどなので「モバイルバッテリー」を持参しましょう。夜間にトイレに行く際は部屋が暗くなるので「ヘッドランプ」も必需品です。寝具はありますが汚れや臭いが気になる方は「インナーシーツ」を使い、枕にはタオルをかぶせると安心です。また、「耳栓」があると寝るときの不快な雑音を和らげてくれます。
山では薬は手に入らないため、普段服用している「常備薬」、怪我に備えて包帯や絆創膏などをまとめて収納する「ファーストエイドキット」、毒虫の被害に備えて「塗り薬」や毒を吸い取る「ポイズンリムーバー」などを持参すると安心です。
登山で心配なことのひとつがトイレです。登山中にひとつもトイレがないルートもたくさんあります。そのために持っていると安心なグッズが「携帯トイレ」です。自然保護の意味でもぜひ携行しましょう。
急な天候悪化、道迷い、急病や怪我などで長時間の停滞を強いられる時、まずは体力を温存することが重要です。そのために持っていると安心なグッズが「ツェルト(簡易テント)」、「エマージェンシーシート(極薄のブランケット)」などで、いずれも軽量でコンパクトです。暗くなる場合に備えて「ヘッドランプ」も携行しましょう。
お湯を沸かしたり、フライパンなどで直接調理ができるグッズが「バーナー(点火装置)」、「コッヘル(鍋にもフライパンにもなるクッカー)」、「ガスカートリッジ(燃料)」などです。軽量でコンパクトで耐久性に優れている登山用のものを選びましょう。
食器類も登山用が多数販売されており、軽量・コンパクトなのはもちろん、使い勝手も良いのが特徴です。ただ、食器類は必ずしも登山用である必要はありません。携行に際して負担にならなければ100円ショップで手に入るような紙製やプラスティック製もおすすめです。ただしゴミは必ず持ち帰りましょう。
収納用のケースや袋は100円ショップで手に入ります。プラスティックのフードケースやビニール製の保存袋など種類は豊富で、保存袋はジッパー付のものをおすすめします。保冷袋もあると便利です。いずれも水分がザックの中にこぼれないように二重に入れるようにしましょう。