正面登山口

由布岳の3つの一般的な登山口で最もよく利用されるルートの出発地です。駐車場やトイレがあり、路線バスでもアクセスできます。由布岳を正面にみながら草原を歩き、しばらくすると山道に入ります。九十九折の登山道を登っていくと、徐々に視界が開けます。

マタエ

由布岳の山頂は2つあります。マタエはその分起点となる火口淵です。草木はほとんどない岩場ですが、この辺りは安定していて少し広くなっていますので、ここで小休止して山頂へ進みましょう。西峰へ行くためには急斜面の鎖場や断崖絶壁を通過する必要がありますので、初級者は東峰へ進むことをおすすめします。

東峰

東峰の標高は1,580mです。西峰より若干低くなっていますが、初級者はここで折り返しましょう。山頂からは東に鶴見岳や別府湾、北東に国東半島、南西にくじゅう連山など360度の大展望が待っています。天候がよければ福岡県の英彦山や長崎県の雲仙岳まで眺望でき、また、運がよければ雲海に包まれた由布院の街並みを見下ろすこともできます。

人気の由布院温泉にもぜひ立ち寄ってみたい

• 日帰り
• ホテル
• 温泉

時　期

通年

場　所

由布院温泉

由布院温泉は、大分県由布市に位置し、由布岳の麓に広がる温泉地です。温泉の湧出量と源泉数は全国2位といわれる九州屈指の温泉地です。JR由布院駅から温泉街の方向に延びる目抜き通りである「由布見通り」や、由布院温泉のもうひとつのシンボル「金鱗湖（きんりんこ）」の周辺には、おしゃれなレストランや雑貨屋、美術館などが並び、全国から多くの観光客が詰めかけています。宿泊施設は賑やかな温泉街から少し離れた場所に個性的な宿や高級旅館が点在しています。全国の温泉の人気ランキングでは常に上位に選ばれています。

別府温泉から近い鶴見岳にも登ってみよう

• 絶景
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時　期

4月～11月

場　所

鶴見岳

鶴見岳（つるみだけ）は、大分県別府市にある火山です。標高は1,375mで、日本三百名山のひとつです。東側には別府温泉が広がり、ロープウェイで、山頂まで10分ほどで上ることができるので気軽に登山・トレッキングを楽しめます。山頂からの展望も人気の理由のひとつで、西側に由布岳、遠くくじゅう連山を望めます。また、天候がよければ東に四国まで遠望することができます。

由布院温泉だけじゃない大分県の温泉の魅力

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通年

場　所

別府温泉、長湯温泉

由布岳がある大分県は「おんせん県」と呼ばれるほど温泉が豊富な県です。由布院温泉だけでなく、全国的に名を知られる別府温泉は九州を代表する大規模な温泉地で、宿泊施設やレジャー施設、飲食店が軒を連ねます。その他、大分県の温泉地は数え切れないほどありますが、ぜひおすすめしたいのは長湯温泉です。その炭酸濃度、湧出量、温度から「日本一の炭酸泉」といわれています。温泉に浸かると炭酸ガスの小さな泡が体にたくさん付きます。その効果は、血行の促進による疲労回復、神経痛の軽減など他方に渡るといわれ、効能を求めて多くの人が訪れます。中でも「ラムネ温泉」はモダン且つアートな建物に、源泉かけ流しの炭酸泉の内湯と外湯がマッチして人気の日帰り温泉施設です。