Hongkong

ビジネスクラスで行く 香港

短いフライトでもフルサービス

香港

©香港政府観光局

世界のエグゼクティブが集う街へ

世界の主要なビジネスハブのひとつでもある香港は、アジアにおける重要拠点として多くの企業が支社を置いています。海外からのビジネスパーソンも多く住み、出張族が行き交う空港は交通の要衝でもあり、世界中の飛行機が飛来するといっても過言ではありません。そんな香港だから、中華だけでなくバラエティに富んだ文化に触れることができるのが特徴。旧宗主国の英国文化と地元の文化が絶妙に混ざり合った独特の文化に、世界のエグゼクティブを出迎える洗練されたサービスの数々がお楽しみどころです。サービスがよいということはファミリーやシニアにも優しいということ。誰にとっても居心地のよい旅先です。

Point!

香港行きのビジネスクラス
ここがポイント

©キャセイパシフィック航空

航空会社の選び方

就航都市と本数の多さは圧倒的な香港。複数の航空会社が乗り入れている路線では、時間帯で選ぶことができます。自宅から空港まで距離がある場合、早朝便では前日から空港近くのホテルで一泊する必要があるため、午後の出発便にするなど調整しましょう。 マイレージプログラムではキャセイパシフィック航空とJALが「ワンワールド」、ANAが「スターアライアンス」です。チャイナエアラインとガルーダインドネシア航空が「スカイチーム」ですが、直行便ならわずか5時間弱で行ける香港ゆえ、乗り継ぎ便を利用となると、同日乗り継ぎができたとしてもかなり時間がかかりますので、よほど時間のあるときにしたほうが無難です。

とにかくラウンジがすごい!

ビジネスクラスラウンジ、ファーストクラスラウンジの数が多く、特にキャセイパシフィック航空のラウンジは高い評価を受けています。さすが食自慢の香港だけあって、食事に重きを置いており、お茶やヌードル類など香港の食文化を本格的に体験することができます。バリスタによるコーヒーもキャセイパシフィック航空のラウンジの目玉のひとつで、通ならぜひトライしたいところです。ファーストクラスラウンジにはレストランやシャンパンバー、個室までも備えてあり、もはや空港とは思えない体験となるでしょう。ITゾーンやシャワールームに加え、ヨガスタジオまで備えているのも特徴的です。

©キャセイパシフィック航空

短距離路線でもフルフラットシート

日本から香港までは4時間ちょっとのフライト。短距離路線にあたりますが、ビジネス路線でもあるせいかフルサービスであるのはうれしいところ。特に、ビジネスクラスでも短距離路線ならリクライニングが水平にならないタイプのシートを導入することが多いなか、キャセイパシフィック航空ではフルフラットシートを導入しています。時間帯にかかわらず、ゆっくり背中を伸ばしてごろごろしていられるのはラクチン。いつの間にか眠りに落ちて、フライトがさらに短く感じるかもしれません。

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香港の見どころ

香港島と半島側にわかれ、大都会ですっきりと整備されたエリアと昔ながらの街並みが残る雑踏、素朴な漁村や自然豊かな山と、さまざまな顔をもつのが香港。小さなエリアにぎっしりとお楽しみが詰まっています。グルメにショッピング、文化体験にテーマパークと、旅の目的もいろいろ。どこへ行くにもアクセスがいいので、短い時間でも思う存分遊ぶことができるでしょう。

香港の見どころ

ストリートアートを楽しみながらの街歩き、漁村へ出向いてのんびりビーチを散歩、トレッキングにでかけたり、パンダをゆっくりのんびり眺めたり。そのどれもにグルメを足すことができるのが香港のいいところ。小さなレストランでも人気店ではかなり待つこともあるので、空いている時間帯や予約可能かどうかなど、事前にしっかりチェックしていきましょう。

©香港政府観光局

乗り入れ航空会社

キャセイパシフィック航空、、全日空(ANA)日本航空(JAL)チャイナエアラインシンガポール航空ガルーダ・インドネシア航空エバー航空

主な国際空港

香港国際空港

市内への所要時間

電車で約30分

ザ・デッキ

香港国際空港内にあるキャセイパシフィック航空のアッパークラスラウンジは少し時間に余裕を持たせてまで利用したい魅力にあふれています。特にシグネチャーなサービスは『ザ・デッキ』内にある「ヌードルバー」で、四川風担々麺、シンガポールラクサ、台湾風牛肉麺といったメニューを一日中楽しめます。ほかにも点心などが充実しているので、1食はここで食べたいほど。お腹にも余裕を持たせて行きましょう。シャワールームが8室もあるので、飛行機に乗る前にさっぱりすることもできます。

ペニンシュラホテル

香港で最もラグジュアリーであり、格式高いホテル。英国統治時代に建設され、美しいたたずまいとビクトリア・ハーバーを見渡すそのロケーションから、香港のランドマーク的な存在となっています。ロールスロイスでの空港送迎サービス(有料)があり、到着ゲートからホテルの室内まで、という特別な体験ゆえ、これもホテルのシグネチャーとして知られています。また、植民地時代からあるアフタヌーンティーが今も非常に人気で、宿泊者であれば予約を取ることができるため、待たずにいただくことができるという利点があります。

©香港政府観光局

シンフォニー・オブ・ライツ

香港といえば「100万ドルの夜景」。半島側からビクトリア・ハーバーごしに見る香港島の夜景はたしかにとてもきらびやかです。毎夜8時から13分間、光のショー『シンフォニー・オブ・ライツ』が開催され、ビームやライトを駆使してさらに夜景を輝かせます。広範囲にわたって繰り広げられるショーゆえ、もちろん鑑賞は無料。真正面から見るなら尖沙咀のハーバー沿い、湾仔のゴールデン・バウヒニア・スクエア広場からも別角度で、と鑑賞スポットを変えて毎晩楽しむのがおすすめです。カクテルなどがセットになっているクルーズでの鑑賞ツアーもあり、さまざまなスタイルで楽しめるアトラクションです。

©香港政府観光局

ランタオ島

もともとは素朴な漁村であった香港。いくつもの島々から成っており、一部には昔ながらののどかな様子が残っています。なかでも空港があり、MTRでも行けるランタオ島は巨大な「天壇大仏」や風光明媚なロープウェイ「ゴンピン360」など見どころも多く、日帰り旅行におすすめです。島の広範囲を国立公園に指定された緑豊かな島で、地元の人もハイキングやトレッキングを楽しむ場所。観光要素がいろいろあるにもかかわらず、大澳(タイオー)村では小さな家々が海にせり出して建てられた漁村の様子を今に残し、のんびりした雰囲気。洗練された国際都市・香港のもうひとつの顔が見られます。

香港の地図

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