日本全国の自然と文化を楽しむ
ハイキングの魅力
四季折々の自然や歴史・文化を学びながら歩く、ちょっと好奇心や探求心がくすぐられるハイキングの魅力をご紹介します。
ハイキングの魅力
1. 四季折々の自然を楽しむハイキング
日本には四季があり、春夏秋冬の季節ごとに趣のある風景が広がります。ハイキングはその季節ごとに楽しめる自然を歩くことで五感に感じることができます。例えば春は桜の名所や、ミズバショウが咲く湿原など、夏は高山植物が咲く高層湿原や北海道の大自然のハイキングが楽しめます。秋は山の紅葉や涼しくなった平地の遺跡巡り、冬は雪原をスノーシューで散策したり、ロープウェイなどで冬山に樹氷を見に行ったりなど、美しい風景の中を歩くことで、四季折々の季節を感じられます。
2. 日本各地の歴史と文化に触れるハイキング
日本各地の世界遺産、日本遺産はもちろん、各地に残された産業遺産やかつての建築物の遺構などを散策することもハイキングの楽しみの一つです。例えば人気の世界遺産「熊野古道」や「大峯奥駈道」を歩くハイキング、鳥取県にある日本一危険な国宝といわれる「三徳山投入堂」を訪ねたり、インスタ映えするとして有名な北海道遺産に指定されている旧国鉄士幌仙の「タウシュベツ川の橋梁跡」を訪ねるなど、日本中にあるハイキングで楽しめる遺構、遺跡を歩けば知的好奇心がくすぐられます。
3. 初心者でも楽しめるハイキング
健康増進のため最近は中高年だけでなく30代、40代の方も歩くことが趣味という方が増えています。1日1万歩の歩数が理想ですが、むやみやたらに歩くのは効率的ではありません。そこでハイキングのようにスタートからコースが定められ、ゴールが決まっているところを歩くのが初心者の方にはハードルが高くなく、入りやすいようです。人がゆっくり無理なく歩ける速度は最大心拍数の7割程度の状態で歩くことといわれています。時間の制限もなくマイペースで歩けるハイキングは健康増進だけでなく、夫婦や気の合う友人同士で一緒に歩けばストレス解消などリラックス効果もあります。
旅のプロがおすすめするハイキングとっておきプラン
1. 熊野古道~古から続く祈りの道
熊野古道は古代から中世にかけ、本宮・新宮・那智の熊野三山の信仰が高まり、天皇をはじめとした皇族から庶民にいたるまで、多くの人々が熊野へ参詣した道の総称で、「伊勢路」「紀伊路」「中辺路」「大辺路」「小辺路」「大峰奥駈道」などに分かれています。この多くの部分は、2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部としてユネスコの世界遺産(文化遺産)として登録されました。近年は「パワースポット」としても注目されて、老若男女を問わず、多くの人々がハイキングやトレッキングを楽しんでいます。
熊野古道のツアーはこちら2. ハイキングのメッカ「尾瀬ヶ原」
唱歌「夏の思い出」で知られる尾瀬は福島県と群馬県にまたがる高層湿原です。5月末から6月上旬にかけて尾瀬ヶ原一面に開花するミズバショウ、7月下旬から8月にかけて大江湿原で咲くニッコウキスゲなどの可憐な花々を観賞するため多くのハイカーでにぎわいます。また秋には草紅葉で薄紅色に染まる湿原も人気です。尾瀬には燧ケ岳、至仏山の2つの百名山もあり、百名山の登山と尾瀬ヶ原、尾瀬沼のハイキングを組み合わせたツアーも人気です。東京からは日帰りまたは1泊、また中部地方からでも2泊程度の日程でツアーが用意されています。
尾瀬ヶ原のツアーはこちら3. 上高地~日本を代表する山岳リゾート
上高地は長野県西部にある梓川の上流一帯の景勝地です。一帯は標高約1,500mで、大正池から横尾までの全長約10km、幅が約1kmのエリアです。中部山岳国立公園の一部で、また、国の特別名勝・特別天然記念物に指定されています。また、上高地のエリア内には高級リゾートホテルから山小屋まで18の宿泊施設が点在しています。アクセスもよく、手軽に自然に触れることができる上高地は年間120万人以上の観光客やハイカー・登山者が訪れます。
上高地のツアーはこちら関連サイト
カテゴリー選択
-
旅の
スタイルで選ぶ -
旅の
目的で選ぶ