歩いて巡るこころの旅

~祈りの気持ちで心を癒し、自分自身を見つめなおす巡礼の旅~

季節の花をめでて、
心静かに祈りをささげる

人気の四国八十八所、西国三十三所などの観音霊場巡りなど、日本各地の祈りの旅をご紹介いたします

歩いて巡るこころの旅の魅力


1. 心の安らぎ、満願成就を求めて巡礼へ

観音霊場巡りはいくつものお寺を巡ります。各地の寺社ではそれぞれ御朱印を授かり、御経を唱え、心静かに祈りを捧げます。時には暑い夏の日、寒い冬の日、雨の日もありますが、すべての札所を巡り満願成就した時の感動と清々しさは実際に体験した方のみ感じられることでしょう。観音像を参拝しながら経を唱え、お参りすることももちろん大切ですが、それぞれの寺院の伽藍建築、その眺望、境内に咲く季節の花々や小さな石仏などにも目を向ければもっと札所巡りの魅力が深まります。一日に何か所も巡る駆け足の巡礼も効率的ですが、各寺院をじっくり時間をかけてお参りするのも心が研ぎ澄まされる思いになります。


2. 寺社に咲く季節の花々が心を癒してくれる

多くの寺社仏閣には季節ごとに咲く花々が植えられ、参拝する人々の心を癒してくれます。春は桜、初夏は菖蒲、梅雨時は紫陽花など四季折々に咲く花を眺めるのも巡礼の楽しみです。また秋になると紅葉が有名な寺社も多く、冬には雪の積もった庭園に赤く咲く寒椿など、季節を問わず参拝に訪れる私たちを楽しませてくれます。また椿、しだれ藤といった日本らしい花や、蓮華、沙羅双樹(さらそうじゅ)といった仏教になじみのある花を楽しめば、心が穏やかになっていきます。そんな日本各地にある「花寺」を参拝するなら花の季節に訪れたいものです。美し花々と仏様のお姿がさらに印象的になるように思えます。


3. ホテルとは一味違う「宿坊」に泊まる

宿坊(しゅくぼう)とは、もともと寺院や神社などで僧侶や氏子、参拝者のために作られた宿泊施設です。本来は僧侶など関係者のみが宿泊する施設でしたが、最近は一般の参拝者の方にもその門戸を開放して宿泊することができます。宿坊イコール質素な建物と思われがちですが、今ではホテル顔負けの設備を誇る宿坊も多く、京都知恩院の宿坊は羽根布団のベッドにフローリングの床などとてもおしゃれな部屋です。また食事も基本的には精進料理になりますが、見た目も美しく盛られた料理は一流旅館のそれと比べても遜色ないレベルです。場所にってはお風呂は温泉という宿坊もありますので、ぜひ一度は宿坊に泊まってみてはいかがでしょう。

旅のプロがおすすめする歩いて巡るこころの旅とっておきプラン


1. 高野山

高野山とは、1200年前に弘法大師・空海が修禅の道場として開いた真言密教の聖地であり、標高1,000m級の山々に囲まれた地域一帯を言います。全域が真言宗の総本山である金剛峯寺で、空海の御廟がある奥の院と壇上伽藍は2大聖地として信仰を集めています。100を超える寺院の約半数が宿坊として一般の参拝者も宿泊することができ、修行体験をしたり、精進料理をいただくこともできます。高野山には幾つもの参詣道があります。そのひとつ、奥の院を中心に蓮の花びらに例えられた女人道は、明治時代まで女人禁制であった高野山を歩きながら偲ぶことができます。

高野山のツアーはこちら

2. 四国八十八ヶ所歩き遍路

「遍路(へんろ)とは弘法大師空海が修行のために巡った辺地を自分の足で巡ることで、大地の霊験にあやかりたいという人々の願いが遍路という形になりました。白衣に菅笠を身に着け、金剛杖を手に参拝をいたします。杖は弘法大師の化身とされ、笠と杖には「同行二人」と書かれ、常に大師がそばにいるという事を意味します。1番札所の「霊山寺」から88番札所「大窪寺」まで全て歩き通すと約1,300キロもの道のりになります。道中には険しい山道もあれば、一日中歩いても次の札所にたどり着けない区間もあり、非常に厳しい巡礼の旅ですが、やはり一度は歩いて参りたいと行く方は今でも多くいらしゃいます。

四国八十八ヶ所歩き遍路のツアーはこちら

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