Outfit
持ち物、装備の充実が楽しいハイキングにつながります。
POINT
ハイキングにはどのような持ち物・装備が必要なのかその理由も含めわかりやすくご紹介します。
ポイント1
ハイキングを楽しむにはまず最低限「ハイキングシューズ」「リュックサック」「レインウェア」の三種の神器と呼ばれる道具を揃えましょう。実際に歩くコース、季節に合わせてそれぞれに選び方も変わってきます。それぞれ種類も多いので、わからない時は経験者やお店の方に相談しましょう。
ポイント2
持ち物・装備は「基本装備」と「あると便利なもの」に分けて準備しましょう。ハイキングの安全のために必要なものは歩く場所や季節によって変わります。チェックリストを見ながら用意すると忘れ物や失敗が少なくなるため、季節ごと、場所ごとのチェックリストをつくることをおすすめします。
ポイント3
「こんなものが必要だろうか」と感じるものでも、いざという時に役に立つ持ち物・装備があります。もちろん少しでも荷物を軽くすることも楽しいハイキングのためには重要ですが、「あると便利」な持ち物は意外に多くあります。特に山岳地帯を歩くハイキングでは「まさか」の時のために「転ばぬ先の杖」と備えることも大切です。
TYPE
ハイキングの持ち物・装備は季節や行く場所によっても異なりますが、快適なハイキングを楽しむために必要な持ち物・装備の選び方やあると便利な持ち物をご紹介します。
ハイキングシューズはくるぶし程度の高さのローカットタイプと、くるぶしが隠れる程度のミドルカットタイプの2種類があります。くるぶしの上まで覆うハイカットタイプは本格的な登山用です。ハイキングでは実際に歩く場所やルートの状況によってローカット、ミドルカットを使い分けることが重要です。近年は通販で購入する人も多いようですが、初めて購入するときはお店で試し履きをして、自分の足に合う靴を見つけましょう。試し履きの時はハイキング用の厚手の靴下を着用することをおすすめします。
ハイキングのザック(リュックサック・バックパック)はおおよそ20~35リットルくらいのサイズがよく使われています。登山・トレッキングと異なり、山小屋で宿泊しながら日をまたいでハイキングすることは無いことから、基本的に着替えなどは不要になるためです。当日のお弁当や行動食、水、雨具、汗をかいたときのタオルや万一のための貴替え程度が収まるサイズのザックです。ザックの機能は様々ですが、自分の体形にフィットするものを選び、その中から色やデザインなどお気に入りのザックを見つけましょう。
ハイキング用レインウエア・雨具はハイキングの必需品です。特に高原など山岳地帯を歩く場合、午前中は天気が良くても午後になると雨が降ることもよくあります。道幅が広く起伏も少ないコースを歩く場合は折り畳み傘やポンチョなどの簡易レインウェアも使用できますが、少しでも風が強いと役に立たないことが多くあります。できるだけ登山をするときにも使えるような耐水性と透湿性が高い、上下セパレートタイプのレインウェアを準備しましょう。
ハイキング用の時計は気圧計、高度計、コンパスなどの登山・トレッキングで使う特別な機能は必要ありません。通常の機能を備えた時計であれば問題なく使用できます。またカメラはスマートフォンのカメラ機能でも充分ですが、写真が趣味の方は一眼レフカメラなどを持参して美しい風景を撮影するのもよいでしょう。
ハイキングで水分補給は非常に重要です。長時間屋外で活動するハイキングでは特に夏場は熱中症予防のためにも適切な水分補給は必要不可欠です。人気の観光地のコースや街中を歩く場合は途中の売店や自動販売機などで購入することもできますが、人里離れた自然の中を歩く場合事前に用意して必ず持参しましょう。同じく食料も途中に売店や食堂があるようなコースであれば問題ありませんが、そういった場所がない場合はおにぎりやパンなどの携行しやすいお弁当を用意しましょう。またお弁当とは別にエネルギー補給という観点からナッツ類のようなカロリーの高い行動食も持参しましょう。
ハイキングでは長時間歩き続けることもあります。普段歩きなれていない方には補助器具としてストックを使用することがおすすめです。また雨上がりのぬかるんだ道を歩くような場合、スパッツ(ゲーター)があるとズボンのすその汚れを気にすることなく歩けます。その他自然の中で思わぬ怪我をした時に備えて絆創膏や虫刺されの薬などを用意しましょう。
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