Kamikochi

上高地(長野県)

北アルプスの麓、日本を代表する山岳リゾート

FEATURE

FEATURE

上高地(長野県)の概要

  • はじめて
  • 初級
  • 中級
  • 日帰り
  • 宿泊
  • リフト
  • ロープウェイ
  • ケーブルカー
  • ゴンドラ
  • 百名山

上高地は長野県西部にある梓川の上流一帯の景勝地です。一帯は標高約1,500mで、大正池から横尾までの全長約10km、幅が約1kmのエリアです。中部山岳国立公園の一部で、また、国の特別名勝・特別天然記念物に指定されています。また、上高地のエリア内には高級リゾートホテルから山小屋まで18の宿泊施設が点在しています。アクセスもよく、手軽に自然に触れることができる上高地は年間120万人以上の観光客やハイカー・登山者が訪れます。

ポイント1

歩いて知ることができる上高地の魅力

上高地は観光地としての素材は秀逸で、また、北アルプスの登山基地としてもたいへん便利です。登山を目的とする人々に上高地は起点または終着点、通過点であり、観光を目的とする人々にとっても手軽に足を踏み入れることができるという懐の深さがあります。ただ、上高地は歩かなければその魅力を存分に堪能できません。バスターミナルから明神池までは徒歩約1時間、徳沢までは約2時間です。本格的な登山装備を持たなくても上高地を歩きつくすことはできるので、ハイキングを安全に楽しむための服装や持ち物・装備を準備してぜひ歩いてみましょう。

ポイント2

ひとりでもグループでも楽しい上高地のハイキング

上高地のハイキングコースはよく整備されてるので、ひとりでも安心して歩くことができます。もちろんカップルや家族、グループで歩いても楽しめます。特に危険な箇所はないので小さなお子様連れでも安心です。さわやかな風を体に受けて、陽ざしを浴びて、清流のささやきや鳥のさえずりを聞いて、のんびり歩いてみましょう。

ポイント3

上高地を楽しむことと環境保護はセット

上高地は昭和に入ってからの登山・ハイキングブームや開発によって貴重な自然が汚されたり、破壊されたりする問題が起きました。やがて、上高地一帯が天然記念物や国立公園に指定され、また、マイカー規制が始まり、自然保護の動きが加速していきました。貴重な環境を保護するため「植物や昆虫などの生きものを採らない」「野生動物にエサを与えない」「ゴミはすべて持ち帰る」「ペットや外来生物を持ち込まない」「歩道を外れて歩かない」というルールを守って上高地ハイキングを楽しみましょう。

基礎データ

エリア 信州・北アルプス
ジャンル 日帰り、宿泊
レベル はじめて、初級
歩行時間 約2時間30分
歩行距離 約6km
アクセス ■電車・バス
松本駅より松本電鉄にて新島々駅まで約30分、新島々から路線バスで上高地バスターミナルまで約1時間
高山駅より路線バスで平湯バスターミナルまで約1時間、平湯バスターミナルから上高地バスターミナルまで路線バスで約25分
■車
沢渡駐車場より上高地バスターミナルまで約30分
あかんだな駐車場より上高地バスターミナルまで約30分
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上高地(長野県)のおすすめコース

はじめての上高地を満喫するなら、ぜひ訪れたいおすすめスポットを押さえましょう。乗合バスやタクシーで上高地バスターミナルに行き、そこからハイキングをスタート、河童橋を経由して明神池から梓川の右岸沿いを下流方面へ歩き岳沢湿原を通って河童橋に戻ります。河童橋周辺に前泊すれば、早朝から静かなハイキングを楽しめます。

コースの概要

上高地バスターミナル…河童橋…明神…徳沢…明神池…岳沢湿原…河童橋…上高地バスターミナル

上高地バスターミナル

長野県側の新島々・沢渡(さわんど)、岐阜県側の平湯・あかんだなから路線バスやタクシーでアクセスできる上高地の起点となる場所です。沢渡とあかんだなには大きな駐車場があるので車の場合はここに駐車してバスやタクシーに乗り換えましょう。シーズン中には東京、大阪、名古屋からは上高地へ直行するバスもあるのでスケジュールが合えば便利です。バスターミナル近くの売店や食堂、トイレで、しっかり準備を整えて出発しましょう。

河童橋

梓川に架かる吊り橋・河童橋は上高地のシンボルです。橋から眺める景色は穂高連峰と清流・梓川が四季折々の美しさをつくります。河童橋は芥川龍之介の小説「河童」により広く知られるようになりました。これまで幾度も架け替えられ、現在の橋は1997年にできた5代目です。河童橋の周辺には売店、食堂、旅館が多く集まっており、シーズン中は多くの観光客で賑わう上高地の一の人気スポットです。

明神(みょうじん)池

神秘的な静けさを漂わせる明神池へは、河童橋から梓川の左岸を上流に向かい、小梨平や上高地ビジターセンターを経由して明神橋を渡ると到着します。河童橋からは1時間10分ほどの歩程です。ひょうたんの形をした池は一の池と二の池に分かれており、正面に明神岳がそびえ立ちます。なお、明神池は穂高神社の境内となっているため拝観料が必要です。

岳沢(だけさわ)湿原と梓川

復路は明神池から折り返し梓川の右岸を歩くこと約1時間で岳沢湿原です。森と湿原、苔むした沢にはマガモやイワナが泳ぎ、初夏から夏にはレンゲツツジやニッコウキスゲ、ヨツバヒヨドリなどの花々が咲き誇ります。梓川は北アルプス・槍沢を源流として流れ、奈良井川と合流し、犀川となります。日本有数の渓谷美を作り出す梓川は上高地の源となっています。岳沢湿原から河童橋までは15分ほどです。

コースの見どころや楽しみ方

いろいろな楽しみ方ができる上高地

春から秋シーズンの楽しみ方

  • 樹木
  • 紅葉
  • 絶景
時 期
4月~10月
場 所
大正池、河童橋周辺、明神池、徳沢、横尾

4月下旬に河童橋畔で上高地開山祭(安全祈願式)が開催され、山の安全と繁栄を祈願する神事が行われると上高地の観光シーズンが始まります。5月になると雪も解けハイキングシーズンとなりますが、穂高連峰などの周辺の山々はまだまだ雪をかぶっているので一層美しい光景が広がります。5月中旬は、明神から徳沢にかけてニリンソウが可憐な花を咲かせます。ニリンソウの大群落を見るためにこの時期に多くのハイカーが訪れます。6月になると、初夏の風物詩として柳絮(りゅうじょ)が見られます。柳絮とは、エゾヤナギなどの種子が綿毛になって宙を舞うことで、まるで雪が舞うような幻想的な風景を楽しめます。夏山シーズンには多くの登山者が訪れますが、標高約1,500mの上高地は夏でも涼しく過ごせるのでハイカーにとってもパラダイスです。紅葉は10月上旬から色づき始め、10月中旬から下旬が見頃となり特にカラマツの黄葉は見事です。

上高地でキャンプを楽しもう!

  • テント
時 期
5月~10月
場 所
小梨平、徳沢、横尾

上高地には3つのキャンプ場があります。小梨平キャンプ場は河童橋から5分程度という手軽さで、キャンプ道具、調理器具のレンタルもでき、近くに売店もあるのでテント初心者でも安心です。徳沢キャンプ場は河童橋から約2時間と少し離れていますが、広大な草地の中で思い思いの場所にテントを張れる解放感は最高です。徳澤園、徳沢ロッジの2軒の山小屋があり、売店やレストランも利用できます。テントや寝袋などのレンタルや常設テントもあり、ほぼ手ぶらでキャンプを楽しむこともできます。観光客の多い河童橋周辺から離れたい方におすすめです。徳沢からさらに1時間ほど歩くと横尾野営場があります。涸沢などの登山・トレッキングの拠点としても便利なロケーションです。いずれのキャンプ場も行程に高低差が少なく、トイレ、炊事場、近くに山小屋や売店などの施設があり、安心感が抜群です。国立公園内に自然をたっぷり満喫できるキャンプ場がある上高地は、テント泊初心者におすすめです。

スノーシューで歩く白銀の上高地

  • 絶景
  • スノーシュー
時 期
1月~3月
場 所
大正池、河童橋

上高地は11月中旬から4月中旬までの冬季は閉鎖され、公共交通機関では入ることができなくなります。登山者やハイカー、観光客がいなくなり、自然が静けさを取り戻す時期ですが、歩いてアクセスすることで、白銀の上高地の絶景を楽しむことができます。雪の上を歩く際はスノーシューがおすすめです。スノーシューとは、西洋かんじきとも呼ばれる雪上を歩くための道具です。スキー板より短く、軽くて幅が広く、浮力によって板が雪に沈みにくいように作られています。スノーシューを履いてスノーハイキングを楽しむおすすめコースは中の湯から河童橋の往復で、距離は約15km、5~6時間の行程です。アップダウンは少ないですが、標高1,500mの冬の上高地は厳しい気象条件となることもあります。はじめてのスノーシューや初心者の方は旅行会社のツアーやガイドツアーを利用することをおすすめします。

上高地で楽しむグルメと温泉

  • 温泉
  • グルメ
時 期
5月~10月
場 所
中の湯、河童橋、明神池、徳沢

上高地では温泉も楽しめます。河童橋より梓川左岸を下流側へ少し歩くと「上高地温泉ホテル」があります。もちろん宿泊できますが、外来入浴も可能です。源泉かけ流しで、内風呂と露天風呂があります。また、グルメを楽しみたい方には河童橋近くのレストランで食す、名物の山賊焼きがおすすめです。山賊焼きとは、鶏モモ肉を特製ダレに漬け込んで揚げ焼きしたもので、ジューシーでボリュームもある信州の郷土料理です。明神池のほとりにある嘉門次小屋のイワナの塩焼きも人気です。炭火でじっくり焼かれたイワナは香ばしく、頭から尻尾まで食べることができます。スイーツでは河童橋の近く、トワサンクの信州完熟りんごのアップルパイはお土産としても大人気です。りんご本来の味と香りをそのまま詰め込んだ一品でボリュームもたっぷりです。また、徳沢の徳澤園では行列ができるほど人気のソフトクリームもぜひ食べておきましょう。

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